第27話-⑤ 特別執行、開始

 帝国暦五九〇年三月二七日〇四時四八分

 超空間内

 装甲徴税艦カール・マルクス

 第一艦橋


「今回の作戦は、ギムレット公爵率いる反乱軍と共同作戦になります。帝都降下後の作戦は先ほどお配りした資料の通り……しかし、その前に太陽系に展開する大公軍を相手にしなければなりません」


 すでに作戦計画は総旗艦で結論が出ており、カール・マルクス側ではその説明のみが行なわれていた。


「やはり木星を絶対防衛線として、我々を迎撃するか。艦隊戦となれば、我々には分が悪いのではないかな?」

「そこんところは、心配要らないと思うよ」


 笹岡の危惧を、永田が気楽に一蹴した。


「それはどういうことだい?」

「ふふ、まあ細工は流流、仕上げを御覧じろってね」

「局長、まもなく木星近傍に浮上します」

「さあて、ここからが大変だ。斉藤君達のおかげで僕らの接近を、連中は知らないはずだ。少しでも有利な条件に出来ていればいいけれど」


 すでに本国との連絡は取れない。斉藤達が国税省のスーパーコンピュータ群から帝国の通信インフラなどを徹底的に攻撃して機能不全にしているので、その点は叛乱軍に有利な状況だった。


「全艦浮上しました……総旗艦より通信、全周波です」

「モニターに出して」


 後に木星沖会戦と呼ばれることになる戦いは、まず叛乱軍参謀総長による撤兵勧告で始まることになった。


『帝国本国軍、ならびに不当に帝都を占拠する者達に告げる』


 永田は参謀総長による勧告を笑みを浮かべて聞いていた。


「うはー、格好いいねえ。僕もやってみたかった」

「局長、その場になったら面倒くさいとか言うじゃないですか……」

「ま、それもそうか」

『もしこの通告が受け入れられない場合、我々は実力を持って、帝都を不当に占拠する勢力を排除する』


 叛乱軍参謀総長による撤兵勧告のあと、中央軍の司令長官ピエラントーニ元帥がこれに応えた。


『本国軍司令長官、ピエラントーニだ。貴官らは軍の指揮系統を逸脱している。速やかに原隊に復帰せよ。現時点で撤兵するのであれば、不問に付すと摂政殿下も仰せだ。考え直せ! そこにギムレット公爵も居られるのだろう?』

『我々は摂政を僭称するマルティフローラ大公フレデリクに従うことをよしとしない。我々を止めたければ、実力を持って止めて見せろ』

『貴様!』

『帝国中央軍は鉄壁の守りと伺っております。それを試させて頂こうということです。では、ご武運をお祈りします』


 永田は拍手をしていた。横にいる秋山は痛む胃を押えている。


「敵にエール送るなんて、柳井参謀総長は騎士道精神の持ち主だね。いやあ頼もしい限りだ」

「ヤケになってませんか? 大丈夫なんでしょうか……」

「まあ、我らが参謀総長閣下がああまで言ったんだから、僕らも自分のお仕事をこなしましょう、ってこと」

「は、はあ……」

「エカテリーナより、全軍に第一種戦闘配置が発令。旗艦指示の目標を砲撃せよ、とのことです」


 大規模な艦隊戦においては、効率的な攻撃目標の選定を旗艦から行なうことは珍しくない。特別徴税局では各実務課各艦各艦長の判断優先だから、あまり行なわれないことだった。


「旗艦指示通りにしろ。全艦、砲撃戦用意! 局長、よろしいですね?」

「うん」


 永田がいつも通りの調子で頷いた一瞬後、総旗艦からの砲撃開始命令が届いた。


「全艦、砲撃開始!」


 叛乱軍艦隊と大公軍の戦闘は、双方の距離が一二〇万キロメートルほどで開始された。亜光速で飛び交う荷電粒子の束と、その数十分の一の速度で放たれる電磁砲弾、誘導弾、敵レーダーと通信を妨害する為のジャミング波、熱線誘導妨害のフレア弾などが宙域を満たしていった。



 同時刻

 総務部オフィス


『全艦砲撃開始!』

「始まったか……」


 新人部員などをヴィオーラ伯国で降ろした総務部は、ベテラン部員一〇人少々しか残っていない。年度末も近いので業務の追い込み時期でもあるので、大規模艦隊戦の最中ではあるが総務部は平常業務が続けられている。


