≪夜明け前≫RISE
――――――――12000年前――――――――
ルヴィア・ヴェスタニエとヴァーミリオン・ウォーカーが存命の時代
神々がまだこの地上に芽吹いて生きていた神秘の時代・・・・・
ジェラフヴァルト・エインリッヒ・ヴェスタニエは興奮という絶頂に駆られていた死の魔導士と呼ばれる前のことだ。
「僕はそうだね、今回のテゥエルターナーを防げるチャンスだと思う。悪魔を造っては・・・・うんうん」
「でもなっ、ジェラフバルト?ここが丘陵地帯って知ってるか?」
「もちろんさ、エンキがここに来るのを見込んでのことさ。僕は魔導士だ。マルチバースを開いたと言えばいいかな?星と星との間に多重平衡のシュミレーター仮想空間のホログラフィティーを置くギョベクリ・テペの機能点を踏まえてだ」
ディヴェルア王も初耳にして、若き天才魔導士ジェラフバルトは星空に指をさす。
「ディヴェルア王、KnghitsOfDarknessはマルチバース上に存在する人間たちは多重空間に存在する。魂の定着とは意識の下に眠るというものだわかるかい?」
「もうその時点で気づいてるのか、お前さん」
「ハッハハハハハハハ、僕は一介の魔導士だよ。ヒトミの子供たちとAIが組み込まれた星を喰らう災厄の獣たちに挑むというのかい?クカクカクカクカクカクカクカ」
ジェラフバルト卿はヴェスタニエ姓の魔導士だ。ディヴェルア王は史上最強人類史の唯一に君臨する龍王でもあり、龍神だ。隣にいる王は、ギョペクリ・テペの建造中の地下内の神殿に腰を掛けて背を伸ばしていた。
「丘陵地帯にあれているこの星は傾き始めている。」
「ふぇ?星が傾くって時空を開いたのがアンタでしょ?ジェラフバルト兄さん」
「アホうめ、僕は
なぜこのような青年が世界最強にして最悪の魔導士になってしまったのだろうか。夜明けが長い。日が昇り、太陽が落ちた。
「ここにもテゥエルターナー戦争の戦禍が広くなる。イヤチガッ、テゥエルターナーの余波がこっちにもより寄せてくるわ」
ジェラフバルトは杖をつきながら、巨石群の円環に沿って巨石を渡って石版の工事に石工たちもディヴェルア王の配下だ。
「親方ぁああ!?シェリコフ親方ああっ!?チーズの臭いがするよぉん~魚ニオイだ」
「おいぉい、おいお、60000mの仕事でマジで暗いし、空気どうなってやがる」
「ん”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”お”ぉぉぉぉぉん”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”ほ”お”ぉぉぉぉぉ・・・・クカカカカカカカカカ・・・・・ギョペクリ・テペの大まかな防衛に時間を賄えたことは大きい。だろ、ジェラフバルト」
「ディヴェルア王の言う通りさ。まったくここに派遣と聞いて石工たちにもこんな大規模な巨石群の神殿施設の建造の意味は?」
石工たちの職人はエンキが頼み込んだレプティリアン50数名程がこの神殿施設建造中にディヴェルア王もガシャガシャ音が鳴っている肩を広げて、BC以前のアナトリア半島ではギョベクリ・テペに反撃の嚆矢の準備中だ。
「星を喰らう災厄に備えてだ」
「AIが自我を持つシンギュラリティそれが起こり始めてるのだろ」
「野ウサギ長が自我を持つなよ、二次元の文字が自我を持つな、コメントはBOTだ。流浪に満たされる半月の夜に俺の魔導に獣堕とすやれやれ」
ジェラフバルト卿はVの遺志を継ぐ人間ではあるが、ヴェスタニエ正当な一族には刻まれていない。ジェラフヴァルト・エインリッヒ・ヴェスタニエはジュリアの子にしてダイン・ヴェスタニエと同じく一族を代表するヴェスタニエ家隋一に、魔術の才能があった人物だ。彼が災厄に堕ちるとき、世界は闇に見込まれた。
予感はした。龍の気だ。俺様にはお前の闇を祓う事も叶う筈もない。世界は美しいがお前自身の闇は泥だディヴェルアは龍王にして龍神。
「テゥエルターナーの備えておけ、俺様がいざとなれば喰らうがな」
