第5話:『無題』
このエッセイは、カクヨムに投稿していることもあって、自作小説を執筆している方々にも読んでいただける機会が多いと思います。
いつも、本当にありがとうございます。
エッセイで、何度か私の自作小説を書く時の話しをしているんですが、名前の決め方とか色々と…。
皆さんそれぞれ色んな決め方があると思うんですけども、今回の表題にもしている『無題』。
私はこのたった2文字にとても苦労しました。
私の作品の中で、『○○のイラスト』という題名の作品があります。
(小鳥のイラスト) - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884460397
上記みたいな題名の作品ですね。
昔エッセイ等でも書いた気がしますが、この作品は作中作として執筆した作品で、本に作品名は記載されていない設定です。
そのため、最初は『無題』という風に書こうと思いました。
流石に題名部分を空白にするわけにもいかないですしね…。
イメージとしては、題名はないけれど表紙にモチーフイラストみたいな感じで、植物や動物のイラストが描かれているだけなんですよ。
題名は確かに存在しないんだけど、『無題』ってこれだけでも意味を持った題名になるじゃないですか?
本当に題名がないから『無題』なのか、題名自体が『無題』なのか…。
そう…。
私の作品の場合、無題ではあるけれど…
『無題』ではなく『 』なんですよね。
『無題』って、作家が意志を持ってタイトルとして使用することもあるじゃないですか。
でも、私の場合はそうじゃないから…本当に『 』だから…。
何度かありがたいことに、『(小鳥のイラスト)』を朗読していただく機会がありまして、その節は本当にお世話になりました。
その時も、タイトルコールは『小鳥のイラスト』になるわけです。
もちろん、表記上はそうなっているので問題はないですし、むしろ厄介な作品で申し訳なく感じるくらいです。
作中作だから、脳内にはどんな感じの本なのかっていうのはイメージがあるわけですが、それをWEB小説として表現するのはやっぱり難しいな…。
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