8月30日(金)
〈陽菜乃視点〉
シュン「ネーさん!」
スーパーの中を歩いていると
懐かしい顔に「あぁ!」と思わず声がでた
「久しぶりだね!またお遣い?笑」
シュン「ですです!笑」
「俊君に会うのは久しぶりだよね!
なんかカッコよくなったんじゃない?笑」
シュン「またネーさんさんは!笑
あっ!明日の夜って何してます?」
「えっ…明日?」
シュン「明日、友樹達とまたあのバーに
集まる事になってるんですよ!
だから、ネーさんもどうかなと思って!笑」
「明日か…」
明日の夜は0時を過ぎればウサギの誕生日だけど…
ウサギはバイト先でお祝いするみたいだし…
「行けたら顔だそうかな?笑」
シュン「絶対ですよ!笑
ウジ男と草食男子がどれだけいい男になったか
みせてやろうって話してたんですよ!笑」
「ふふ…笑
楽しみにしてるよ」
俊君は「約束ですからね!」と言いながら
スーパーの出口へと走って行き
その姿を見送ってから
「可愛いなぁ…」と呟いて買い物を続けた…
彼氏であるはずのウサギの誕生日になる瞬間
私はウサギの友達とお酒を飲んでいるんだと
想像したら「何ソレ…」と
自分でも知らないうちに言葉にでていた…
・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます