第10話夢

最近、今ままでの事は、夢だったのかな?と

思うようになっていた。

梨花なんて存在しなくて、

すべて妄想なんじゃないかな?と


俺は最近

キャバに通い続けてた。


先輩は奥さんとは仲良くて

だけど、キャバ嬢のクリオネちゃんに

ハマってた。


キャバ嬢でいいかな?

お金出して、その時間だけ楽しんで、

自分に自信を付ける

アフターでカラオケに行ったり

お酒を飲んで、ラグビーして。

このままでいいかな?って、


ベッドサイドのシャープペンをクローゼットにしまった。

今となれば、実際だれのかは分からない。

タイミングが悪かったんだ全て

中2

友情

裏切り

嫉妬


1番、感受性が強かったから


同じ事が20歳で起きたら

もっと違ったかもしれない、

だけど、

連絡先を知れなかった事は

よく考えるとすごい。

誰も口を割らなかった

誰かが、梨花を誰にも渡したくなかったのだろう


1人じゃ無いかもしれない梨花を隠したかった、人は


たまたま重なり俺は運悪く

梨花に近づけなかった。

全ての人が大恋愛をするわけじゃない。

片思いでも、俺は他人が驚くほど

1人の人にこだわった、

頑固な俺だ、

そんな夢をみてたんだ。

誰でも好きな物があるように

俺はクリオネがすきだ。


休日

水族館に1人で行った

クリオネを見るために。

生で見るのは、初めてだ。

想像より可愛いかった。

バッカルコーン、

こんなに可愛いのに、怖い一面がある

そんな説明が書いてあった

俺は梨花の綺麗な所しかしらない。

梨花のバッカルコーンをみたら

とっくに今ごろ知らない彼女と同棲でもしてたかな?

そんな事を思いながら涙が溢れた。

なんなんだろう

もう10年以上経つのに。

こだわり続けた俺

裏切りや嫉妬、嘘が許せて無いから

こだわるのか?

ただ、好きなのか?

夢なのか?

夢かもな。

自然に任せよう。いつか

クリオネじゃない彼女を連れて水族館で、バッカルコーンの話しをして

驚く彼女を見て、抱きしめよう

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