執筆メモ

第8話 自作無双チーレム小説の主人公に転生 with姉ちゃん

自作無双チーレム小説の主人公に転生 with姉ちゃん　＃幼児期スキップしたらステータスが最初のまま!?　＃現実はゲームじゃないんですよ女神様！

　このメモを除いて21作品目は異世界転生もの。

　ノクターン版　男女比1：30世界でパパ活男子やってます　を公開し、次の新作を考えたとき、あまり労力を割かずに書けそうなものとしてこれに決定。

　プロット自体はかなり初期にあって、多分 さめ！サメ！鮫!?　－魚類最強は異世界でも最強だった－の辺りにはもう思いついていたかな。その頃に2話目の途中まで書いていた。ただそれ以降のストーリーがつじつまが合わない、展開が無理やりすぎるという理由で放棄してた状態。

　それでもそこをクリアすれば面白くなるんじゃないかという思いを捨てきれずに時折ファイルを取り出してこね回してた。

　今回これを完成させようと決意したのは、ストーリーに無理があるなら、それを承知で強引に進める練習にしようと思ったから。

　自分が他者の作品、特にコメディやギャグものを読むときは小さな矛盾なんて気にしないんだから。さらに言ってしまえばどうせ大して読まれないなら多少の完成度を上げるために時間をかけるよりも、どんどん新作を書いていった方がいいはずであるし。

　短編・中編は起承転結が全部決まってから書く形でもいいけど、長編でそれをやると、とにかく時間がかかることが分かってきたから、何とか適当に書いてつじつま合わせは後で考えるくらいの技術をみにつけたかった。　

　その観点からあえて本作を選択。

　出だしとオチは決まってたわけだから、後は間をどう適当に埋めるかの勝負。

　執筆もとにかくまずは頭から書いていく、矛盾点は後で実はなんとかだったとかで適当な補足をいれればいいと自分に言い聞かせながら進めていた。

　おバカ系主人公の一人称スタイルというのもそれには合っていたと思う。大抵のことは高校生男子だからしょうがないよね、で済むだろ。

　実際、今までの作品が細かい引っ掛かりの解消に時間をとられて1日で500文字も進めばよい方だったのが、今回は執筆日には1日で1000文字くらい進んでいた。

　そのせいでその話でいきなり古代魔法とかまったく考えてなかった設定が出てきたり、お金がないからピンチになったという次の話で別の問題を金で解決したぜみたいな矛盾を堂々とさらしたりという出来ではあるが（後者はさすがにフォローは入れたが）。

　結果

　全11話　49707文字　で完成

　二ヶ月以上かかってると思うが、5月以降は仕事が忙しく執筆に入れる日が少なかったことを思うとまあそれなりの速度ではないか。

カクヨム

11日かけて公開。

11月30日時点で

フォロー2名

第一話26PV

第十話が最小PVで3PV

星は0

♡は2名に8つ入れてもらったが、どうも新着なりで目についた人にお近づきの印にと♡を送るスタイルの人からのものらしく、実質は0ではないかと思う。

　カクヨムは全話読んでくれたのが3名かな。

　第一話からの継続率が1割という結果。

　デスですに続き、一番重視する継続率がひどいことに。

　一方、なろうだと意外とよい結果に。

なろう

カクヨムの後に投稿

ブクマ2名

総合44pt

評価4名で40pt

いいね　最終話に1つ

感想1名から

UA　403人分

　継続率は不明だけど、感想（それも好意的な）をもらえてるということはその話の8話まではすくなくとも60点以上はとれているということだし、評価点も良い。

　総合ptは二桁だから底辺作家のままだけど、評価者4名全員が10点付けてくれてる。過去最高の割合。

　前作のパパ活男子が過去最低の平均5点だったばかりに。

　UA403ということは実際に本文に進んでいる人なんて半分程度。そこから4名が高評価してくれたというのはかなり良い割合なのではないか。

　多分ライト系の異世界ファンタジーのファンはなろうの中でも一番くらいに評価や応援コメントを振る舞ってくれる人たちだとは思うが。

　タイトルからして、さらには今どき第一話が女神さまとの対話する話などという、異世界ファンタジーのテンプレを熟知した人に向けての作品なので、ちゃんとその層に届いて評価してもらえたということ。

　さすがにこれ以降に入る評価は下がってく可能性が高いだろうが。そこは心構えしておく。

　知名度がほぼ0のカクヨムでは新着欄しか人に気づいてもらえないから、その層に届けられなかったという結果か。

　この結果を見ると、なんか一度、オーソドックスな異世界転生ものを書いてみたいという欲求が生まれてくる。

　タイトルは

古き良き異世界ファンタジーをきみに　～チート全盛り奴隷ハーレムリバーシ無双プリンもあるよ！～

　とかどうか。今でも探せばあるんだろうが、ランキングにはそんなに出てこなくなっちゃったんだよな。無いなら書かねば。

　本作の反省点はタイトルかな。

　最初に思いついたwith姉ちゃんのキーワードが気に入ってたため、他の候補を考えてなかった。

　振り返ればゴロはいいが、訴求点が弱い。お姉ちゃんにチーレムを邪魔されるけど、それはお姉ちゃんが本当は弟のことが大好きだからですよ、というのは売りになるはずだがその線を押し出せていない。

　もう一方の作品の売りはもらえるはずのチートが手に入らなかったから知恵と勇気で乗り切りますよ、というものだけどうまく伝えられてる自信はない。

　まあ一環して姉と弟の関係性は崩さずに通せたと思っており、そこは満足してる。今後他の作品が当たればそこからの流入で100ptは越えられるだろ。