第9話 知りたくなかった偉い人



気付きたくなかった真実に気付いてまたひとつ大人になった5歳児です



気付きたく....なかっ....た......!!







まぁ、居ないのでなんかやらかしたんだろうとは思ってたけどな

日頃の行いって大事~~



現実逃避の小旅行から帰還したら本日の大目玉


神様降臨風代行業神官長による民への祝福


恩寵おんちょう


なんだっけ意味は神様とか君主からの恵みとか慈しみだったはず



副神官曰く

これが出来るかどうかが(都市部の)神官長になれる基準って言ってた


見習いから神官になるに祝福が使えるようになることって有るんだって

まぁ恩寵も神官スキルの祝福の進化?派生?なんだってさ


ただ祝福から恩寵になるかは生まれ持った職業適性とスキル適性の高さが物を言うって世知辛い世の中だがね




と言っても適性というのが

そもそもその人の性格だったり行動性から導かれてるようなものだし



わざわざ人助けをしに行ってると思う人と

困ってる人に手を貸しただけと思う人では適性に関する経験値の集め方が違う訳で~


一気にどーーんと100狙うのとコツコツ1積み重ねて行く感じ?

100も経験値が狙えることはほとんど無いけど

1ぐらいの経験値ならそこら辺に有るからいつの間にか100ぐらい溜まってたとか

そういう違いが適性に出るらしい


まぁ、神の判断と言われてるので此方の世界では詳しく調べる人がいないので

らしいとしか言えないんだけどな






ここの神官長の適性の高さがすっごい腑に落ちないけど



曰く

もともと神官に適性が有ったとか

若い頃の戦争時に回復役として走り回ってたとか

戦争時の孤児を助ける為に孤児院を作るよう国を脅してたとか

敵国の兵をボコボコにしてたけど命までは取らなかったとか

神官より聖騎士の適性が高いとか



眉唾ものっぽいけど事実も結構あるんだって



孤児院の子でも知ってる事実だと

元貴族(ここの前領主の兄)とか

街の聖騎士より強くて修練と言ってはよくボコボコにしてるとか

ここの孤児院は神官長の私財で建てられたとか






知りたくないことも多いけどな!!





特に血筋な!!



たまに教会に豪華な馬車と仕事しろクソ叔父と叫ぶ領主と

教えろ大叔父と叫びながら剣を振り回す領主の息子


領主のとこって神官長と言い領主の息子と言いたまに神力高めな適性の人生まれやすいんかねぇ~


領主の息子....長いな息子でいいや

息子たまに副神官長に15世で武術習ってるんだだが神官より聖騎士の方が適性高いだろうか....





神官長とお揃いだね☆て言ったら....





すっごい悪寒が突然きた....!!


知らない方が良いことってあるよね☆

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