「謎の玉」
レントは謎の少女の事を考えながらベットに入った。
(少女が目玉を作り出してるのか?だとしたらどうやって?そもそも少女って何才なんだ?それにフィウは今はハッキリ言えないと言った。目玉の作り方は分かっているって事だよな...)
考えているうちにいつの間にか眠ってしまっていた。
フィウはフラウに問い詰められるもホントに何も答えなかった…
「少女ってそこまで分かっていて何も分からないじゃ話が通らないじゃないか!ホントはどこまで分かっているんだよ!」
フィウは黙ったままだった…
ただ一言「今じゃ無いんだ…」
その一言を最後に何も話さずどこかに消えてしまった。
「大精霊王様も何を考えているんだ…
レントは毎日毎日目玉を倒しているっていうのに何を隠してるんだ…」
某所にて。
「また簡単に壊されちゃった♪この玉さえあればまた作れるけど♪なかなか強いのができないなぁ~...」
少女が謎の玉を見ながらつぶやいている。
レント宅
目を覚ましたレントが問う「フラウ。」
「どうしたレント?」
「大精霊王はほとんど分かってると考えて良いよな?その上で何かを隠しているって事だよな?」
「僕もそうだと思うよ。フィウも何か知ってるだろうけどホントに何も話さなかったからね...」
「一体どうなってるんだ...毎日毎晩目玉が現れる、それが少女の遊びって少女は寝ずに目玉を出し続けている事になるよね?」
「そうだね…夜だけじゃなく昼間でも目玉が出る時があるからね。」
レントが少し考え込んだ様子で話し出した。
「少女が生み出してるなら少女が起きていて何かをしないと目玉は出ない。目玉はこの町以外には出ていないんだよね?」
「その通りだよ。ただ、この町ってだけで場所は特定出来ない...」
「やっぱりフラウでも場所の特定は出来ないか...」
またレントは考え込んだ。
「レント...ごめん...」
「フラウが謝る事じゃ無いよ。」
レントは笑顔でフラウに返した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます