02#魔王コレクション

 腹にめりんだのは、右手のこうだった。

 じんじょうではない速度のひざがしらを受け止めて、その勢いを消しきれなかった。

 内臓までがいは届いていない。指の曲がり具合から、幼女のひざは小さいのに――まるで針だった。

 

 止めていなければ、腹をやぶられていた。

 ざわり、と背筋をなぞる感覚。きょうに似ているが、少しちがう。

 えがく口元。幼女は歌うかのように、れいな声で問いかけてきた。

 

「笑ってんの? きもいね」

 

 とっこうげきを防いだイノリは、自らのほおが上がるのを感じ取っていた。

 ジェットコースターにほんろうされているような、だれかにとっての恐怖が快感へと変化した乗客の如く。

 楽しくなってきた。おくそうしつがどうでもよくなるほど、頭がふっとうして興奮していく。

 

 指先に力を込めて、膝をにぎったしゅんかん

 

「えい」

 

 背後で軽いかけ声。けば、防犯ブザーの留め具を外したクロート。

 はくいろひとみで幼女をとらえ、問答無用で顔めがけて放り投げる。

 耳をつんざくブザー音が警察署の前でひびき、うまの視線がいっせいに動いた。

 

げるよ、イノリ」

「え?」

「場所が悪い!」

 

 学ランのえりつかまれ、首元に苦しさを覚える。

 咄嗟に膝をはなしてしまい、幼女の体がかたむくのが遠ざかっていく。

 新しいすいしょうだまが空中に放り投げられ、内部で緑色の曲線がうずくと強いとっぷうが足をかせた。

 

 ビル風さえもみだす暴風に乗っての空中飛行。

 悲鳴が飛び出ようとしても、首元の苦しさがじゃだった。

 視線を地面へと向ければ、警察署の前で幼女がにたりと笑っている。

 

「逃げてもだよ、おうコレクション! ジェーンの夢をかなえるためにも、アンタはのがさない!」

 

 聞き慣れない単語をさけんだ幼女――ジェーンは歩道にへたり込んでいた。

 ブザー音が消えたのは、かのじょが地面に転がった防犯ブザーをたたこわしたからだ。

 それ以上は見えなかった。視界の遠近感がこわれるくらいの速さで、移動が始まる。

 

 頭が冷えて、自らの手をながめる。

 攻撃を受け止めた右手には、じわりと熱が残っている。わずかにあせも流れた。

 あと少しだったのに。そう思った矢先、学生の声が響く校門前に着地する。

 

 校庭では野球部が活動しているようで、にぎやかなごえが聞こえた。

 校門から帰宅しようとする生徒の服装は、黒い学ランや白いセーラー服。

 黒の学ランは着用しているものと同じデザインだと気づき、イノリは学校の看板を見つめる。

 

とう学園高等部……ということは」

「君が今年入学した学校だよ。入学試験で落ちないかとヒヤヒヤしたものさ」

 

 クロートは緑色の曲線が渦巻く水晶玉を消し、光の直線が流れる水晶玉だけを頭上にかかげる。

 やはり帰宅する生徒とは目が合わず、横を通り過ぎたいろかみが綺麗な女子高生も無言で通過してしまった。

 青いリボンがよく似合うかれ女の背中を見つめていたら、クロートがこうしんしでほほむ。

 

「もしかして、ああいうのが好みかい?」

「かもな。まあ記憶がないから、よくわからないけど」

「確かに。記憶喪失の原因は、あの若作りのせいかもなぁ」

「ジェーンって子? クロートより幼く見えたけど」

「外見ねんれいって無意味さ。ぼくじゅつを無効化できるなら、百年はたんれんを積んだと思うよ」

 

 なんとなくしかすごさがわからないイノリは、あいまいふんうなずくしかなかった。

 まず魔術の基準が不明だ。ただ空中飛行しているものが、機械以外ないのは理解した。

 今も荷物輸送のドローンが頭上近くを通り過ぎた。取り付けられているカメラが、クロートの魔術で反応しなかったのだろう。

 

「そういえば魔王コレクションとか言ってたけど、魔王ってなに?」

 

 じょぼうを用心深くぶかにかぶり直し、クロートは声をひそめる。

 

「この魔術は視界とにんしきゆがめるだけだから、声とかはつつけなんだ」

「小声で話せってこと?」

「五代目魔王の悪行だからね。大声で話しても得はないよ」

 

 言いながら歩き出したクロートは、学生も近寄らないさびれた商店街へと足を運ぶ。

 シャッターが閉じられている店の方が多く、スプレーかんによる落書きもひどい。

 派手な格好の男が、まるでものを探すように横切った。二人はあやしいうらなの前も通り過ぎ、よごれた裏路地へと身をかくす。

 

