運命を変えようとしない、悪役令嬢もの

 読ませていただきました。
 やや変化球な『悪役令嬢もの』ですね。文章が読みやすく、一話一話も適度な文量と内容で纏まっており良いと思います。
 元のキャラの作為的なものかは不明なものの、推しキャラに憑依してしまった主人公が手紙に従い。ありふれた『運命を変える』でもなく『悪役を演じて』破滅に向かってレッツゴーな精神は新しくて笑いました。

 ……少し前に流行り、やはり『悪役令嬢もの』と一括りにされてしまうジャンルではございますが。今後の展開で、より素晴らしい独創的な作品にできるかと存じます。

 どうか、今後も素晴らしい文章をお書きになってくださいませ。