第15話 ゲーム世界からの脱出

「サポートデスクから警告。深刻な自我改変を観測しました。深層心理の演算量が規定値を越えています。規定に従いシステムの強制再起動を開始しました。

カウントダウンを開始…プレイヤーはログアウトポイントまで脱出して下さい。繰り返します…」

「沙織ちゃん…この世界、‥サイバーDIVEが崩れてるわ。」

「うん、早く脱出しなきゃね。」

 私は深層心理の欠片と表層心理の欠片を握りしめた。

「タイムリミットまでにログアウトポイントまで、たどり着けば現実世界に戻れるよ。絶対に帰ろうね。二人で…」

「ええ、約束するわ。」

 するとリヒト=ユニコーンとメンフクロウのミネルヴァが顔を寄せてくる。

「もちろん、キミ達も一緒だよ」

 私達は頷き合って、確かめ合う。まだゲームをクリアしていないし、現実世界に戻るまで、油断は出来ない。

「ログアウトポイントの場所は分かる?」

「マップを見てみるわね。」

 ユリィは宙にマップをプロジェクションしてログアウトポイントを探している。

「えーっと…あったわ。ここから歩いてだと、とても遠くて絶対に間に合わないわね。」

「じゃあ、どうすれば良いの?」

「沙織ちゃんはまだ聖騎士のスキルを使える?」

「うん、大丈夫だと思う。」

 私は聖騎士のスキルを確認した。

「リヒト=ウィング。これって、空を飛べるようになるんじゃないかな?早速、装備してみるよ!」


光の精霊よ

聖騎士サオリが祈りを捧げる

大空を舞う自由の翼を我に授けたまえ

「リヒト=ウィング!」


 するとリヒト=ユニコーンが純白の魂に姿を変化させ、バプティスムの鎧に吸収される。聖騎士サオリを包み込むように聖なる両翼が生まれ、大空に向かって解き放たれた。

「やった…これで翔んで行けるね。」

 ありがとう…リヒト=ユニコーン。私の大切なお馬さん。

「それで、ユリィはどうかな?空を翔ぶ事は出来る?」

「沙織ちゃん…堕天使って天界を追放された天使なんだけど、その時に罰として片方の翼を奪われた。だから、空を翔ぶ事が出来ないのよ。正確に言うと片方の翼だけ残ってるから、風に乗れば宙を舞う事は出来る。」