「まず『王』について。魔王もその一つなんだけど、世の中には選ばれた人ってのがいるのさ」

「選ばれた?」

たいかん者ってのがいるらしくてね。そいつがこの世の王全てを決めるのさ」

「……らしい?」

「僕は直接見てないからね。まあ恩人が選ばれたことはあるけど」

 

 まるで都市伝説を語るような、身近そうで遠い話に聞こえた。

 裏路地の近くをブレザー姿の不良が通りがかり、わざわざ路地をのぞむ。

 身を隠すと言っても、イノリたちかべに背中を預けて話している。ゴミ箱のかげに隠れているわけではない。

 だが不良は舌打ちだけを残し、仲間に「ここにはいねぇ」と告げていた。

 

「王が住む都は『首都』と呼ばれ、王が統治する。それ以外の都は統合政府が管理してて、行政とか文化を育むのさ」

「じゃあこの塔都は統合政府かんかつ下ってことか」

「そこまで気づいてくれてうれしいよ。少し話はれたけど、戴冠者に選ばれた魔王の中で五人目――五代目魔王ズェアってのがいてね」

 

 続きを話すために、クロートが深呼吸する。

 横で立っていたイノリの耳には、三回ほど息を整えたように聞こえた。

 

「こいつは悪い魔王さ。めずらしい人を集めてた」

「それが魔王コレクション?」

「……うん。被害は百人以上」

 

 思ったより多くないな、というのがイノリのなおな感想だった。

 もっと万単位とか、無差別ぎゃくさつのようなものをおもえがいていたからだ。

 

「人を集めて、石化して……魔王の首都に並べた」

「なんで?」

「自分の都に住ませたかったとか、まあ僕には理解できない内容だったよ」

「……それで?」

「勇者にたおされて、死亡。同時に石化が解けて、みな救われました――けど」

「価値がついちゃったか」

「大当たり。記憶をなくした方がするどくなってない?」

 

 そんなこと言われても、記憶喪失以前の自分などわからない。

 しかし右手に残る熱を感じれば、思い出などもどらなくてもいい気がしてきた。

 イノリの内心に気づいていないクロートは、いききながら続ける。

 

「コレクションの大半はえっきょう軍部が見張ってるんだけど、それがいやな人は勝手に生活してるから」

ねらわれてしまう……大変なんだな」

「他人事みたいに。それが原因で君が記憶喪失してる可能性があるんだよ?」

「うーん、でも」

 

 まあ頭脳を働かせるよりは、肉体を動かす方が得意。

 それくらいは記憶がなくなっても、なんとなく知覚していた。

 だからこそ答えはあっさりとしていて、難なく出てきた。

 

「魔王コレクションはクロートだ」

 

 魔女帽子の位置がズレて、琥珀色の瞳がきょうがくれているのを捉えた。

 

「どうして?」

 

 声はふるえていて、おびえていた。

 やぶいたら、うっかり木の枝でへびしてしまったような罪悪感。

 

おれを記憶喪失させるくらいなら、その時点でつかまえるだろ?」

「……」

「他にもタイミングはあった。でもおそわれたのはクロートと合流した後。だから、そういうことかなって」

「……ごめん」

 

 なぞきしたたんていって、相当図太い性格なのではないか。

 答えを言い当てたらませてしまった。しかも謝罪まで。

 気まずいのをすように、黒のたんぱつく。少しだけかみがたくずれるが、気にしない。

 

「謝んなって。お前のせいじゃないだろ」

「でもジェーンの狙いは確実に僕だ」

「そこが不思議なんだけど、俺の記憶をうばう意味ってある?」

「君の記憶から僕の弱みをさぐるつもりかもしれない」

 

 ああでもない、こうでもない。どうにもつじつまが合わなくて、落ち着かなかった。

 ただ判明したのは記憶喪失した事実と、魔王コレクションだったクロートが狙われていること。

 解決すべき問題が二つに増えてしまい、少しだけ頭が痛くなった。

 

「でもジェーンを倒せば、いいんだろ?」

「それはわからないよ。君の記憶は喪失なのかちゅうしゅつなのか……」

「記憶なんて戻らなくても」

だ!」

 

 言葉をさえぎる大声は、小さな体から出たとは思えないほど響いた。

 魔女帽子をかぶり直し、ツバを掴んで顔を隠すクロートを見下ろす。

 

「君の記憶だ。大切にしてくれ」

「……俺のため?」

 

 答えは弱々しい頷きだった。

 それでも少しだけ安心したのは事実で、意外と悪い気分ではなかった。

 

「よし! じゃあ俺の記憶からたのむ」

「……?」

「記憶をもどさないと、クロートが泣きそうだもんな」

「は? あのねぇ……」

 