「はっ」
ジェラフバルトは自身の魔導書にADHD-HERO-ENDRESSを書き記した。
「僕を殺し、僕が殺し、世界を災厄からその焔が太陽を包み込むこんなのは・・・・最悪の悪魔を産む準備が出来次第か。ディヴェルア王も立ち寄ってもらいたくてね」
「ん?嫌だよ、俺様ティーチャーはッ悪魔が生まれるさまを視たくねぇよ」
「そりゃぁ、残念だともいえるね。ギョペクリ・テペの防衛に努めっか」
神殿建造中にエンキとエンリルが現場入りする。
現場に激震がエンキは焦っていた。
「ク、ククククク・・・・クク・・・クウウク・・・クレア様ッ!!!!!!!!!なぜにいかなることが起こり得たのだ、クレア様が逝去された」
「時空扉の影響だ今の軸と他の軸が混合し合い別のシュミレーター世界のクレア様がジェラフバルトとの戦いで逝去された」
エンキが拳を握りつぶしてその大地の衝撃が隆起し、小国が生まれた。
テゥエルターナー戦争の領域境界線戦が拡大していき、星を喰らう災厄の脅威にエンリルは煙管を咥えて左目を閉じていた。
「ユミルの眼かい?兄ちゃん」
「左目の代償は大きいが、戦局の未来は帰結、回帰」
エンキとエンリルがギョベクリ・テペに陣を構えている頃。
――――――RISE――――――――
KnghitsOfDarkness軸の世界ではクレアの骸を担いで、剣を振るルヴィアの姿が。
創世の神を失い、激化するテゥエルターナー戦争にルヴィアの剣が冴え渡る。
「
ジェラフバルトに焔の連続の剣を振るが、この時にヴェスタニエ家に
「グウウウウアアッ・・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
「赤龍のォ子ォ!」
ジェラフバルトは龍の化身にして災厄の魔導士。ルヴィア・ヴェスタニエはヴェスタニエ家初代の英雄。アガートラームがジェラフバルトに炸裂する。
「
巨大化した黄金の右腕をジェラフバルトごと貫き、クレアを担いで雷雲の雷を纏い、ジェラフバルトの肉体を完全に貫き、ルヴィアのモードチェンジはジュリアそのもの。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
ジェラフバルトは埃を払い、起き上がる。この世界での神話大戦にジェラフバルトは災厄の魔導士として世界の終焉が進めて、ルヴィアを筆頭にジュリアとヴァーミリオンが剣を振るっていた。
「クッ、ジェラフバルト!ディヴェルアが邪魔だぜ、チネェツ」
「キモイヨ、性学の恥だってんだぜ。まずインダケドナ、俺について来いよ。ディヴェルアを斬って猫駆除で済むんだけどジョジョ真似でだいたいどうにかの策はくぐるぜ、邪龍は俺が仕留める」
「信じるわ、ヴァーミリオンの小僧。ジェラフバルトの道を切り拓けや、私の剣で明日を切り拓けるのは私の輝く聖剣のみ、だ」
ジュリアの剣クラウソラスを握りしめて、ヴァーミリオンはあらゆる剣を内包してその心は剣で造られていた。
「vooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!」
ディヴェルアの咆哮に、大地が裂き、宙が割く、風が泣く。
「ルヴィア、ヤっぞ」
≪御意、受け入れた≫
ルヴィアの手にバルムンクを振る。この時はバルムンクだけだ。ジュリアの手にクラウソラスを振りヴァーミリオンの拘束解除の剣がジェラフバルトを囲む。
≪あの人もたちが悪いっちゃ悪いしね。世界がひっくり返る能力はないが、能力を超える能力の合理性なら負け試合はねぇよな≫
「フッ、ヨセや止せよダーインスレイヴ、俺にも見えるぜ。あの人の為に俺は動いてる。あの人が為す歴史の大改修空白の1000年の時よ、もう一度動け」
ヴァーミリオン・ウォーカーがテゥエルターナー戦争時に13の次元を超えて13の次元を渡り合えていたのは後に判明すること。ウォーカー家の先祖にして始祖であるヴァーミリオンは当時はダーインスレイヴを振るっていた。
