子犬のワルツ

さぁ 始めるよ?


アップテンポの軽快な三拍子

アクリル板を傾けたら

色とりどりのビー玉たちが流れ出す

ポンッ と板を跳ね上げると

ピョンッ と弾ける 極彩色の硝子玉


弾ける笑顔

響く笑い声


遊び疲れたら ほら

ベッドの上に寝ころんで

いくらも経たないうちに

舞い上がる 枕の羽根

止まることの無い動きに合わせて

空中を優雅に舞い泳ぐ


アップテンポの軽快な三拍子

アクリル板の上には

転がり続ける 虹の欠片

ポンッ と板を跳ね上げると

ピョンッ 飛び跳ねて

宙に浮かぶ虹の橋


さぁ そろそろお片付け

夢の時間は瞬く間

それでも なお

響き続ける 幸せな笑い声



*********************


はい。

お久しぶりでございます。

忘れていた訳ではない・・・・訳ではない・・・・訳では、ないはず・・・・

音楽を聞いてイメージを、という心の余裕が、なかなか無かっただけです。

はい、言い訳でございます。


さて。

今回は皆様ご存じ、ショパンの【子犬のワルツ】。

わたしの曖昧な記憶によると、子犬が自分の尻尾を追いかけてクルクル回っているのを見て、思いついた曲だとか。


なのに。


犬の【い】の字も入れなかったワタクシ(笑)。

イメージがね。これだったのです。

この曲を聴いても、ワンちゃんはワタクシのイメージの中にさっぱり出てこなかったのだもの、仕方がない。

まず浮かんだのは、ビー玉。

それも、様々な色の、たくさんのビー玉。

そして、そのビー玉でキャッキャとはしゃぐ子供たち。

遊び疲れて寝るかと思いきや、今度は枕で遊び始めて、そのうち枕から羽根が飛び出し始めて・・・・

という。

そんな感じです。


子犬が自分の尻尾追いかけてクルクル回っている光景も。

子供達が楽しそうに遊んでいる光景も。

どちらも幸せの象徴な感じがします。


この曲は、弾いても聴いても、穏やかで幸せで気持ちが満たされるような、そんな曲だと、わたしは思います(*^-^*)

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