第Ⅲ章ニューワールドオーダーⅤ
ニュイとの応戦に波が続く。
「
漆黒の黒焔を纏いマチャオの斬撃に翼を捥がれた天使の翼が塔に舞う。黒い十字架の一撃にアレインの魔術でも限界だ。
「・・・・・・クッ、防がれるかっ!?」
覚醒状態に入るニュイの一撃に猛攻をアレインが時間稼ぎに外殻に覆われた星の遺跡には”入れることは不可能星の意思による誰でもない”8人の王たちは苦渋の決断、ニュイに覚醒した聖剣の拘束も勢いを増す。
「雪”民”総”大”将”シン布団ちゃんッ!?
ニュイがその力を解放し、アレインも持ち堪えられない。ベルガモットも氷焔の二つの属性でもこれ以上の攻防戦は時間ももたない。
≪いやっ、勝手にシンドバッド的に言うけどさぁ、俺は梨民総大将な訳ねぇでしょ!?ましてや訳の分からん雪民とか不快だよっ、なんでそんなこと言うのぉ!う”わ”ああ”あぁ”あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっう”わ”わ”あぁ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ”ぁぁ”っシュガーの発作が出てしまうよ≫
「お前に決める権利はねぇ、私だ!今は聖剣、聖槍、拘束を解除に段階にギアをあげていくッ!キメセクッギァーアアアアッ!?」
黒い斬撃からの光束の一撃の威力に、ダルマイズゴッドが逆さ手に刃で防ごうとするが、ニュイの一撃をフリッグはタバコを吸いながら無詠唱の氷壁で一旦は立て直す。ニュイとの応戦に、レインも驚きはしない。
「
飛んでくる無数の斬撃の剣戟、衝撃波からの黒い波動に大爆発の紅蓮の焔をキングのバルムンクが斬った。
「
キングのバルムンクが難を切り拓くが、これも時間稼ぎだ。ニュイは神槍を手に玉座から一歩も動かずにその目には焔が灯されていた。
「私はッ頭の可笑しい視聴者がッアタマに蛆が湧いてるのかと思うぐらいに正直に腹立たしい、そうだろぉが!?梨”民”総”大”将”雪”民”総”大”将”布”団”ちゃんですッ!この私はここで朽ち果てるわけには逝かねぇっつんだろうが、この世をまともに生きている今を生きている社会人はそもそも視聴者はまともな連中は配信やライブは視ねぇよ、平日は働いてる、ノウノウと、ウトウト楽して稼ぐ時代は死んだ!!!!!!!!頭がおかしいKICHAEKGUYSの世話をするのも便宜を図るのも私の枷だッ、レイン!死ぬ気で、死ぬ気で、死ぬ気で最大に行こうぜ!」
ニュイは玉座から立ち上がって神槍が臨界点を向かた。王たちの危機に、星の遺跡から黒髪ADHD大海賊団が突き破ってきたのだ。
「遅れてすまない、星の遺跡内に行くのは1000年振りでな。ここの仕掛けもロジックは変わってなかった」
「お頭!?荷物も持ってきましたぜ」
首を頷いて木箱を開ける。ドンドンドンドンドンドンドンドン!木箱を打ち破り、箱の中からルヴィア・ヴェスタニエとヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーが出てきて、今まではこの中に隠れていたが、ニュイも驚く。
「おいッ、おどろんじゃすかねぇっんじゃ!?テゥエルターナー終結に導いたルヴィア・ヴェスタニエとヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーです、か」
「イヤ~肩凝るは、肩凝るは、初めて乗ったけど、あれがノアの箱舟日和ってる奴ゥ~いねぇーよなっ!?ハッハハハハハハハハハハハハハハ」
「シャントス、感謝するぜ。さって、箱舟に乗らせてもらってセンキュータツオ!」
この2人が出てきたこともあってニュイは聖剣を握りしめて、この2人は宿敵である。ニュイにとってヴェスタニエの祖であるルヴィア・ヴェスタニエとウォーカー家の祖を築いたヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカーは敵視以外何者もいない。
「1000年待たせたぞ、この時をな!?貴様らがここに入れるというのは予想外だったが、ここが死場だ!」
