第62話 さくらの心情 その3

 私は颯太さんへの、返信メッセージを打ち込んでいる。


「今は、県境前ですか!」

「あと少しで……同じ県から離れてしまいますね(泣)」


「けど、凄く太い赤い糸で私達は結ばれているから、問題ないですね!(*^▽^*)」

「愛していると言ってくれて、私は嬉しいです❤」

「思わず……彼処ぞうさんがピクンと跳ねてしまいました❤❤」


「安全運転でお願いしますね☆大好きな颯太さん!❤」


 私はメッセージを打ち込んだ後、確認の為に読み直してみるが、私ながら凄く熱いメッセージだと感じた!


(赤い糸や彼処の言葉もしっかり入れたし、颯太さんも私の事をもっと意識してくれるよね♪)


 私はこの思いが颯太さんに届きますようにと、願いながら送信ボタンを押す。


(直ぐに返信来るかな❤)


 しばらくの間、スマートフォンを離さず、私は颯太さんからの返信を期待したが、返信が来る気配は無さそうだ……


(既読マークは直ぐに付いたけど、返信は来ないな……)

(どうせだったら、返信を催促する文面にして送れば良かったな!!)


 私は最後の文章を『安全運転でお願いしますね☆大好きな颯太さん!❤』と打って送ってしまったから、颯太さん中では急な返信は、不要だと感じたのかも知れない。


(あ~~、失敗したな~~!)

(けど、まだ家に帰る途中だから、仕方ないか!!)


 私はこれ以上メッセージを送っても迷惑だと思うし、それに……


(颯太さんから返信が来なければ、アレをしても良いよね!///)


 私はスマートフォンを机に置いてからベッドに腰掛け、パジャマのズボンを下ろす。


(うん…。颯太さんのことを思って、しっかり求めている!///)


 女性向けショーツの中で存在をPRしている、私の生殖器。


(久しぶりにしようかな!///)


 私はショーツも脱いで、ショーツの押さえつけから解放された、私の生殖器を慰め始める……

 少し強めに刺激を与えながら……上下にさすって上げると、快楽と颯太さんの思いが一気に強くなる!!


「颯太さん! 好きです!!❤」

「今は私の手ですが、何時か続きを颯太さんの手でして貰います!!❤」


 私はそう言いながら、生殖器に刺激を与え続ける……


「うっ……最近、全然していなかったから、もう限界が来そう!!」


 私は刺激を与えるのを一度止めて、部屋に中に有るボックスティッシュを取りに行き、それを私の側に置いて、再度刺激与え始めるけど……


「颯太さん……!!」


 直ぐに絶頂の頂点を感じ、私は急いでティッシュを数枚取り、生殖器の先端にティッシュを押さえつける!!


「んっ……!!」

「!!~~❤❤」


 私の“ぞうさん”の鼻が脈を打ちながら、押さえつけているティッシュをどんどん濡らしていく……


「……凄い!❤」

「今まで、学校のイケメンさんを意識して刺激を与えていたけど、颯太さんを意識した方が凄く出た感じがした❤」

「私の気持ちは本物なんだ……❤♪」


 鼻からの放出が済んだ後、私は先端からティッシュを離し、それを広げて見てみると、私の思った通り、かなりの溜まりが出来ていた。


「ふふっ!」

「私は男の子なのに、颯太さんで慰めちゃった!!」

「これからは颯太さんが、私の意識する人です!!」


 私は新しくティッシュを取り、拭き取れなかった部分を拭き取り、生殖器を綺麗する。

 ショーツをはき直し、ズボンもはき直す。

 私の分身さんは可愛そうだけど、そのまま部屋の中に有るゴミ箱に捨てる。


「ふぅ!」


 私は満足をしたため息をつき、この心地の良いまま就寝する事を決まる。

 やっぱりと言うか……颯太さんからの返信は来なかった。


(しまったな……颯太さんの写真を撮っておけば良かった!///)


 私はベッドに入った直後、そんなことを思う。


(そうすれば……あっ、でも、写真より意識する方が気持ちが強くなるか!!)


 颯太さんは私より年上だし、それに超イケメンと言うほどでも無い。


(現実も良いけど、思うだけなら、私の王子様の方が良いよね!!)


 本当にしばらくの間は、私自身が慰めなくては成らない。

 颯太さんの写真が有れば良いに決まっているが、思う方が多少の修正が加えられる!?

 私は今日の事を思い出しながら、眠りについた……

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