「お兄様私の愛するレオ様、そして大好きな人達を殺さないで！！」

「なっナターシャ！お前なんで魔界にいるんだ。ずっと探していたんだぞ。それに悪魔を庇うなんて」

「お兄様お願い、人間と悪魔の戦いなんてやめて下さい」

「ナターシャあまり喋らなくていい」

「レオ様ご無事でよかった」

そしてナターシャは意識を失った・・・。

「ナターシャ！お前どこへ妹を連れていく！」

「早く手当をしなければナターシャが逝ってしまう」

「お願いだ魔王妹を助けてくれ！」

「ああ、必ず助ける。戦いはこれで終わりにして欲しい。人間と悪魔共に仲良くしていきたいんだ・・・」

「わかった・・・魔王様か？」

「レオでいい」

「レオありがとう。俺はアレックスだ。これからよろしく頼む。お前ら戦いは終わりだ」

「リーダー何言って？」

「魔王様が人間と共に仲良くして行こうって言ってるんだ。これ以上ムダな戦いはなしだ。わかったなみんな！これからは双方協力して暮らして行こうぜ」

「リーダー。わかったよ」

「ああ、これから皆よろしく。では私はナターシャを助けなければいけないので失礼するよ」

「レオ、妹を助けてくれ」

「ああ、必ず助けるよ」

「ありがとう・・・感謝する」

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