「ソフィちゃん達、大丈夫かしらねえ」


 ベテラン局員の中でも、永田体制特別徴税局の初期から経理を務めるベルトランの呟きに、ミレーヌは苦笑した。


「特課なら大丈夫でしょう。それより自分達の心配をしたら?」

「今更ですよ部長。普段の強制執行にしても、今回にしても、一撃貰ったら爆沈でしょう?」

「あなたも案外肝が据わってるわね」


 元海賊という秘密を持つミレーヌはともかく、特別徴税局の一般職もなかなかの胆力の持ち主が揃っていた。



 〇六時三〇分

 第一艦橋


「大規模艦隊戦ってのは、まあやることが無いね」

「それは局長だけですよ。いやまあ、こんなものです」


 現代戦闘艦において、艦隊戦を行なう際の火器管制や操艦は細かな操作を必要としない。特に高度な情報処理系が備わった総旗艦が居るような大規模会戦において、個々の艦艇の仕事は総旗艦からの指示に対して、艦のメインフレームが必要な動作を人間に提案し、それを最終承認するというのが流れだ。


 帝国の命運を賭けた戦いだというが、ブリッジを含め、案外静かだった。これは普段の強制執行中と同様で、操艦を担当する部署以外は平常通りの業務が行なわれている。さらに言えば、ロージントンで合流させたタルピエーダ級改造の無人装甲徴税艦ミハイル・バクーニンはカール・マルクスの直接援護として盾になっており、カール・マルクスは砲火に晒されていない。


「戦況はどんなもんなの? 秋山君」

「本国軍だけならともかく、大公側の領邦軍も居るとなると厄介ですね。膠着状態と言えます」


 永田にも分かりやすいように、単純に図式化された戦況図を指して、秋山が永田にレクチャーする。


「このように、どちらの艦隊も艦隊陣形を横方向に広げていますが、まだ相手の防御の隙や行動を探っている状態です。左翼側がやや押されていますが、これも増援が入ったので押し戻しつつあります」


 秋山の操作で艦隊を示すシンボルが動いていく。


「こんなの放っておいて帝都強襲しちゃダメなの?」

「木星圏に展開する敵戦力を撃破ないし無力化しなければ、帝都に降下した我々を背後から襲うこともできる。すっ飛ばすことはできません」


 永田の疑問に、秋山はきっぱりと答えた。


「小官も同意見であります」

「貴様が突撃以外の主張をするなんて、明日は流星雨かな」


 秋山は本部戦隊戦術支援アンドロイド、征蔵いくぞうの意見に苦笑した。


『ふふふ……お困りのようじゃな』

「だ、誰だ?」

「そこで、ワシの出番じゃ」


 床の軽合金パネルがガタガタと音を立てて持ち上がると、ハーゲンシュタイン博士が歳の割には身軽な動作で現れた。



 同時刻

 叛乱軍総旗艦インペラトリーツァ・エカテリーナ

 司令部艦橋


「物量に任せた防御陣ね。これを破るには私達だけじゃ手が足りないわ」


 うんざりした様子のギムレット公爵に、参謀総長の柳井は頷いた。


「しかし、敵艦隊もこちらとがっぷり四つに組んでくれていますから、戦線を維持できているようなもので。一部を天頂なり天底方向に回されたら、対処しようがありませんが……特別徴税局がいてくれなければ、こんな蜂起をすることもなかったでしょうね」


 叛乱軍参謀総長の柳井上級大将は、戦術ディスプレイに映された特徴局のシンボルに目を移した。彼らの戦力は並の領邦軍を凌ぐもので、特別徴税局艦隊が斉射するごとに大公軍の艦隊は艦列を乱して交替と再編成を繰り返している。しかし、それでも物量差は拭えない。


「左翼、エマール提督の艦隊が押されています。アスファレス・セキュリティ艦隊が救援に向かっていますが、いずれ突破されるのでは」


 近衛参謀長のベイカー近衛少将の報告に、柳井は戦況図に目をやる。


 数として少ないピヴォワーヌ領邦軍艦隊は、数の差を練度で補っていたが限度がある。アスファレス・セキュリティ艦隊は民間軍事企業としては重装備の艦艇を持つが、領邦軍や正規軍相手の戦闘を長時間続けるには荷が重い。


「そろそろのはずだが……」

「閣下! 艦隊後方重力震! 大規模です」

「識別は?」

「いえ、未確認のパターンです。IFFに反応あり。友軍と表示はされますが……」


 柳井が木星軌道周辺の戦況図に目を移した瞬間、初めはさざ波のような、時間が経つにつれ大時化の海のような重力波の乱れが検知された。


「来たか。ここは一つ、特徴局の隠し球に期待するとしよう」



 〇六時三五分

 装甲徴税艦カール・マルクス

 第一艦橋


「こんなことも……こんなこともあろうかと! ワシの持てる技術の結晶を見よ!」


 博士が腕を振り上げ絶叫すると同時に、艦橋にアラート音が鳴り響いた。


「後方、距離一二〇〇〇に多数の大規模重力震……戦艦! 戦艦です!」


 艦隊後方の映像がメインスクリーンに投影された。背景の星空が揺らぎ、そこから次々と戦艦が飛び出てくる。総数二〇隻。博士が強制執行時に徴収した惑星鉱山や資材を流用し、辺境部の自動工場で作り上げられた秘密兵器。これが叛乱軍側の切り札だった。


