第57話 検証5
「…戻ってきた」
潜って出た場所はベットの隣。つまり使用した場所だ。
温泉入るとか体験するとかしなくても扉で戻っちゃうのか。
時計を見ると30分経過したとこだった。
魔法を使う。
魔力を見ると魔力は回復していた。
「やば…」
あっちに戻ると回復。これは確定だ。時間じゃない。行くと回復なんだ。
魔法使い放題だ。やば。
っとそれどころじゃ無い。もう一度使ってロトの確認しなきゃ。
その前に魔力を減らそう。
…………カタログギフト出しまくろう。体験だけじゃなくても商品欲しい。
とりあえず100冊、後は食べ物の続きかな?アイスを100万分に野菜、和菓子に洋菓子、そしてチョコ!!
居酒屋のメニューやファーストフードそんな感じで手当たり次第取り寄せしアイテムボックスに仕舞い込んだ。
よし!じゃあもう一度あっちの世界に行くぞ。
カタログギフトをペラペラ捲る。
ここ良さそう。
休憩スペースが個室お食事処の物があった。
ここの申し込み番号を入力し日付選択画面に移る。
1週間後かな?………あれ?当選した場合振り込み日っていつ?もう一度行かなきゃいけない?
うーむと悩み3週間後を設定した。
名前を入力し、OKボタンを押す。完了しますか?にはいを押す。
「日帰り入浴コースご予約の橋沼様ですね。かしこまりました。4階に大浴場と露天風呂がございます。休憩場所としまして個室のお食事処をご利用頂けます。お食事は12:00から13:00、お食事処にてご用意致します。お時間になりましたらお越しくださいませ。タオルは大浴場にございますのでご利用下さい」
「ありがとうございます」
そう言うと早々に個室のお食事処に移動した。
時間的に食事は出来ないが休憩は出来るらしく個室へ案内された。
扉を閉めるとアイテムボックスからタブレットを取り出す。
スイッチを押し電源を入れる。
うードキドキする。
タブレットを操作しネットバンキングにログインした。
……………。
やば。
私、もう何にもしないで生きていけちゃう。
残高は13億3623万6400円と表記されていた。
ATM行きたい。お金下ろしたい。どこ?どこにあるの?
なんでも買えちゃう。
行き放題買い放題!!
にゃーーーーーー。
落ち着け落ち着け。
アイテムボックスから飲み物を出し飲み干す。
とりあえず…カタログギフト色々買おう。待って、家に送ったらバレちゃう。いや、バレてもいいんじゃ無い?警察沙汰でも分からないんだし結局私だし。
というか買いたい。
少し悩みはしたがこんな便利なの他には無いと買うことにした。
まずはお菓子のカタログギフト、2000円のお手頃価格の物から10万円する旅行用のカタログギフトまでそれはもう色々。
もちろんATMが利用出来る宿泊施設も探した。そしてそれがあるカタログギフトも。
買いすぎてカードの限度額超えたかもと見たらカードの限度額は元の金額だった。そのかわりネットバンキングの残高が減っていた。
ふむ?
とりあえず今回はこれでいいかとホテルを出ることにした。
宿に戻ってベッドの上に倒れ込む。
「疲れたー」
回復したての魔力を使って早速カタログギフトを出した。
値段色々あるな。
ベッドの上に広げられたカタログギフトを見て腕組みをする。
まず明日ATMからお金を下ろすでしょ?
それ使った後ギルド行ってSランク冒険者の顔を見てその後に使う?
どれから行く?一人で?灯里誘って?でもこれ泊まりが多いよね。灯里の休みに合わせて使う?
その前にこれについて誰かに聞いてみる?誰に?私が知ってる渡り人って灯里の他には高梨さんと春子さんと相良さんくらいしかいないな…。
灯里が知らないから高梨さんも分からないよね?そうなると相良さんか春子さん?
春子さんは商業ギルドに居るから忙しいよね…。
となると相良さんかな?
まぁ気軽に聞いてみようっと。
そんなこと考えながら横になった。ウトウトしいつの間にか眠りに落ちた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます