「ラン」

「これだけ影があれば好きなだけ攻撃出来るな!」

ランは微笑みながらロンジンに言った。

「ラン、油断は禁物だぜ」

「分かっているさ。」

ランは微笑みながら8つ目の場所へと向かう。

ランの位置から見えるのは8つ目の左半身だ。

8つ目の1番左目が見えた瞬間ランは早々に攻撃を仕掛けた!

「行け!シャドーホーク!」

影で出来た鷹が8つ目めがけて飛んで行く。

「ラン!いきなりかよ!」

「ただの牽制だよ。」

鷹が8つ目に当たり激しい音が鳴り響く。

ドカーーーーーーーーーーーーンッ!!!

「距離はこの位で十分だな。」

その時8つ目の雄叫びが聞こえた。

ヴォォォォォォォォォォォォォーーー!!!

「誰かが目を潰したか。方角的にレント君だね。本当スゴイ少年だな。」

「ランも相当スゴイけどな!」ロンジンが言う。

「じゃ俺たちも本気で潰しに行くか!」

そう言うとランは影を集める。

影と言う影を集め攻撃態勢に入る。

ランからは8つ目の左目が見えていた。

「シャドーゴスホークス!」

ランの掛け声で一斉に複数の大鷹が8つ目めがけて飛んで行った!

しかしランの攻撃は止まらない!

「シャドージャベリン!」

そう言って巨大な槍状の物を飛ばした!

8つ目の1番左とその隣の目をあっさりと潰した。

もう一度8つ目が雄叫びを上げた!

ヴォォォォォォォォォォォォォーーー!!!

「完全に破壊出来たなこれで残りは1番上と弱点だけだな。」

「さすがはランだな!あっさりやってしまったな!」

「これもマコト君のおかげだよ。こんな竹林作れるんだからね。さあリン達と合流しよう!」

「そうだな!ユーカって子がヤバそうだったからな...」

ランとロンジンはリンとユーカの元に向かった。

その間もランは影を集めながら移動していた。


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