3. be動詞や冠詞、代名詞や前置詞の扱い

be動詞

is, am, are

では、まず皆様を困らせるbe動詞ですね。なぜ複数だとareになるの? とかなぜIだとamになるの? とか過去に思った方は多くおられるのではないでしょうか。

ですが、ゼロメソッドでは凄く簡単です。そのようなことになる理由は「ただの下描きだから」で、isだろうが前後がイコールである・等しいというマークでしかありません。

Iで自身を表すからamで次とイコール。Theyで複数だからareで次とイコール。Sheで単数だからisで次とイコール。そのようなことを下描きで行なっているに過ぎません。


冠詞

a ある一つのもの

the 特定の何か

はい、冠詞も同じです。日本語にはないがなぜ使われるのか。理由は簡単です。「ただの下描き」だからです。今後そこに別のものを描くかもしれないから「下描き」の基礎のマークとして置いておこう的なノリなだけです。


代名詞系

I, my, me

you, your, you

he, his, him

she, her, her

they, their, them

we, our, us

it, its

this

that

これらの代名詞系についても、ゼロメソッド上はあくまで下描きになります。

なぜならこれらは絵なんてもちろんありませんので、ただのそれを描く予定、仮置きみたいなただの下描き上のマークになります。どのようなマークなのかはそれぞれ今後説明上多用して行くので割愛します。


逆に多少はイメージを抑えなければならないのは基本的な前置詞です。とはいえ、下描き的な意味合いしかありません。ただのマークです。なぜなら、そんな固定化された絵は存在しないからです。この項は邪魔にならないくらい後ほど説明する個数を増やします。

1. to ある方向へ到達

2. for ある方向に進む

3. from 起点から離れる

4. on 接する

5. at ある一点

6. in 中にある一地点


上記のような情報だけでは何にもなりませんので、どのように下描きを考察するのかを説明します。後ほどくどいほど説明しますので、今はなんとなく把握してもらえるだけで問題ありません。


では、名前は明かせませんが、とある漫画のキャラクターの台詞を引用します。


This is the best way to get things done.

身近にものがある状態 イコール 特定のベストな方法 ある方向へ到達 手に入れる 事柄 済ませる

*今後このエッセイでは適当な和訳を入れますが

 主旨と外れますので、ただの参考だと思うようにしてください。


といった感じの並びの下描きがあると仮定してください。一度は見たことのある単語ばかりだと思いますので、なんとなくすべての単語はイメージできると思います。

後ほど深く説明する予定ですが、英語は文単体上では右に行くほどものに装備品などが増えていく「下描き」で、日本語とは真逆の「下描き」です。

ですので、イコールから先を考察した場合、特定のベストな方法というのはある方へ到達するために得られる事柄で済ませること、とのような順番の「下描き」する方法になるわけです。日本語の場合は、済ませる事柄を完遂するための特定のベストな方法のような「下描き」になるでしょう。

ここで述べたいのは上記の適当な和訳とかどのような和訳かというより、どのような「下描き」であるかということです。

つまり、上に書いた「下描き」だけでは何を言っているのかはわかっても「下描き」としては曖昧であり、何が特定のベストな方法なのか等のことが不明だということです。なので、文の前後なりでその「下描き」の修正が必要となるのです。


そこでそのキャラクターが次に言った台詞を引用します。


The only fair thing to do.

です。

特定の限定された公平な事柄でとある方に向かうようする

みたいな「下描き」を述べるわけです。

相変わらず何をするのかは不明瞭ですが、前のbest way文と合わせると、これがベストな方法で、しかもフェアなことだ。みたいな「下描き」が補足されたような感覚になりますよね。少し「下描き」の実線が見えてきたみたいな感じで。今回はたまたまそのキャラクターが補足しましたが、もちろん別キャラクターが補足する場合もあります。要は、英語の「下描き」の修正はそのようにして行なっていくということです。









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