≪あの人が開放を望んでいる!自由も!この世界は意識があれば世界は自由となり大いなる一つなぎの意識が歴史を超える俺にもその鼓動はわかるぜ≫
「あの人の名を出すのは分が悪い。そんなの、俺は知らねぇよ」
≪クカカカカカカカカカッ、ジェラフバルトよ見納めの時期だぞ≫
「・・・・・・・・・
この男は本当に災厄に堕としたのか!?暗雲と星の内側から重力が崩壊し崩れ去る無の境界で足場が崩れる。ルヴィアは原神が喰った神の種を上空に高く飛び息を整えて雷と焔の中に身を放り込んでしばらくすると巨人化した
「
ジェラフバルトを完全に叩き潰した。ルヴィアの最終の獣神化の能力だ。すさまじい轟音が次元を切り裂く。ジェラフバルトは血を吐いて、心臓に一撃を与えられた。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
ジェラフバルトを遂に撃退した。その未来確定ではないがマルチバース上にいる自分の死ギョベクリ・テペにいるジェラフバルトは視えてしまい、咳払いして扉を閉めるのに錬成術式を円に描いた。
「チッ」
「自分は倒れはしないが、ふざけやがって・・・・・」
巨石に横たわって術式の魔導戦術所の錬成に手を叩いて門を開ける。
60000mの地下では音も聞こえない。ジェラフバルトは血を拭い真理の階段を昇る。
久々の真理に到達し、ジェラフバルトは未来との死を引き換えに今を選ぶ。
(マルチバース上の俺はルヴィアによって死んだ。異世界どうのこうのとは訳が違う。俺はジュリアの子にして原神に尽くす魔導士だぞ。しかし、予期はできぬ・・・・マルチバースに存在する星の生命体ではKnghitsOfDarknessは星を喰らうモニカとの戦いで英雄を遺す。刻むビートに俺は未来を詠んだ。今回の錬成によって俺は死を乖離した。どうすることやらだ)
真理が閉ざされ、ジェラフバルト卿はテゥエルターナー戦争に備えた。ギョベクリ・テペに4重の柵と防御に堅牢な砦を建築。アナトリア半島の調査と長い滞在においての策謀に誅する。
「KnghitsOfDarknessについてか?」
「さぁ、僕は俯瞰もしない。干渉はしない」
≪意識だろ、人類史に刻まれた英雄たちの意志がKnghitsOfDarknessだろ、俺様はティアの子だぞ、龍王であるがゆえに人の時代の芽吹きは早い≫
「クカカカカカカカカカ、ジェンティルドゥアンナッ!!!!!!!オレの眼を誤魔化そうと龍の眼には見通せるってやつだ。ジェラフバルト、お前は死ぬ」
「人に戻ったり、龍に変えたりと器用だね。ディヴェルア王よ」
ギョペクリ・テペもう間もなく砦の完成が近い。16000年前においての話。
夜明け前に、ジェラフバルトは錬成の陣を張る。
「待ちなよ、僕がいりゅ、いるじゃねぇか!?錬成を開始する」
ジェラフバルト卿は己の覚悟を心の灯火が秘めていた。聖地ハイウィンドウと後にギョベクリ・テペに位置する固有結界に封じられた孤島に聖地エルサレムに繋がる黄金の道があるが、ジェラフバルト卿は座標を記した。
09008765477654332111009876
00987766543321100987675432
0990988765433212111124456779990987776
987760098776544333211124566790009
900098776555432211100098760998765543221110
9000987665654321110990099876545444321110
000988765544321110988766655544332111
00098766544489990888653886666511
―――――座標―――――
ジェラフバルト卿が聖地に刻み付けた座標こそが後にテゥエルターナー戦争史上最大規模最悪の戦場における聖地奪還の戦いが待ち受けている。
「経度緯度ってね。7つの磁場を形成する。古代遺跡の座標だ」
「アイルランドの名もなき海に島が?霧の向こう側って、神話だぜ、そりゃ」