「ふふふ……ふふふふふふ……ふはははははははははは! 物量に任せた防御陣を崩すには、こちらも圧倒的な物量を持って磨り潰すがよろしかろう! 見たまえ! 我が技術の粋を凝らした無人装甲徴税艦を! これが実用化のあかつきには滞納者などあっちゅーまに宇宙の藻屑じゃわい! まさか内紛で使用することになろうとは思わなんだが、それはそれ! 我が技術を、我が科学力を見よ!」


 現在カール・マルクスの直掩をしているタルピエーダ級改装のミハイル・バクーニンと同型の無人艦が、最大加速で敵艦隊へ向かっていく。その間にも重荷電粒子砲やら電磁砲やら誘導弾を吐き出しながらである。


「あ、あのー、博士。無人戦艦群、次々と敵艦隊に突撃しているようですが」


 博士の常軌を逸した声に艦橋中が凍り付いたが、秋山は戦況図を見ながら顔を青くしていた。


 超空間潜行から浮上してきた無人徴税艦の突撃は、火力と防御力に任せた無茶苦茶な戦術だが、それだけに防ぐにはそれを圧倒する火力を叩きつけるしかない。大公軍は狂乱状態で接近する所属不明艦を迎撃するしかなかった。


「ふむ? ほー、そうなったか。やはり封印指定の人工知能流用したのは、ちとまずかったかのう。まあよい、代わりはいくらでも出てくるわい!」


 封印指定とは、ハーゲンシュタイン博士が作り上げた発明品に対して、局長その他の審議の結果、世に出すことを禁じられた危険物の総称だった。


「ふははは、接収した自動工場はよく働いてくれたわい。惑星鉱山と反物質燃料廠、化学プラントと直結じゃから、原料の精錬から艤装、製造ロボットの再製造までフルオートメーション! これほどまでに美しい無人工場は帝国史上類を見んじゃろ」

「あんた何作ってたんですか……いえ、博士の設計思想の美しさはどうでもいいんです。どのくらい動くんですか!?」


 恍惚として震えるハーゲンシュタインだったが、それを聞いた秋山が顔色を変えた。


「そうじゃのー、今の製造ラインなら一〇年くらいは無補給で動くかのう。時間さえもらえればまだまだ出てくるぞい」

「得体の知れない特攻馬鹿が一〇年も!? なにしてんですか!?」

「ふはははは! まあそう言うでない。見たまえ、敵の防御陣はもはや障子紙のようなものじゃ!」



 〇六時三七分

 総旗艦インペラトリーツァ・エカテリーナ

 司令部艦橋


「……あれは何?」


 しばし唖然として戦況を見ていたギムレット公爵メアリーは、ようやくその一言を発した。


「あんなものを隠し持っていたとは、特別徴税局も中々……ただ、これで前面の敵は片付けられるでしょう」


 戦況図を見ていた参謀総長の柳井上級大将は、特攻馬鹿の突撃で開いた空間を指さした。いくつかの無人艦は戦艦の重荷電粒子砲の集中砲火を浴びているが、それでも航行機能を維持したまま吶喊し、体当たり攻撃に移行している。


「今のうちに特別徴税局には帝都に潜行して貰いましょう。本隊は前面の敵を行動不能に追い込んでから帝都へ」

「そうしてちょうだい。前面の敵は総崩れよ! 今のうちに距離を詰めて航空隊、駆逐戦隊の近接攻撃に移行! 陸戦隊は移乗攻撃アボルダージュの用意! 目標、中央軍第一艦隊旗艦アドミラル・トーゴー!」



 〇六時五〇分

 地球

 帝都ウィーン

 国税省

 第三会議室


 木星戦線で激戦が繰り広げられている頃、斉藤達の制圧した国税省でも動きがあった。

 

「斉藤、そろそろ限界だぞ。機動隊が突入準備を始めてる」


 仮眠を取っていた斉藤達を、アルヴィンが起こした。


「……木星圏の戦況が一段落したのなら、我々の任務は終わったとみてもいいでしょうが、局長達が地球圏にたどり着くまでは粘りたいですね」


 斉藤は伸びをしながら窓の外を見た。国税省前の片側四車線の道路は完全に封鎖され、機動隊が待機していた。


「マクリントック班長、どうです?」

『無理無理。まあ徴税艦から近接火力支援してくれるっつーなら考えるが』

「そりゃ無理ですよ班長。そんなことしたら国税省を中心に一キロメートル四方が更地になります」


 斉藤としては、機動隊の突入が始まれば、すぐに撤収命令を出して帝都から撤退する腹づもりをしていた。しかし帝都の防空網を突破して外宇宙に逃げるには些か危険が伴う。本隊が来るまで持ちこたえることに賭ける方が、安全性は高かった。


