どこかしら不穏な空気を感じながら読んでいたので、ラストで会社の正体が明かされた時、意外に感じながらも、納得できました。このような、裏社会の人間の日常を描いた作品は大好きです。
　やっている仕事は人殺しでも、ちゃんとビジネスとして成り立たせていたり、年越しそばを一緒に食べたりと、そういう「普通」な部分が現れているのが良いですね。キャラクターの体重が乗っている、という感じがします。
　今回描写されたのは、オフに近い姿ですが、先輩は仕事をバリバリこなせるんだろうなぁというのを想像してしまいます。そう言う余韻のつけ方も、魅力的でした。

　最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

最後の最後に。
彼は何人やってるんだろ？
こわー。

誤字報告です。
「二審でお願いできるか」⇒「ニシン」