第116話 フィードバックがほしい

8月から就職活動をしていて、シナリオライター職がある会社を色々受けています。結果はというと、これを書いてる時点では散々ですね…。


で、受けた会社の中には課題提出を求めるところが幾つかありました。そりゃそうですよね。給与に見合うシナリオライターを雇うのだから会社としては実力を見極めなければなりません。


自分としては、この課題提出がけっこうつらかった…。


何がつらいって、まずモチベーション。今まではお金がもらえる環境下でシナリオを書いていました。仕事だから書く。良くも悪くもこれがモチベーションとなり、自分をシナリオに向かわせました。しかし課題のシナリオはお金になるかわからない…。お金のために物語書いてんのかよ、と心の声が聞こえてきますが商業で創作やっていこうものならお金は十分モチベーションとなり得ます。


あとモチベーションだけではなく課題の内容もけっこう難しい気がします。というのは、簡単に終わらせる内容じゃないんですよね。


中には弊社がリリースしている既存IPのキャラを使ってショートストーリーを書いてください、なんてものがありました。ということは、まずその既存IPについて調べ、場合によってはある程度プレイして世界観とキャラを掴み、そこからプロットを考え、実際に書く。人によると思いますが自分は割と労力を割きました。


そして、よし! いいものが書けた! と思っていざ提出して、「当社の基準に達していません」「厳正なる審査の結果、お見送りになりました」という返事があった日にはけっこうダメージがでかいです…。


せめて課題へのフィードバックがほしい…。それらがあれば成長の糧とできるし、不採用という結果の中にも何かしらの意味を見出せるかもしれない。フィードバックがないと数日かけて作ったシナリオに無駄という烙印が押されたようで正直しんどくなります。さらにネガティブになると課題の良し悪しではなく年齢で落とされたんじゃないか? と勘ぐってしまいます。


いかんいかん…これじゃ単なる愚痴だ、と思いつつ、最近の自分をネタにして今回の備忘録を書いてみました。こうすれば落ちたことに意味が出てきますよね? そう、不平不満は前向きになるためのネタにすればいいんです!


ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

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