「ゲルト、なんかいい案ない?」


 突然振られたゲルトは眠気も覚めたように目を見開いた。


「はぁ!? まあ、時間稼ぐなら、やっぱり徴税艦自爆させるぞーってのと、あとは国税大臣人質にとるしかないんじゃない?」

「まあそのために捕縛したんだ。大臣室へ行こう」


 斉藤は執行拳銃を手にして会議室を出て行く。無論防弾チョッキとヘルメットも装備だ。


「まったく……ほら、ソフィ行くよ」

「ああい……」


 寝ぼけ眼のままソフィはフラフラと立ち上がり、ゲルトに手を引かれて会議室を出て行った。



 〇七時〇一分

 大臣執務室


「ご機嫌いかがでしょうか。皆様」


 オットー・シュタインマルク国税大臣、李博文りはくぶん官房長、デレク・ハスケル政務官、羽田健三はねだけんぞう事務次官の四人は、運悪く皇帝国葬のあとに国税省で仮眠を取っていたところを捕縛され、虜囚の身となっていた。


 斉藤の神経を逆撫でするような挨拶に、軟禁された四人は一様に眉をしかめた。


「斉藤君! これはどういうことだね!? 機動隊が押し寄せている、いやそれだけではない、テレビではシュヴェヒャトの首都防衛軍団まで動き出したというではないか!」


 憔悴しきった様子の大臣は、斉藤に掴みかからんとする勢いだったがアルヴィンがそっと間に入って押しとどめた。


「はい。ですから大臣閣下らには、帝都の被害を軽減するために人質になっていただきます」

「人質だと!?」


 事務次官が叫ぶが、斉藤は狼狽えることなく、むしろ凄みのある笑みを浮かべた。今までも人質だったが、あくまで特別査察中は人間が出入りできないので国税省内に缶詰にしていただけ、という建前だった。


「帝都一つと大臣方四人の命を平等にしてやると言っているんです。帝国臣民、帝国政府閣僚として名誉なことではありませんか」

「貴様!!」


 事務次官が斉藤に飛びかかろうとしたが、ゲルトが足を引っかけてすっ飛んで執務室の床に突っ伏すことになった。


「事務次官、手荒な真似はしたくありません。大人しくしていただきましょう」


 ゲルトは執行拳銃を突きつけて、事務次官達を椅子に座らせた。


「ソフィ、拡声器あったっけ?」

「はいこれ、どうぞ」


 ソフィが取り出したメガホン型の拡声器を右手に持って、斉藤は大臣執務室の窓を開いた。ここからは正門が一望できる。機動隊が方陣を組んでいつでも突入できるように体勢を整えていたのも丸見えだった。


『あーあー、テストテスト……現在国税省内は特別徴税局が、国税法第六六六条に基づく特別査察中である。不必要に危機を煽り、我々に対して不当な干渉を続ける警察機動隊に対して、即時の撤収を要求する』


 端っから悪党にされた機動隊側だったが、さらに斉藤は続ける。


『こちらの法的に認められた行動に対して、武断的措置を取るのならば、我々国税省側としても相応の措置を取ると国税大臣閣下は仰せである』

「ま、待て! 私は一言もそんな」


 大臣は狼狽えて取り乱すが、アルヴィンに羽交い締めにされている。


『国税大臣閣下は、国税省の独立性が脅かされるのであれば、我々特別徴税局共々、庁舎を枕に討ち死にも辞さないとのことだ。我々は上空の徴税艦を自爆させる用意がある。もし一歩でも、機動隊、帝国軍、公安、その他の勢力による国税省敷地内への侵入が認められた場合、我々は最後の措置をとるものと、国税大臣シュタインマルクの名において宣言するものである』


 斉藤の宣言はすべての責任をシュタインマルクに押しつけるものであった。内容が事実であれ虚偽であれ、シュタインマルクは部下や外局の監督責任というものもあり、進退問題はおろか刑事罰もあり得る事態になってしまった。


 ここに至ってシュタインマルク大臣の神経は焼き切れて、彼は白目を剥いてその場に倒れ込んだ。官房長、政務官、事務次官はその様子を呆然と眺めているだけだった。


「あらら、倒れちゃったか」

「斉藤、いいのかあんなこと言って。勝てば官軍って突っ込んできたらどうすんだ?」

「その時はすっ飛んで逃げましょう」


 アルヴィンの言葉に、斉藤はここ数年で一番の笑みを浮かべた。その笑みとは、悪役のものだったとアルヴィンには思えたという。

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