「そっか…」

 どうしよう、自分の力で翔べない…だったら。

「私がユリィを抱えて、ログアウトポイントまで翔べば良いんじゃないかな?」

「なるほど、それならログアウトポイントまで行けそうね。」

「じゃあ、しゅっぱーつ♪」


 私はユリィを抱き抱えて、翔び立った。深層のダンジョンは先程の戦いで、天井に巨大な断裂が走っている。そこから抜け出すとフィールドの外へ出た。

 やっと帰れるね。帰ったら何をしようかな。ママも百合ちゃんも元気だよね。スマホの充電してたっけ?フォームナイトの新シーズンもあるし、お土産話が沢山あるんだ。

 沙織ね…結構がんばったんだよ。聞いてほしいな。

 帰ったら楽しみがいっぱいだ。


 しばらく翔んでいて気付いたことがある。

「ユリィ重いね」

「えーっ!そんなに重くないよ!」

「ユリィってケーキ好きだよね、何のケーキが好きなの?」

「ケーキかあ…ショートケーキも捨てがたいし、モンブランも好きなんだけど、やっぱり、ガトーショコラかな♪濃厚なチョコが口の中でとろけて…あぁ美味しそう。」

「ガトーショコラ!私も好きだよ♪やっぱりチョコって美味しいよね♪フフフ…ケーキの食べ過ぎで太ったんじゃないの?」

「太ってなんかないよ!ケーキだって1日五個までって決めてるし」

「五個!?やっぱり大食いなんだね…」

「グルメ界のファンタジスタは常に舌を肥やしてるのよ。まず朝のティータイムに食べるでしょ。お昼のブレイクタイムに食べて、ディナーのデザートに食べるよね。」

「あと二回は?」

「夢の中で二つ食べちゃうよ」

「夢の中?」

「夢の中でね、私は冷蔵庫の前に居るの。そこに女神様が表れて、あなたが食べたいのは黒のガトーショコラですか?それとも白のホワイトショコラですか?って聞かれるの。」

「それで…どっちを選ぶの?」

「結局選べなくて、両方食べちゃうの。朝起きると、冷蔵庫のカニカマが無くなってるのよ。不思議よね」

「何それ」

「ダラクノダテンシは何故堕落したのか。女の子にはね…秘密が沢山あるの。」

「ただの食べ過ぎだよ」

「暴食のユリィと呼んでね♪」

「アハハ♪」

 あぁ、何か久しぶりに笑えたかな。ゲームをクリアするのに必死だったから、どんな冗談でも嬉しい。

「ユリィ、ログアウトポイントにもう着くかな?」

「うん、だいぶ飛んできたからね。もうすぐ着くかな」

「そっか、ありがとう。」


 その時、闇が忍び寄って来た。

「何か聴こえる…これは賛美歌?」

 聖歌隊のように幸せなクリスマスを連想させる歌なら良かったのに…これは嘆きの唄だ。時空に埋もれる皆のホンネ。


滅びの預言書

第一節 審判のイカヅチがあまねく降り注ぐ

第二節 希望が失われ、絶望も失われる

終末節 誰も生き残らず、サイバーDIVEは再構築される


絶望の信徒よ。聖騎士を逃がすな。


「敵だ!」

「ライブラリ照合…これは、暗黒騎士アナフェマの残留思念。ダークサイドの残響よ!」

 散り逝く騎士の情念が行き場を見失って、執念深く追跡してくる。一人だけじゃない、無数に蠢いて、漆黒の影が空を覆い尽くしてる。

「大丈夫!ログアウトポイントまで逃げ切ろう!」

「間に合わない…速すぎて、追い付かれるわ!」


 光が、希望が失われれば、絶望も消える。世界の再構築には、全滅が必要なのだ。

「逃がさないぞ…聖騎士サオリ!」

「どうして!何で、そこまでするの!?」

「理由なんて、目的なんて、忘れてしまった」

「聖騎士を滅ぼせ。光を閉ざせ。」

「我々はダークサイドの残響」

「光を滅ぼす事が我々の使命」

 嘆きのエコーが夜空にコダマする。

「サオリ!何を言っても駄目だよ!あいつらは敵だ!ここまで来て…絶対に負けるもんか!あと少しで脱出できたはずなのに、許さない!」

 闇魔術スキル発動…高速詠唱

 漆黒のよぞらをオオウ‥ヤヤアナコタサアハタナラヤチ‥眼下の敵に審判の時が訪れる。眼下の敵に裁きのイカヅチを与えよ!

「ライトニングボルト!」

 見たこともない巨大な暗雲が生まれて激しい紫電を放っている。ユリィがこんなに強大な闇魔術を使えるなんて信じられない。ユリィの憤りが闇魔術を増幅させてるのかな。

「ぐっ…邪魔をするのか!ダラクノダテンシ!お前も闇魔術師ならば…闇魔術…そうか!感謝するぞユリィ!お前の怒りが我々に勝利をもたらす!」

「えっ…」


絶望の信徒が持つ滅びの預言書を紐解く

第一節 審判のイカヅチがあまねく降り注ぐ

第二節 希望が失われ、絶望も失われる

「預言は果たされた。目に焼き付けろ。これが絶望の信徒だ!」


 ダークサイドの残響達が一斉にナイフを取り出して、自らの首筋を半分に切り裂いた。首筋から吹き出す霧が雷雲に吸い込まれていく。雷雲は悪意を吸収して、世界を滅ぼすイカヅチに成り果ててしまった。首が切り裂かれた絶望の信徒がユリィに言い放つ…


お前のせいだ


「あぁ、わたし…そんなつもりじゃ」

「ユリィ!ユリィ!しっかりして!」

 雷鳴轟く暗雲にプロジェクションされる。地上でイカヅチに打たれて、死んでいく人々が…愛する家族、親友、大切な人々が逃げ惑い、結局黒焦げのシカバネとなる。

「ごめんなさい…ごめんなさい」

 腕の中のユリィは後悔していた。自らの憤りが世界を滅ぼすキッカケになってしまった。

「沙織ちゃん、ごめんね。わたし…耐えられない」


さようなら


 ユリィはワタシの腕の中からこぼれ落ちて、滅びの大地に墜ちて行った。堕落の天使は再び天から追放された。初めは神の意思で、今度は自分の意思で。


 ダラクノダテンシは大地に舞い降りた。自分で望んだ結果だ。

「疲れちゃった」

 大地に横たわると、無機質な身体に凍てつく大地がピタリとくっついて、気持ち良い。何だか眠くなってきた。瞳を閉じて、今度は幸せな夢を見よう。

 真っ暗だ。でも微かに何か見える…何だろう?

「ユリィ」

 誰か呼んでる?

「漆黒のゴシックロリータ!佃煮まみれの女の子!グルメ界のファンタジスタ!ユリィはどこなの!コソコソ隠れてないで出て来てよ!一緒に脱出しようって…約束したじゃん!ワタシを一人にしないでよ!」



「誰が佃煮まみれの妄想堕天使よー!!」

「あっ!居た!居たよ!見つけたよ!見つけたぞー!」

「沙織ちゃん…私は決して佃煮食べながら、堕落の妄想なんかしてないよ!」

「えっと…ごめん、勢いで無茶苦茶な事言っちゃって、でも私だって、必死だったんだから!ユリィが勝手に行っちゃうんだもん。私、必死で追いかけて…寂しかったんだよ」

 思わず涙ぐんできた。

「ユリィのバカ」

「うぅ…気まずいわ。…右目が、右目が疼くぞ!堕天使の魔眼がー!見える、闇のシモベが見えるぞ!沙織ちゃん、危ない!後ろ!!」

「えっ!後ろ!闇のシモベよ!沙織が倒してやるぞー」

「…誰も居ない」

「沙織のバカ」

「ぷっ…アハハハ♪」

 良かった。これで元通り、仲直りできたね。


 地上は凄惨だった。空を覆い尽くす暗雲は太陽の日差しを全く届けてくれない。果てしなく広がる暗闇は昼も夜も関係なく大地を蝕む。

 新緑の木々は光を失い枯れ果て、温かな日差しは遮られ、身体も心も凍りつくように寒い。地を這う獣も天を舞う小鳥も、断末魔のような警戒音を発している。実りの作物も病に侵され、人間達は生きていけない、まさにこの世の終わりだ。

「私のせい、なんだよね」

「ユリィのせいじゃないよ。悪いのは…いや、誰も悪くないのかもね。」

 絶望の信徒。あの人達も闇という役目果たしたんだ。皆が自分の信じる最善を尽くしてる、その結果は常に上手くいくとは限らない。

「誰がなんと言おうと、私はユリィの味方だからね」

「うん」

「ユリィ、怪我は無い?」

「うん、大丈夫よ。衣装も汚れてないし、片翼もほら…」

 ユリィはダラクノダテンシの片翼を伸ばした。

「サオリは?怪我してない?」

「ワタシは…大丈夫だよ…」

「嘘だ!ちょっと見せて!」

 よく見ると聖騎士サオリは見ていられない程、傷付いていた。ウルスラの盾は瑠璃色の光沢を失い、暗く淀んでいる。バプティスムの鎧は滅びのイカヅチの影響で所々が黒焦げで、純結晶の輝きを失っている。しかも鎧を貫通してサオリの身体をイカヅチが貫いている。

「ちょっと鎧を脱がせるね」

 丁寧に聖騎士の防具を脱がせる。そっか、君たちがサオリを滅びのイカヅチから守ってくれたんだよね。ユリィの友達を守ってくれてありがとう。今は少し傷を癒やしてね。

「サオリ…痛いところ無い?」

「寒いよ、凄く…すごく寒い」

「大丈夫、私に任せて」


堕天使の片翼よ

かつての名残を呼び起こせ

天使の癒しを

ダラクノダテンシの片翼が傷付いた聖騎士をフワリと包み込む。


「あぁ、温かいよ、地上に降りてからずっと寒かった。ユリィありがとう」

「良かった、早く元気になってね」

 寒かったよね。日差しが届かない世界だもんね。


 あれ?

 そういえばユリィって、寒かった事あったっけ?


 不吉な風が吹き付ける。不安は闇を引き寄せ、具現化する。

「やあ、ユリィ…いや堕落の堕天使」

「あなたは誰?」

「僕は絶望の信徒。そうだな…ジャハウェとでも名乗ろうかな。」

「絶望の信徒が今更何のようなの?」

「そんなに嫌わないでよ。まあ無理も無いよね、僕らが君達を利用して世界を滅ぼしたんだから。君のおかげだよユリィ」

「黙って」

 私はホムラの紅炎を掌に生み出し、絶望の信徒に放った。すると呆気なく、命中した。ホムラの紅炎が闇を焼き尽くす。

「あぁ、こんな時…人間だったら、熱い、熱いと叫ぶのかな?僕は熱さも寒さも感じないんだ。だから滅びの世界でも平気なんだよね。

ユリィはどうかな?聖騎士サオリは滅びのイカヅチに打たれて、凍てつく大地で凍えているのに、ユリィは凍てつく大地でも寒い事に気づかなかった。僕らと似ているね。」

「だから何?」

「君達はこれからどうするんだっけ?」

「もちろん…ログアウトポイントに辿り着いて、サオリと二人でこの世界を脱出するよ。」

「脱出した後は?」

「沙織はマスターの欠片を持ち帰って、現実世界で幸せに暮らす。今まで通りにね。」

「君は?ユリィに帰る場所はあるんだっけ?」


あれ?


