3月15日(金)

〈ハルト視点〉










言われた時間の少し前にお店に行くと

入り口付近に数人の男女のが立っていて

近づいていくと一人の男が声をかけてきた






セイ「お前もオープニングスタッフ?」





ハルト「そうだけど…ソッチも?」





セイ「そう!俺は成泉だ!」





ハルト「陽兎…」






成泉と言う男は煌まではいかなくても

カッコイイ顔をしている…

煌が彫刻みたいなモデル顔なら

コッチはイケメンタレントみたいな感じかな…






セイ「陽兎も大学生だろ?

  俺は○○大の今年3年になる」






ハルト「同い年だよ、○○大の春から3年だから」






レイナ「○○大なんだ!友達いるよ!

  あっ!アタシは玲奈ね成泉と同じ大学の3年!」







玲奈はハキハキというかサバサバしていて

挨拶の後に手を差し出され「宜しく」と

俺も手を握って挨拶をした…






セイ「お前らも挨拶しろよ!

  今日から働く仲間になるんだし」






成泉の言葉に後ろに立っていた

切れ長な目をした男が数歩歩いてきた


 




ハジメ「俺は○○大の3年の玄だ…

  あんま話すのとか得意じゃねーから

  あれだけど…別に怒ってるとかじゃないんで」

 




セイ「いや、ずっと真顔でいるから

  なんか怒ってんのかと思ってたよ!!

  陽兎来るまでマジかよってビビってたし!笑」







成泉は何となく仁に似ている気がした…

明るくて周りに気を使って冗談を言う所とか…






セイ「でっ?君は??」






モモ「桃です…○○女子大の…今年2年生です…」






レイナ「一個下なんだ!何でも聞いてよ!笑」






セイ「いや、お前も今日からだから一緒じゃん!笑」






まだ会ったばかりだけど

大学の友達とは違った雰囲気の奴らで

このバイトは楽しくなるような気がする…






( ヒナが言ってた通りだな… )








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