応援コメント

9 何も言わずに」への応援コメント

  • 碧霧さん、はじめは紫月ちゃんに関する話で進めていたのに、思わぬ事実が出てきて混乱していますね。父親は誰?という問いに、凛とした面持ちで応える深芳さま。そうですよね、藤花で千紫さまと約束していましたから。

    知る必要のないことを知るには、それ相応の痛みを覚悟しなければならない。深芳さまの言葉が深いです。いろんな重みも痛みも背負ってきて、人の国で与平さんと紫月ちゃんと穏やかに暮らしていても、過去はずっと心に残りますよね……。

    作者からの返信

    お返事遅くなりました。いつもありがとうございます。

    紫月のとことで深芳を追い詰めようとしたら、ぎゃふんと言わされました💦
    まさかの「俺の父親は誰?」問題です。

    出生の秘密は、知ったところでどうしようもないので、深芳にとっては探る必要ないだろと言ったところです。
    そこを探ってきたのなら、覚悟はあるわよね? と。

    彼女の歩んできたものが、ずっとつながって今があります。背負ってきたものが違いますよね……。
    ただ、同じように碧霧もこれからいろいろ背負っていくことになります。

  • 一度通して読んでから、『藤恋』でのエピソードを知らないものとして碧霧の視点から読んでみたら、碧霧の得た情報、それの重さがずしんと来て。
    さすがにやつれてしまいますよね。今日は休めるかな。無理かな。

    深芳さんの貫禄。「より物を知っている、答える側」という立場以上のものがあり、さすが、と思いました。
    そして彼女の抱えるものの重さ、悲しさが……。

    紫月ちゃんの対応が、素敵です。
    こういう信頼感と距離の持ち方、好きなのです♪

    作者からの返信

    何も知らなかった碧霧にしてみたら、かなり混乱する内容だったと思います。
    テレビを見て、人の国の情報を頭に入れながら、一晩中「なし先生」のことを考えていたんじゃないかなあ。
    受け止めるのにそこそこ時間がかかりそうな💦

    深芳は、さすがに親世代の貫禄でした。いろいろ背負って生きてきた長さが違います。

    それでも今は若者二人が主役な訳なので、未熟ながらに頑張ります。
    「相手を信じているからこそ聞かない」です!

  • 碧霧と深芳の遣り取り。物凄く緊張しました。
    碧霧の気持ちはストレートに分かりますが、当時の深芳のことは『藤恋』で知っていますので、ここはもう、見守るしか。
    ……深芳のほうが、やはり年長なのだなぁ、と思いました。
    最後に、そうまとめられてしまえば、碧霧は何も言えないですよね。
    (とはいえ、紫月はずっと人の国で暮らすことにして、碧霧とは縁を切るのもいいと思っていた深芳に、碧霧に託すと言ってもらえたのは、それなりに評価されたのではないかと)

    紫月との遣り取りは、ほっとします。
    気になるけれども、問い詰めない。そんな紫月に碧霧は救われていると思います。
    長居はできないけれど、人の国にいる間、碧霧にはゆっくり休んでほしいです。

    作者からの返信

    ちょっと深い部分まで詮索しすぎました。与平に席を外させた対価は大きい💦
    深芳としては、上から目線で話を進めていこうとする碧霧に対して、「紫月の出自をあれこれ言っているけれど、己の出自だって大問題なのよ」と彼を引きずり下ろした形です。

    それでも、「紫月を託す」と言ってもらえました。娘を心配しているだけで、未来の為政者として碧霧のことを認めていない訳じゃないのです。なんと言っても千紫の息子です。(時おり見せる成旺的な部分にはイライラしてそうですが)

    二人の関係も、少しずつ成長していってます。