エル、評価はまだまだ先ですが、少なくとも、アーネ達に抱いていた私のモヤモヤは、代弁してくれたかなと。それの発端を彼が用意したのだとしても。
作者からの返信
相ヶ瀬モネ様、コメントありがとうございました!
ここでエルがアーネに対して指摘したシーンは、カクヨム開始前から構想していたシーンでしたので、ご期待に添えるものであったならとても嬉しいです。
エル自身の行いについては、中々評価が難しいキャラだったのかなあと、書いた身としては色々反省点があったりします。
とはいえこの作品、割と結構「お前が言うな」を地でいくキャラが多めにはなってくるのかなと思います。
そこに色々な想いや意味を込めてると言えば言葉は良いですが、早い話が私の好みによる部分が大きいから、なのかもしれません。
今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。
エル、容赦無いのは分かったけど、こいつ、もうかなり行っちゃうとことまで行っちゃっていますね。
まあ、アーネがボケッとしているというか、なんか偽善的な正義を振りかざして色々と面倒臭いやつってのは分かりましたが、兄貴ヅラをしておいて、あの「自害」を見逃したのかよって思います。
しかしながら、本当にアルノー死んだのかな?なんか、生きているような気がしてきましたw 未練あったしねw
作者からの返信
海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
そうですね、拙作の登場人物達は面倒くさいキャラクターの集まりです。
シンプルな思考で真っ当な生き方をしているのは、いないかもしれません。
エル、兄貴ヅラでアルノーの死を見逃しました。
正確に言うと、気付いたタイミングだと、もうかなり派手なことしないと助けられ無い状況だったんですが、最初からいても特に何もしなかったと思います。
人を救うキャラでは無いと言えばそれまでですが、そこには彼なりの信条とか希望とかがあってそうしている感じです。
エルは非情で冷徹なようで、その根源には母や幼馴染への情があるんですよね。だから過激な言動になって、ここまでの大事に。
アーネはまだまだ辛い展開が続いていますが無事立ち直れるでしょうか。
作者からの返信
右中桂示様、コメントありがとうございます!
エルについて拾って頂き、ありがとうございます!
言動や行動が一貫しない、読者様には不親切な男ゆえに、彼へのコメントを頂けると舞い上がってしまいます。
まさしくエルは、右中桂示様が仰った通りのキャラクターでして、信じたいからこそ相反する行動を取る男なのです。
この辺はバッチリ、二章後半でもエピソードを用意しております。
アーネは多分、物語全体を見ても二章が一番キツいと申しましょうか、過渡期になっているキャラです。
試練が続いておりますが、それもちゃんと意味のある経験に代わっていきます。
彼がやったことは正しかったのかそうでなかったのか。許されることだったのか許されることじゃなかったのか。外野は後からではなんとでも言えるものですが、それはそうとして彼にもっとも近しいアーネさんにまったく非がなかったのか。ずっと気になってたんですね。エル氏がばっさり切ってくれましたね……。
作者からの返信
うあああああ、朝倉様、大変申し訳ございません!
今の今まで見落としてしまっておりました!
我ながら、何という恩知らずな行いをorz
心からお詫びすると共に、猛省いたします……。
頂いた内容については、仰る通りな感じです。
アルノーの行いが社会的、倫理的にどういうに当たるのか。
それに対して反抗したアーネの行いは妥当であるのか。
それら自体は言わずもがなとして。
幼少からの幼馴染として、長くを共にした仲として、想い合う間柄だったものとして、お前の選択は本当に正しかったのか、そう胸を張って言えるのか。
そこをエルは追求(或いは否定)したかった形です。
常識や慣例ではなく、義理や感情の話ですね。
エルは後者を大事にする生き方をしていますので。
そしてこれこそが、エルの持つ怒りの最たるもので、今回の騒動に繋がる動機だったりもします。
重ね重ね、この度は失礼な対応を取ってしまい、申し訳ありませんでしたm(_ _)m。
彼は文字通りに国を滅ぼすつもりだったのですね。
ベルサが真っ二つになったらどうなるのか、私に気になってまいりました。
アーネを地下に放り込んだのは、彼女だけは救うつもりだったが故でしょうか。
しかしながら、アルノーと手段は違えど、どこか行き着く先は同じものを見ているような気もしますね。やはり三人の絆は強い?
