第6話
「いえ魔王様の大事なお客様なのでナターシャ様とお呼びさせて頂きます。私の事はサリーとお呼び下さいナターシャ様」
「ナターシャ、サリーの言う通りにするといい」
「わかりました。サリー改めてよろしくお願いします」
「ナターシャ様よろしくお願いしますね。それではナターシャ様お部屋に案内しますので魔王様失礼致します」
「サリーよろしく。ナターシャまたあとで会おう」
「はいレオ様」
「ここがナターシャ様のお部屋になります」
「サリー、このお部屋はレオ様のお妃様のためのお部屋ですよね?」
「はい、そうですが今のところ魔王様にはそのような方がいらっしゃらないのでナターシャ様がご使用になられても問題ないかと。魔王様がご使用になられても良いと
レオ様の妻になる方のお部屋のはずなのに私なんかが使っていいのかしら?
それにしても、すごく広くて素敵なお部屋だわ。
「ナターシャ様ご夕食は一緒にと魔王様が仰っていました」
「わかりました」
「その前にナターシャをお磨きしなければ行けませんね」
磨くって私を?
「ではナターシャ様早速ですがお風呂にしましょうか」
「ええ」
そして私はサリーに全身くまなく文字通りに磨かれました。
庶民の私にとって人に体を見られ洗われ磨かれると言う生まれて初めての出来事に思いっきり戸惑いを隠せなかったのは言うまでもない。
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