第3話:精神がズタボロってきた

 先日、職場の同僚にコロナの陽性診断結果が出てしまいました。

 保健所に連絡したところ、『濃厚接触者』の判定は思ったよりも緩くなっていて、同じスペースで勤務していましたが、私は『濃厚接触者』ではありませんでした。

 それを受けて、出勤するかどうかは任意という事でしたので、一応実家暮らしという事もあって家族に相談しました。

 すると、『これだから嫌なんだよ…』『共有スペースに居ないでくれる?』『ご飯作ってあげるからずっと部屋に居て』ってズババっと言われて、めちゃくちゃ精神的にきましたね…。

 正直、このご時世誰が感染してもおかしくないと思うし、その点は親も頭では理解しているようでしたが、私が感染していたら親の仕事にも影響が出てしまうから敏感になって言うんでしょう。

 デパート等でのイベントにも出店していたり、予定がたくさんあるそうです。

 母が陽性になってしまったら、最悪の場合デパートが休館になってしまう可能性もある…のは理解できるんですが、なんだかまるで犯罪者扱いされているみたいでダメージが大きくて…。

 出勤して、家にいる時間を減らすっていうのも良いかもしれないんだけど、散々な言われ方をしてしまった事もあって、かなり精神的に負荷がかかってしまい…。

 とてもじゃないけど家族と一緒に居たくないので、数日間ネットカフェに泊まる事にしました。


 なんか…本当に生きにくい世の中になってしまいましたね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る