かなり前半のあたりから感じておりましたが、どことなく漂うSF的な雰囲気が、世界観に深みを与えておりますね。この世界をずっと眺めていたい、もっと浸っていたいというような。
上手く表現できないのですが、ものすごくワクワクいたします。
いつも拝読させていただき、ありがとうございます。
今後とも楽しみにしております。
作者からの返信
幸崎 亮様、コメントありがとうございます!
エルは国を滅ぼす気満々です。
坊主憎けりゃ…を、とことん行きます。
ただ、それ以外に考えていること、奥底に秘める願いはあるかもです。
ベルサ真っ二つ云々は、半分ギャグなのですが、全く根拠が無いわけでもなかったり。
でも、ちゃんと回収できるの結構先かもです。
アーネを大穴にドーンした件。
これも上記の通り、表向きの狙いと真意があべこべだったりするのと、ちょっと関係ありです。
三人の関係性に一番執着してるのも、ある意味エルかもです。
SF的な雰囲気、嬉しいお言葉をありがとうございます。
設定のあれこれについて、何がどういう原理で動いているのか、例えエセでもキチンと説明できるよう考えてきたので、報われる思いです。
こちらこそいつもご高覧頂き、誠にありがとうございます。
書きたいネタはまだまだ沢山ありましたので、ご期待に添えるよう精進させて頂きます。m(_ _)m
こんばんは。
「驚いた顔をするな。本当は分かっていたはずだろう? 己が、アルノーの前に立ちはだかる意味を。アルノーへの責めが、どんな力を持つのかを」
わ〜、エルが、ぐっさーと、アーネを刺した!
「アルノーとアーネ、生き死にが反対でも俺はこうしていたさ。それが、兄貴分としてこいつらに与えてやれる、最後の慈悲だ。」
そうか……、そうですか……。なら、しょうがない、か……。
そして、エルは、大きな技をぶっぱなすつもりです。どうなるか?!
作者からの返信
加須 千花様、コメントありがとうございます!
エルがグサリといきました。
アーネの性質を踏まえた戴冠式の状況分析は、エルが指摘しないと誰も出来ない、という背景もございました。
それと流石、加須 千花様です。
「生き死にが反対でもこうしていた〜」のくだり、結構なキーワードになってたりします。
具体的な思惑を語らないエルが、(怒り)で思わず零した本音と申しましょうか。
これをベルサに漏らしたのも、彼のうっかりポイントですね。
そして大技の巨大竜巻。
技名とかは、必要最低限にしようと思っているのですが、かつての厨ニ病が疼いてしまいました……。
水鏡とか、今更ではあるのですが……。
エルがついに、アーネにトドメを。
まあ、わかっていて、放っといたエルも大概ですが。
それでも、ここまで言うあたり、アルノーが成功して立ちはだかるのを密かに期待していたかもしれませんね^^;
そして宇宙からの攻撃。
これに抗うことはできないんじゃあ……^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
四谷軒様、コメントありがとうございます!
そして、流石の鋭い考察眼でございます。
エル、決して手は出さずともちゃんと見てはいました。
彼なりの理想があって、それには確かにアルノーとアーネも含まれたものだったのですが。
実のところ、作中で最もロマンチストなキャラなのかもしれません。
そしてオバテク気味のエルの攻撃。
作中でも最上位規模の技だったりします。
これを超えるものは、作品通して一つか二つくらいのものです。
これへの対策が、今後のお話の肝になっていく予定です。
今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。