まさか人の国の方に物語が進むとは、本当に意外でした! それと同時に強いわくわくも感じました。
異世界だと思っていたところが、私たちの生きる現代と繋がる。なんだか感動的なものがあり……そのあたりを歩いていたら紫月とすれ違ってるかも、なんて少しでも考えられるのが嬉しいですね。
ここまで紫月たちはそろって苦境でしたけど、深芳と与平が幸せを手に入れられたことはよかったです。それ以外のことは、とても良い状況とは言えませんが、一つでもいいことがあって本当によかった。
紫月と碧霧が再会できたこともまた、喜ぶべきことですね。考えてみれば紫月が無事であるのもです。落ち着いて見渡してみたら、悪いことばかりでもなかったのかな……いえ、それでも大変な状況であることは揺るがないのですが……
どうやって鬼伯を打ち倒すか。向こうは対抗戦力も集めていますし、一度の成功体験も踏みにじられてしまいましたし、藤花のことも……今はやりたい放題。
こっちが打てる手があるかどうか。私には思いつかないのですが、きっと紫月たちならまた立ち向かって、今度こそ勝ってくれると信じています。
現代編は何やら新たな存在も現れるようですし、楽しみにしております。お体ご自愛されて、また素敵な物語をお待ちしております!
作者からの返信
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
そうなのです。この話は、実は人の国へと繋がっていくのでした。最初の構想は、次の「人の国編」からなんですよね。
書き進めていくと、思ったよりも恋愛以外の要素も強くて、ジャンルを変更しようかと悩みもしましたが、異世界とも現代とも言い切れず。結局、「恋愛」のままです💦
二人の状態は決して良いわけではありませんが、Ifさんがおっしゃるように悪いことばかりでもなかったというか、とにかく無事にここまで辿り着いたというか。
深芳がおかげさまで、ゴールインしました。も、これを書きたかったのかなと思うほど。
旺知はやりたい放題ですね。藤花のことは……、シリーズ別作品の『藤の花恋』で詳細を語っているので、こちらでは兵衛の語りのみとさせていただきました。
そして次回は、一気に時間が流れます。すっかり馴染んだ人の国で何が始まるのか、お付き合いいただけたら幸いです!
人の国!
二人がようやく会えて、よかったです。紫月ちゃん、人の国に馴染んでいるみたいですね(もともと人の国文化には親しんでいましたものね)
>怒りは力となりますが、恨みは足枷となります。
この言葉を、兵衛が言った、というのが、重いです。
彼の胸の中には、本当に、たくさんの飲み込んだものがあるのだろうな。
まずは一息、といったかんじですが、乗り越えなければならないものはたくさんあるし……。
これからも、楽しみです!
作者からの返信
そうなんです。人の国なのです! こうして物語が人の国へと移っていきます。
兵衛の言葉は、自分自身への戒めみたいなものですよね。藤花が残した最後の言葉も「誰も恨んではならぬ」でしたから。
ひとまず再開を喜んで欲しいなと。(お互いに顔をベタベタ触りあいっこしてそう)
ここからがスタートです。なんとも長いスタートまでの話にお付きあいいただき、ありがとうございました。
毎回のコメント、とても励みになりました。 月ノ瀬さん同様、李奈さんの直感的なコメントは、物語を深堀するきっかけにもなりました!
本当にありがとうございました!
いよいよ、碧霧も人の国へ。わくわくします。
――が、その前の、兵衛との会話は、重いです。
碧霧が『月影を統べる王』に向かって、進み始めたのかな、と思いました。
紫月、マンションに住んでいたのですか!?
なんとなく、なんですが、都会から離れた、元の家に近い形の家に住んでいるような気がしていました。
でも、そうですよね。紫月、人の国の服とか好きだったし、人の国に来たからには、現代風の生活をするのがいいですよね。
そして、やっと逢えました。本当に良かったです。
紫月、もう逢えないと思ってた、なんて……。碧霧は紫月のいる場所を知らなかったけれど、紫月のほうは知っていたわけなので、心の問題とか、自分と碧霧の置かれている立場とか、いろいろ悩み、考え続けていたんですよね、きっと。
居場所を知らない碧霧も辛かったけど、紫月も辛かったと思います。
どん底かもしれませんが、あっちこっちに味方になってくれる人がいます。
ふたりが今まで築いてきたものです。
だから、未来が輝いています。
沈海平反乱編、お疲れ様でした!
作者からの返信
ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
紫月はマンションに住んでます。この話を考えた当初からマンション住まいで、そのまま何も考えずマンションです💦
あえて言うなら、どこかのあやかしの里に身を寄せている訳でなく、単体で住んでいるので繋がりが希薄なイメージのマンション最上階となりました。空からの侵入も可能ですし!
お互いにいろいろ考え続けた一年だったと思います。いつも碧霧は紫月に黙って出ていこうとして、それを彼女は不満に思っていた訳ですが、同じこと(それ以上のこと)を碧霧にしちゃった訳で。
どん底なんですけど、ここからスタートでもあります。そうですよね、スタートまでが長かった。二人が築いてきた絆が、次へ繋がっていきます!
毎回コメントをいただき、とても励みになりました! また、いろいろ足りない部分も気づかせてもらい、助かりました。
本当にありがとうございました!
お久しぶりです。最近やっと時間に余裕ができたので、少しずつですが読み進めています。
マンション、最上階、ワンフロア…
おそらく家賃は兵衛持ちだと思うのですが、兵衛って何者なんだ!?
九尾の弟子ということはわかってるんですけど、、こんなさらっとマンションの最上階ワンフロアを手配できる男とは一体…
ご、ご職業は何を!?
ここからまた「九尾の花嫁」の世界と繋がってくるのでしょうか😆
続きも楽しみにしております。
作者からの返信
更木さん、お久しぶりです! そして、いらっしゃいませ。
マンションの最上階って、そう思いますよね~!
ちなみに住宅費用は与平持ちです。
ほら、貧乏なあばら屋暮らしですが、上級官僚なのでそれなりにもらっています。で、使うあてがないので、数百年間しこたまため込んでました。(紫月が沈海平へ行っている間に兵衛に預けて円に替えてもらっています)
今はそれを放出しつつ、兵衛について働いています。
主な仕事は、人が理解できない超常現象を祓うこと。(当然ながら料金設定高めです!)
稼いでますよ~w
人の国へと話がいっきにシフトします。またお付き合いくださいませヽ(o´3`o)ノ