「おい、冗談は止せよ。オレたちゃおまんごときにヤラられるタマしてねぇぞ、オレはテゥエルターナー戦役を終止符を打たせた。ニュイ?いや・・・影法師さんよ、虚の玉座の景色ってどういうモンDAY?」
「聖剣拘束は確かにニュイだろうが、お前は偽物本物は?世界の管理者を支配して世界の中枢に居ずわりたいでくの棒はどこのGermanyやねん?」
ルヴィアとヴァーミリオンは人格剣を構える。シャントスたち10名も姿を見せる。現時点世界最強の王にして王直属の部下一同がシャントスを中心に武器を構える。
黒髪ADHD
船長:シャントス500億V$
狙撃手:ビッグニート20億V$
船医:タコス15億V$
操舵手:ケンケン28億V$
料理人:ニンポー30億V$
ウナちゃんマン
シェリフ親方
ウマゴン
ポンちゃん
サダ
計10名が聖人という称号を持つ世界最強災厄の黒髪大海賊団船員。
*ノアが先祖である。
「お頭!準備出来ましたで、ニュイの聖剣事撃ち抜けばいいんですか?」
「ビグニ、よく見抜け。撃ち抜け、風を呼んで、風が読んでいる」
シャントスは十字架を握りしめて左腕が巨大な十字架の大剣として地面に壮言鳴る音が響く。
ビグニ、ビッグニートは40代50代の見た目をしている120kgの巨漢が黒髭面の男性が目を開いて銃口に集中する。巨大な銀の鬣をした狼が銃の本体である。ビッグニートの子がKnghitsOfDarknessではロキ・ラタトスクの祖である。故にフェンリルの正統な後継者にして唯一扱える魔銃である。
「お頭、10人がこっちに来てもいいのか?お頭の狙いは別にある、オレはアンタと知り合って100年経つが・・・・一服するわ」
電子タバコアイコスを吸いフェンリルに銃弾を装填。神経を集中させてニュイを撃つ。正確なる弾丸、風が呼んでいる。
≪
風の弾丸がニュイの右手を撃ち、聖剣を床に落とした。神槍が臨界点を超えてことに料理人ニンポーが足蹴りをかます。
「アアアアッ”ア”ッ青鷲のニンポー!?無職43歳生活保護自給者所得で女好きの料理人ことニンポー、ドワンゴからNG出されてついに、来たのか」
ニンポーの氷を纏う足蹴りからの連続拳打ダッシュが神槍打ち砕く。
「
ニンポーの業はその足常節でもある。聖人の如く神ですらも撲殺天使の神業。
レインこと、布団ちゃんはおならと同時に実も出てしまい、悪臭にバブルヘッドの布団ちゃんは黒い数珠を腕に巻いて数珠の呪いを纏う魔剣がシャントスに牙をむく。
「ミャコ、この争いを止めに来た。俺に触れてみろ、キャル、出番だ!」
キャルの十字架の大剣はあらゆる奇跡の光だ。呪いですらも無効化にする。
「
漆黒の陽炎の残炎が塔を囲み、朱色の刀身の魔剣拘束解除状態がシャントスのキャルとぶつかり合い、シャントスは片手で大剣を振り下ろす。
「
白光の一撃がレインを突き刺す。一瞬の出来事だが十字架がレインを薙ぎ払う。
「ゴホッゴホッ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
シャントスはノアの子孫にして箱舟を操縦できる唯一の存在。ルヴィアとアガートラームにニュイはオーバー消費に耐え切れず吐血する。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッ、」
ニュイは偽物の器贋作の操り人形だがそれでも気合で立ち振る舞いが根性最強だ。
≪私とわたしというささえがあっても、おまえはこのていどだ。にゅい、おまえはふね、おりろ!どん!!!!!!!!≫
「ふ、ふざけるな!ざけんナッあああああああっ!!!!!!ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
≪ホレッ、見ろ。調子子過ぎだ。お前は自分を過信し過ぎだ。ニュイはどうした?このモルガンをもってしても本物のニュイはこの状況機転利かすぞ≫
「黙ってろ、エニカラの連中は口挟み過ぎだ。私の好き勝手にやらせろ、チッ。うっせェわっ!?レイン、戻れ」
≪了解だ、聖剣拘束かい?≫
「無論だ、ここで倒れる訳に行かぬ」
