第8話夏休み
中学へ入学してから初めての夏休み、終業式では河合さんと話せず夏休みを迎えた
僕は相変わらず友達がいないので夏休みでも普段の休みと変わらない生活を送っている
今日は親の代わりに夕飯の買い物にスーパーへきていた
食材を探していると見覚えのあるとても可愛い子がいた、河合さんだ
彼女と目が合い向かうから話しかけてきた
『木仁成くんこんにちは! 今日はお買い物?』
『うん、河合さんも?』
『そう!今日は従兄弟が遊びに来てて、ほら!あそこ』
彼女の指差す先を見ると以前商店街で見かけた時の男性だった
僕は緊張感が解けたようにホッと胸を撫で下ろした
それから、少し勇気を出して彼女へ聞いてみた 『もし良かったらLINEのID教えてくれない?』
彼女は笑顔で 『そういえば交換していなかったね、いいよ!』
やばい、すごく可愛いこの子は天使かよ……
『ありがとう、帰ったらLINEするね!』
僕の心は嬉しさでいっぱいだった
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