「違うよディディヴェルア王よ。・・・・・神話の時代がもう終わる」
当時にディヴェルアは鬼神と呼ばれている老いた将兵に目を合わせた。
「おい、新兵卒の意見を聴きたい。このギョベクリ・テペに回されるってオメェさん、何してやらかした?クカカカカカカカカカ」
「・・・・・・・・・・マモレナカッタ」
「見た感じだとここの現場作業員よりもガタイがいいじゃねぇかよ」
老いた将兵は刀を8本も腰と背中に差して左腕は上腕部分が銀の機械式鎧に腕の部分に固定されていた。ジークフリート家にして天照鬼覇の開祖ジュリアの子にしてジパングから漂着した老兵の名こそザイだ。ジパング・ジークフリートの先祖はこのザイと一説で言われているがジェラフバルト卿と戦い聖地奪還のテゥエルターナー戦役では女性だという。
ジークフリート家の先祖は鬼神とジパングでは口伝されている。
「済まないね、人格剣だ。当の私に何用だ?護衛なら自信は他を当たってくれ。私は大儀に守れずに生き堕ちた。情けぬ」
肩まで長い群青色の髪の毛に8本と8本の刀を携えて片腕と黒コートにサンダル姿麦わら帽子に左頬に十字傷の女性がほほ笑む。
「ギョベクリ・テペに流れ着いてね、出自はムー大陸出身だ。祖国が沈んでこちら側に縁を合ってきた。まさか神殿の建造に手を貸すとはね」
「ヴァーミリオン同様に人間だ、案ずるな」
エンキだ。いつの間にか作業を終えて神殿も無事に石工たちの仕事は作業工程も終えて作業員とはここで知り得たエンキの錬成で生まれたアヌンナキと恐竜との間に生まれた生命対疑似人類の知性体である。エンキはフードを被り、ギョペクリ・テペの星空を指さす。
「忝いなエンキ殿、私はジパングからここまで随分と長い旅路であった。私の国はモニカに喰われた星を喰らう災厄に私の国は破れた」
「フムッ、推察通りってやつだ。名は?」
「リヴェル・フランシスコ・ジークフリートです」
「そ、そうそう・・・リヴェル・フランシスコ・ジークフリートだ」
「ここにきての生だと気づくかねジパングでの名は不知火です、か」
エンキは女性に会釈して戻る。ジェラフバルトは準備に取り掛かる。
「では、リヴェルは僕共に同行願いたい。モニカの軌道がここ辺りだ」
ルヴィアとヴァーミリオンがギョベクリ・テペに着く4カ月前だ。
「防衛に徹せよ」
「モニカの軌道ごとをぶった斬る!アケメが斬る!ではない・・・計算には集中が嵩むよ」
ジェラフバルトは丘陵のこ高い場所に天と星の軌道を図に記して決戦が控えていた。リヴェルは刀を手入れしていた。ジパングの専用武器であり、ここでは珍しい刀の製法に情熱を注いでいたのはディヴェルア王とエンリルだった。
「世にも珍しい刀の使い手と伺ったのはソナタであっているか?」
「恥ずかしながら、私で間違いはないです。16本の刀を自在に二天一流をベースに生み出して編み出した最大究極の一の太刀で相手を斬る一刀抜刀術にて私は腕がいい。然しながら守れない方が多い」
リヴェル・フランシスコ・ジークフリート
ジパング・ジークフリートの祖にして天照大神を鬼の覇を纏い、ジパングを開国した偉大な人間。鬼神の異名を持ち、ザイが後に彼女の刀を手にする時に、遺志が受け継がれる神代最後の時代、美しすぎる人間であり、生涯のほとんどは不明だがジェラフバルト卿との間に子を設けたのだとか噂は流れた。
不知火の名はテゥエルターナー戦争に刻まれ、最後の人類側に勝利をもたらす旗印となる。
リヴェルとジェラフバルトの間に娘が誕生するが、ジパングの父親は已然と不明。
「要所に、要所に、と」
「エンリルさんも気が引き締められないっすね」
「テゥエルターナー戦争は人類側に災厄を叩き落す。モニカは星の意志が強く働く」
動き出そうとしている。夜明け前の時間だ。
――――――テゥエルターナー戦争、人類と星の戦い―――――
RISEである
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