ニュイは奮い立つ、。聖剣全ての拘束、聖槍抜錨!その魔力を全て聖槍に集中させる。玉座から離れないのは聖剣起動させる装置である。
≪本来は星を撃ち落とすためのモニカを終わらすためだが、致し方なしです、か。星を落とし、星の創世に全聖剣聖槍拘束はアンタ自らも消滅のリスクをね≫
「12000%日和って奴いるぅ~いねぇよなっ!?全力で叩き潰す、私はニュイだ。モルガンが言う贋作ではない、正真正銘本物ニュイメンエスアドベンチャー、ティンコビンビンキョウミシンシン、さぁ逝こうぜ!!!!!」
ヴァーミリオンは不穏気に笑う。
「ハッハハハハハハハハハハハハハハ、こいつは相当やべぇよ」
≪笑い話で済ませるな、ウォーカー≫
「んじゃっ、キング!アレイン様!時間は稼がせてくれませんか?」
「え?時間稼ぎはあれほどやったぞ、マジっすか学園・・・イイっすよ」
「しゃーなしだなぁ」
アレインはジャラジャラと音が鳴る槍を地面に突き刺して錬成術式を描いた。キングとウォル兄弟は互いに剣を構えた。初代ルーラシア建国の祖に至るまで、小国ザガルグレネードの羊使いの青年王は剣一筋で生き残ってきた。
「さぁ、どうするや?枝豆にゃもったいねぇ」
ウナちゃんマンは50代後半の歯が抜けてスキンヘッドの男性。椅子から転げ落ちて頭を殴打するも立ち上がってタバコを吸いビールを呑む。
「はいっ、一発って訳よ。ここに黄色のTシャツ着ているヤツユイガイガイみーんなゴミだよ、ゴミだよ、お頭ァ!その覇気は隠し切れないンか?ククククク」
「ウナ、サダとポンに出陣を。手ごまを失う戦術はしない。そんなに怖いのか?アイツらが台頭する新時代を腐りきった新世界に降り立つアイツらを俺は素直にうれしい」
ウナちゃんマンはビールを呑みながらタブレットでサダとポンを呼ぶ。サダは196cmある大柄の細身の巨人。目が斜視で両目傾いてるが、視力はいい。ポンは90cmのレプティリアンの男性。口が開いている。ギザギザ歯にギザギザハートのジュリアにハートブレイクの古代に生存していた恐竜と人間の間に産まれたエンキが最初に知恵を授けたレプティリアンの子孫がポン。サダがポンを首輪につけて扉から出てきた。
「ハザーーーーーーーーーーーッス、インターネッツラブ、どんもー、サダです。」
「堀田しゃん堀田しゃん堀田しゃん」
「働けやゴミ共、お頭の命だ。ニュイがマジでヤバい事態だ。ヴァーミリオンとルヴィアに時間を稼がせる。当たって砕けろ、お前らの骨は供養してやるよ」
ウナちゃんマンはボロボロの青白いコートを着てサンダル姿でズボンは破けて、財布には小銭がない。歯が抜けて麦わら帽子をかぶって、肩をならす。
”新時代”ウナちゃんマンの覇気がニュイを卒倒させる。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
泡を吹くニュイに、レインこと布団ちゃんも危機を露に。
≪さすがはノアの箱舟のクルーだ。クルーズは最強です、か。勝者の価値観と敗者の価値観は認識が違う。今、ここに相手をしてもウナちゃんマンの勝者の価値観に負ける。≫
ブッブリュビュビュリュビュブブッ緊張のせいかおならをこいて実が出てしまっている布団ちゃんにニュイが起き上がる。
ウナちゃんマンの長男で、ユダヤの祖アブラハム《勇者トロ》も船に乗っており、勇者トロはエラム王国に行くまで遊牧民族で両腕に刺繡してとにかくオンラインカジノが好きで、オンカジ=違法賭博において勇者トロしかいないぐらいの知名度を誇っている。アブラハムの若き時代ユダヤを束ねる以前はド派手な両腕に、龍や太陽の入れ墨を彫ってオンラインカジノや案件の業者を装うなどして、女性にナンパや、キャバクラ嬢に貢ぎ、居酒屋ではツケ払い船医のタコスは尻に花火をぶっ刺して火花が散って逝く中でケツに花火を大量に突っ込んで爆音の火花が飛ぶ中で治療行為として、タコスはエイボンの教えを守る弟子の一人だ。
「オメェにゃ相当の魔力消費に体力の消耗、落ち着け。俺が治す。船長の人工透析も俺が手伝っている。船長のPHA値がバグッてるくれぇ高かったのを覚えている。船長は人工透析の患者にADHD診断で障がい者1級だ、俺が面倒診るのは医者としての務めだ」