 あきれたような態度をしているが、表情は明るくなっていた。

 金色の三つ編みも喜びを表現しているのか、しっのように揺れている。

 気がゆるんだ。それを見計らったかのように、頭上に浮いていた水晶玉が地面へ落とされる。

 

 かけが飛び散る。それをけるために退がると、商店街の表通りから足音がいくつも聞こえてきた。

 割れた水晶玉は元の形が見るかげもなく、中心にはしょうげきで折れ曲がったドローンが異音を放つ。

 

「見つけたぞっ!」

はさちだ!」

 

 裏路地のりょうたんふさがれた。格好は様々だが、明らかに悪意を持った男達がにらんでくる。

 

「魔王コレクションはどっちだ!?」

「チビの方だ!」

「片方は?」

「邪魔するなら始末しろ!」

 

 地面がしんどうする勢いでせまってきた男達が、あしもとでぶつかった。

 せまい路地にぎゅうぎゅうとまれ、何人かはつぶれて悲鳴さえ消えた。

 

 空中飛行で使った水晶玉を片手に乗せて、風をせいぎょしながらゆうするクロート。

 彼にかかえられる形で、イノリはうごめく男達を観察した。

 どれもジェーンと比べてひりつく感覚がない。つまらなそうな気配だ。

 

「イノリ、言っておくね」

「なんだ?」

「僕はね、魔王コレクションと呼ばれるのが大っっっっきらいなんだ」

 

 力強いけんだった。初めて見るまがまがしい顔は、いだいていた印象を潰す。

 もう一つ水晶玉が現れ、模様をかくにんする前にむらさきいろねんえきが大量に商店街へと降り注いだ。

 気味の悪い集中ごうを見下ろす形となり、粘液を浴びた男達はぬるぬるとその場ですべっている。

 

効果ありの毒がえる抽出ローションだ。これで彼らはだつらくさ」

「なんか滑って楽しそうだな」

「はいはい、夏になったらプールに連れて行くからね」

 

 のんな感想に呆れたクロートは、適当に約束を取りつける。

 商店街の屋根をえて、駅前の高層マンションの屋上へと着地した。

 

「しかし魔術の死角を突かれるとは」

「あの視線逸らしって、ばんのうじゃねぇの?」

「まあね。かんカメラで探り続ければ……そこにいるってことさ」

「あの商店街に、そんな監視カメラってあるのか?」

 

 寂れた商店街で、怪しい男達がたむろするような場所だった。

 治安も悪く、警官のじゅんかいすらもあやういと思えた。

 

「ドローンだよ。荷物輸送で、あちこち飛び回ってる」

 

 そう言ってクロートは空を指さす。確かに羽虫が動き回っているように、小さな黒い物体が飛んでいる。

 地上で走る輸送車よりも多く、どんな高い場所でもかろやかにとうちゃく

 赤い塔を中心にして、街中の空をものがおで移動していた。

 

「あのカメラを……えーと、ストッキング……じゃなくて」

「ハッキング?」

「それだ! 視界情報をぬすんでいたのさ」

 

 早口で説明しているが、クロートの耳は赤かった。

 この知識が失われていなくてよかったと、ほんの少しだけあんする。

 

「あの魔術をもう一回は無理なのか?」

「また同じ方法で破られるし、敵の狙いが僕とわかればようしゃしなくていいさ」

 

 琥珀色の瞳が細められ、好戦的なみが浮かぶ。

 クロートはかいちゅう時計を取り出し、時間を確認する。

 

「今は午後四時半……夕飯までには倒したいところだね」

「でもハッキングしてるなら、場所はわからないんじゃ?」

「街全域に電波を流すなら、ちょうどいい場所があるのさ」

 

 三百メートル以上の真っ赤な塔を指さして、クロートは続ける。

 

「あれはでんとうだからね。観光名所でもあるけど、機能は最初から変わらないはずだ」

「はず?」

「……機械的なのは、ちょっと苦手だから。全部たたいて直せればいいのに」

 

 塔へ突きつけていた指が少しずつ下がり、右と左の人差し指のつまさきをぶつける。

 明らかに自信がなくなった彼の心情を表すように、三つ編みが風にかれても動かない。

 高層マンションの屋上は強い風が体をす。下手したら転んで落ちそうな気がしてくるほどだ。

 

「敵のじょうに行くのも危ないんじゃないか?」

「それもそうだね。じゃあためしに一発やってみようか」

 

 なにを、と問う前にきょだいがら玉が目の前に現れた。

 直径二メートルの硝子玉は赤い三角形が直線的に動いているが、急カーブをかけるように不規則だ。

 その動き方に見覚えがあり、とあるマークが頭に浮かんだ。直感的に危険を感じる。

 

「おい、待っ」

「そーれ」

 