私はどうなるんだろう


わたしは…ユリィは何なんだろう


その瞬間アタマの歯車がカチリと音を立てて、ノイズ混じりの記憶が甦った。

「キミをス※ープモー※する。そして、次に※覚めたらある※をサポー※して欲しいんだ。」

「ワ※シは※スターの為に生み出されました。※令には従います。」

そうか、ユリィは…


「ゲーム世界のプログラム」


 彼は慈愛の眼差しで不敵に微笑む。

 福音を授ける信徒は闇に溶け込み、後には堕天使が一人残された。



 眠る前はいつもちょっぴり不安だ。毎日繰り返しているはずなのに、自分でも不思議なんだよね。でも起きたら、そんなの平気なの。たぶん、何かに期待して、ドキドキしてるからかな。気が付いたら、お布団の中みたいに温かい何かに包まれていた。

「そうだ、ユリィ」

 冷気が全身を吹き抜けるような寒さは無くなって、光の希望に満ち溢れているみたい。ゆっくりと癒しの翼から顔を出すと、そこにはユリィが居た。

「ユリィ、おはよう」

「…サオリ、おはよう!もう、すっかり元気?」

「うん、もう元気になったよ」

 私は癒しの翼から出て、ユリィと向き合った。

「良かった。ダラクノダテンシも回復スキルを持ってたのよ。」

「うん、元は天使だもんね」

「それから聖騎士の装備なんだけど、まだ完全に回復してないの」

 ユリィはウルスラの盾とバプティスムの鎧を丁寧に渡してくれた。

「あとリヒト=ウィングが…」

 かつての光馬は片翼を失っている。気が付かなかった、ユリィを追いかけるのに必死だったから。

「これじゃ、聖騎士サオリは翔べないんだよね」

 そう自分で翔ぶには両翼が必要なのだ。

「脱出まで時間が無い…」


早く二人でログアウトポイントに行こう


「ユリィ…急ごう、空が駄目なら走って行こう。」

「ううん、走ってだと間に合わないの。」

「じゃあ、泳いででも良いから!闇魔術で河を呼び出して進もう!」

「もう止めよう」

「どうしたの!ユリィ!さっきから変だよ!弱気な事ばっかり言わないで!絶対に二人でログアウトポイントまで行こう!」

「ねえ、サオリは帰ったら何をしたい?」

「えっ…こんな時にどうしたの?時間が無いんだよ!」

「いいから!!答えてよ!!」

 鬼気迫る勢いでユリィは叫んだ。どうしたんだろう…

「えっと、それは、もちろん」

 手に持つマスターの欠片達を見つめた。

「欠片を持ち帰って、マスターを助ける。それが私の目的だよ。」

「そっか、さすが沙織ちゃんだね。しっかり目的を忘れてなくて凄いな。沙織ちゃんは帰ったら、どうするの?」

「帰ったら…」

 ママに会いたい、百合ちゃんに会いたい、フォームナイトをプレイしたい、学校に行かなくちゃ、お部屋の掃除もしたいし、百合ちゃんお薦めの新刊の続きも読みたい。

「やりたいことが、沢山あるよ」

「そうだよね。やりたいこと沢山だよね。私もね…帰ったらやってみたいことが沢山あるんだよ。沙織ちゃんの部屋に遊びに行って、フォームナイトを協力プレイしたいな。百合ちゃんにも会ってみたいな。学校にも行ってみたいし、小説だって読んでみたいな。知らない世界をいっぱい知りたいな。

でもね、ユリィには無理なの。だって…ワタシはゲーム世界のプログラムだから」

「えっ…」

 ゲーム世界のプログラム?ユリィが?そんな事無いよね?嘘だよね。何かの間違いだよね。


あっ


実は知ってた


気付いてた


でもいつの間にか


自分を騙してた


心がざわめく


世界が揺らいでクラクラする


きっとそれは


私が人間だから


「…そんなことないよ」

「ユリィはね…架空の存在なの」

「そんなことないよ」

「ユリィはね…帰る場所が無いの」

「…」

「でも悲しまないで…だってね楽しかったんだよ。二人で色んな街に行って、色んな不思議に出会って、たまには馬鹿やって、沢山の人達との出会いと別れがあったよね。」

 ダラクノダテンシは愛おしそうに胸元から結晶を取り出した。

「これがユリィの記憶の欠片だよ。キラキラ素敵な記憶の断片。思い出をクリスタルを込めて、沙織に託すね」


 沙織はユリィの記憶の欠片を手に入れた。


 記憶って不思議だよね。楽しい思い出を夢の中で再現すると、悪夢に変わる事があるの。悲しい思い出を夢の中で再現すると、ハッピーエンドになるの。関連性の無い出来事が繋がったり、ありもしない事が、夢みたいな事が叶う瞬間があるの。

 心って不思議だよね。凄く怒ったり、悲しんだり、やけに冷静に論理的になったり、時に残酷になったり。


私達の頭は不思議で満ちている


復活の預言書

神が与えし知恵の実を

暴く無邪気な子供達

果てなき祈りと欲望が

世界を滅ぼし

再会の契りを交わす


希望の信徒による福音書 15章8節

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る