☣☣目から鱗の雑学エッセイ集☣☣

第12話 大衆は愚かだ！

あいつは性格が悪いよね・・

だいたいケチだよ・・

なんか、臭いんだよね・・

評判良くないよね・・

大人はよくやりますよね・・

誰かの悪口を言って、絆を強めるやり方（笑）

子供のイジメでも、同じ事をしますね。

まあ・・基本、大人が手本だからね・・（笑）

誰かを非難したり排除して支持を集めるのは

政治家の常套手段です。

あのヒトラーだってユダヤ人を非難し、排除し

て国民の人気を得たのです。

民衆はこういうやり方に扇動されやすいのです。

歴史がそれを証明していますよね。

ヒトラーは著書「我が闘争」の中で書いています。

”人間は賢い、しかし大衆は愚かだ。”

一人一人は賢いとしてもその人たちが集団になると

馬鹿になってしまうんです。

なぜなら大衆は簡単に扇動されるからです。

・・人類は皆兄弟・・

この言葉だって兄弟になれない人は排除する

と言う強迫が含まれてるんです（笑）

ところが我々は・・

無意識に排除されることを恐れているんです。

いつでも、どこでも排除の恐怖が付きまといます。

そうなんですよ！

その恐怖を使えば人は動かせるのです。

人が3人集まると社会が構成されるそうですから、

そこから排除が始まるのです。

だってそうでしょう。2人に手を組まれたら・・

残った1人はいやじゃあないですか・・

家庭でも、教室でも、会社でも、地域社会でも、

国家でも・・・

人は無意識に排除されない側に着こうとします。

世界を見回しても、明らかに悪質なリーダーが

圧倒的な支持を集めてる事例は枚挙にいとまがあ

りません。

数の多い方が正義だという理屈は怪しいのです。

思い出して下さい・・ヒトラーの言葉を・・

”人は賢いが大衆は愚かだ！！”