 真っ赤な塔が青白いせんこうに包まれた。

 暗雲も見つからない夕暮れにいな、巨大ならくらい

 塔を中心に家や店から明かりが消えていき、落ちた衝撃がじゃくな震動となって大地にえいきょうあたえていた。

 

「よし! ドローンもきんきゅうなんしてるし、電波を一時的にしゃだんしたっぽい」

「魔術って、やばくね?」

 

 魔術については知識がかいと言っていいが、今の現象を見ただけで危険性がわかる。

 かみなり一つを気軽に落とすのだ。それだけで街の半分を機能不全におちいらせてしまう。

 

「派手に見えて、りょくは静電気を強くしたくらいだし」

「それで電波を乱せるのか?」

「結果的にドローンが停止したから、成功だよ」

 

 なるほど。全ての機械が叩けば直るといいな、と言うだけはある。

 テレビの仕組みはわからないけれど、番組を見られるなら問題ない、くらいの気軽さだ。

 おそらくドローンはカメラをハッキングされたくらいで、輸送自体に罪はなかったはずだ。輸送会社がいまごろあわてているだろう。

 

「でもこれはりょくいっぱい使うから、二度目はやらないよ」

「へー。魔力を使い切ると、どうなるんだ?」

「体力と同じだよ。つかれたりするし、下手すると倒れちゃう。最悪の場合は死に至るくらい」

「……今ので疲れる程度?」

「僕はね。つうの人は病院送りされちゃうと思うよ」

 

 加減はわからないが、クロートが人並み外れているのは理解できた。

 自分の体より大きい硝子玉を消し、周囲を観察する姿は子供の外観からかけ離れていた。

 

「相手はどう出るんだ?」

「男達は失敗し、監視の目もなくなった。そしたら本人が現場に出るしかないだろうね」

「でもハッキングしてるやつなら弱そ」

 

 高層マンション全体が揺れた。

 地上から三十階までちょうやくだけ。白い鋼鉄のボディは、大人一人がとうじょうするには問題ない。

 三メートルの操縦型ロボット。りょううではドリルやブルドーザーのため、工事用ロボットを改造したのだろう。

 

「魔王コレクション、テメェを捕まえて夢を叶える!」

「?」

 

 ロボットの操縦席には男が乗っているらしい。マイクから響いた声は低くも、不気味な熱をはらんでいた。

 しかし意図がわからなかったクロートは、首をかしげながらもビー玉サイズの硝子玉を出す。

 

「僕のへいおんを壊す理由にならないよ」

 

 光の直線がみぎうでの関節部分をかんつうし、ドリルが屋上にまった。

 下の階に住んでいる人のちんたいが心配になった。それくらいゆうが出るほどの、歴然な力の差である。

 

「そうだ。イノリの記憶喪失は君のせい?」

「ち、違う! けど情報ならわたせる!」

「それは嬉しいなぁ」

 

 言いながら、もう片方のうでも魔術で落とす。

 両腕を失ったロボットは、最初のせいがれてくしてしまった。

 

「で、誰のせい?」

「ま、じゅつのフィガロという男だ! そいつをひとじちにしようとしたを差し向けたのに、かえちにされたすきに……」

「ん?」

「あ、そうだ。俺、なんかけんしてるところ捕まって連行されたんだよ」

「はぁ!?」

 

 男の情報よりもおどろいたクロートが、イノリへとかえる。

 その瞬間をロボットはのがさなかった。背中側のバックパックからあみを射出。

 黒いあみが空に広がったが、青いほのおがあっという間に炭へと変えた。

 

「…………」

「ちょっとおどしたりなかった? 仕方ないなぁ」

「あ、その、す、すみまっ」

 

 イノリとしては白いロボットかっこいいなと思っていた。

 しかし小さな硝子玉が大量に浮かび、そのイカしたボディをめこめこにへこませ、ざんがいとするまでは。

 中から出てきた男も近未来的なピッタリスーツを着ていたが、小太りのおっさんだった。腹はスーツの力をものともせずにふくらんでいる。

 

「ひぃ……許してください。もう二度としません」

「違えたら、次はない」

「は、はい! きもめいじます!」

「あとフィガロの居場所」

「街外れのはいこうじょうを根城にしてたかと!」

 

 あっさりとこうふくした小太りおっさんに少年の夢を壊されつつも、新しい情報が手に入った。

 

「じゃあフィガロから君の記憶について聞き出そう」

「わかった」

「あとで喧嘩や連行の話もめるからね」

「うげっ!?」

 

 二人が飛び去った後、こそこそとそうとしたおっさん。

 しかし屋上のそうどうげきした管理人のおばちゃんがほうき片手に登場し、さんじょうおこって大暴れ。

 警察署の騒動によりパトカーの到着がおくれ、おっさんは長々と管理人おばちゃんに苦しめられるのであった。

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