タコスはニコニコ生放送”新世代”を代表する王であり、シャントス空席の座に就いていたが、この男は医者として医療が優れている。
「船長、俺に治せねぇ病はねぇよ。シャンミー、俺がこの箱舟に乗って医者としてここまで来た。KnghitsOfDarknessは引っ込んでイロハ」
「その通りだ、ウチの医者の言う事は聞いてくれ。ニュイの時間を稼いでくれたのは嬉しい。ウナ、シェリフ親方、新世代がそんなに怖いのか?覇気なんて隠すもゼンカイジャーでイクッ!」
シャントスの覇気は世界領域の範囲で他者を怖気づかせる。吐き気を催す邪悪の気を持っているノアの子。ノア本人であり、ゾハールの教えで箱舟の船長。
「はいっ、一発ゥ~マグロはよぉ、キ”ン”モ”キンモーだよぉ、マグロはよぉ中落が旨いんだよなぁ・・・・中落をうまさ知らねぇバカは喰うな」
「あいよー、ニュイの聖剣を落とせばいいんでしょ?お頭」
「シェリフ親方、得意の手コキでニュイを落とせ、イカせろ、お前が舟に乗っている理由はPEXの48秘奥義を会得しているからだ、努々忘れるなよ」
「あいよー、チーズ臭いのが自慢だけどねぇ、まぁケンケンが診断してもらったけど魚臭いというのか磯の匂いがするってね。ニュイと布団ちゃんを叩けばいいんでしょ?ねぇ、ちゅうしょー第2波が来るってマジっすか?」
シェリフ親方は鮮やかなピンク長髪に麦わら帽子をかぶり、片手剣にヴァンダムの使い手。AK69の名手であり、長身でヒールを履いている。スタイルはよく、美乳美尻でハリツヤが艶い。親方は銃に銃弾を装填。船では航路の案内人。航海士の役目でウナちゃんマンとは葡萄酒を盃交している。
ニュイは布団ちゃんも神槍はすでに臨界点を超えていた。
「謀り、フィオリアッテド!?ここまで追い詰めたのはお前の策略か?」
「正解だ、お前がホンモノであろうがニセモノだろうが、世界の管理者をまとめるのが俺だ。ガイシはこの世界に不要だッ!ドン!!!!!!ニュイ、今なら懲戒で免じてあげる。だがな、世界を操って我がもの貌で占領するならテメェを俺がぶっ潰す!!!!!!」
フィオリアッテド本当の名はヴァンダム・エスタンス。後にエスタンス家が世界の管理者を束ねていくのだがニュイはボロボロで吐血した状態で、聖剣を握りしめる。
≪チャント!流石にブツブツの連中も糖質でウザイなぁ、線香花火のようにブロックやタイムアウトすればいいッ!!!!!!ニュイ、腹を潜れ。全て解放し、拘束外すとなると”新世代新時代の王”俺たち老害は死場を求めるが、ニュイ、テメェはどうなんだ!?ケツ拭けるなら、俺も貫く≫
「無論だ、無論だ、このようなところで終わる?笑止千万、笑わせるな!ニュイは何度も転生を振り返ってこの
≪時間稼ぎ終了だ、双方、手ごまもないだろう。それでイイ、俺の人生レイン・アクシア・ローレン・パターソンという英雄の勇士が叫んでいる。テゥエルターナー終結を導いた人間、ストリーマー競輪最強王決定戦無敗の13冠王の布団ちゃん、頼む!オレの全てをくれてやる、その幸せをつかむ、希望、夢、俺のこの受け取りやがれ!≫
布団ちゃんもその聖剣拘束による接続は最大魔力分とニュイは奮い立ちあがる。
シャントスは真の覇王としての王の覇気隠す気は一切なく、人工透析3回朝9時の透析を終えてタバコを吸い、十字架の大剣を担いでルヴィアの時間調整まで間に合った。
「
神速の聖剣の斬撃をルヴィアのアガートラームが無に還す。モードチェンジの状態もルヴィアにとって不安定で大幅に魔力を食う切り札。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、時間間に合っただけでもイイ、あとは私がやる」
両腕をアガートラームに切り替えて息を整え深呼吸する。ルヴィア・ヴェスタニエは神代の英雄にしてヴェスタニエ初代当主。アレインの母親でもある。
「
星の遺跡を貫き、ニュイごとその銀腕が全身に力を賭けて重力で突き落とす。無数にして無限の重複世界での拳の剣に纏う焔がニュイをその霊核を討ち抜く!
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
「やったか!?流石に、あの拳ではもう・・・・」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
ニュイは倒れた。その霊核に損傷をきたして立ち直りも不可能。
≪ニュイ、勇敢に最後まで戦い抜いた。GG≫
これで終わりだと、ふと思ったがまだまだ受けれ気分ではなかった。
ニュイは全身ボロボロで目がつぶれて腕も垂れ下がっている。
―――――――星域―――――――
星の遺跡のその奥には新時代に”新世代”星の天蓋には宇宙クリエイターの原神が住んでいる。ヒトミもクリエイターに生み出された存在。
虚の玉座の本体がそこの城の中央に鎮座している。誰も座っていない殻の玉座星の内殻に地表から生命の活動エネルギーが産まれてくる。
見惚れぬ金髪の長髪に視通す青い眼を持ち、黒いコートを着てその女性はニュイを見てうつろぐ。
「与える側と与えない側八方塞ぎに天蓋に落ちる星を眺めるのは悪くはない。作る側の責任創られる側から見る責任とあるだろ」
シルエットでしかその輪郭はヒトミである。
「エスタンスによる革命、お見事だ。ヒトミ様」
「あぁ、そうであったなぁ。ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”」
星の城の城主にして最優のクリエイターヒトミはグラスを傾けながら笑う。
ヒトミは原神の星にして原初の星々を産んだ空に何もない暗黒から光を産んだ。
「ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”」
ヒトミは地球。星の王にして星に愛された一番星。一番大きい天球に剣が突き刺さっている。ヒトミ本人たち星の息吹が集う玉座にて青く輝き銀河の輝きを放つ9尺の長剣が玉座に突き刺さっていた。
「聖剣・
宇宙自体というゼロの虚を創世し仕上げこんで生命体をクリエイターしたヒトミは玉座の剣を眺めていた。
――――――――大いなる
魔術師が去る前にこうは言った。
「地球という星は希望に満ち溢れている、今を生きる人類には希望を、今を生きれない人類には救済の魂を。ヒトミ?いや・・・真祖の姫沼姫殿下クルル・エトワール・カナンウェルン私は殿下が成長するのを密かに見守りましょう」
「でで、でで、でも・・・・・・ッ!ここ…怖いよ・・・」
「なぁぃ、何も怖くはないさ。姫よ、いつかお分かりになられるでしょう。人類には希望を救済が詰まっている。ヒトミ様がその宇宙を創世し仕上げこんだ惑星に私も少々お尽力いたしましょう」
大いなる魔術師はそれ以降顔を見せなかった。漆黒に影がボンヤリと不器用な人間で寡黙であったため予後不良も後で知らされた。結局何も手掛かりは残せなかったが大いなる魔術師は生きている。多重世界に存在する空間が重複する電子的空間内に意識は生きている
大いなる魔術による奇跡の
謎多き魔術師はヒトミをクリエイターに仕上げこんだ。
「私の子供たちもまた、出会いと別れを繰り返すのか」
「たった今、ニュイはルヴィアに敗れました。星に近づきましょう」
「下がれ、シャントスたちもか?私の船を簒奪した大馬鹿な連中だ来たら来れ策ぐらいは講じる。姉君は?」
「姉君は礼拝堂です。礼拝堂の真下に飼っている霊長類の殺人技巧者と舐め合っています」
「シャントスはADHDだが、アイツは頭のキレがいい。故にノアの子孫だ」
「・・・・・キララの、えぇ、御伝いたします」
メイドは去っていく。キララ・エトワール・イシュトヴァーンはヒトミの姉にしてこの城を束ねる契約主君。
真たる原生聖なる右手の
キララはその右手は星の魂の声であり、あらゆる知性体の創世と破滅を繰り返す輪廻転生腕。
ヒトミはスターバックスのキャラメルフラペチーノのストローを咥えながら庭園内の椅子に腰を掛けて行く末を瞼を閉じた。
その頃、
ヴァーミリオンはヤレヤレの表情で剣を構える。ニュイはカナンの大門に指をさす。
「聞こえるか、KnghitsOfDarkness・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ最後にだが門のもこう側に行きたいのなら私がこの命を支払って開かせてやるッ」
目も潰れて腕も折られ、槍を引きずっているが布団ちゃんが代わりにレインを人格開始させる。ウマゴンはウマ面の青年で肉体派の一員だ。嗅覚が優れている。
「向こう側から滝が流れているよ」
「潮だ」
「言ったろ、カナンの向こう側とは龍の中、ノエルの胎内をさす」
「潮の匂いだ、お頭!」
「船のメンテナンスも済んだことだ。出発時間までタイキシャトスでよろすぃ」
「星の内海、そういうことか」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ私も残り少ないガキ様らを星に活かせる事ぐらい容易いさ」
ニュイは霊核に罅が入ってもう立ち上がることですら難しい。鉄のカーテンが敷き詰められ鉄のカーテンの大門が閉ざされて日南の鐘を鳴らす。
♪ドラゴンエネルギー♪
布団ちゃんことレインがアコースティックギターでその音色が日南の鐘を鳴らす。ドラゴンエネルギーラスボス決戦アレンジverを弾き語ってルヴィアが鐘を鳴らす。
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