第9話
九
鳥使い達の視線が全て自分に向けられるのを感じながら、カーネリアはブルージョンに振り回されている時に閃いた事を話し始める。
「ハリは病を押して騒ぐ野生ベヌゥを鎮めに行き、パートナーの背中で最後を迎えたのです。ハリの本には、ハリが巨樹のがらんどうで、暮らし始めてから何度も地震があったと書かれています。そして地震が起こるたびに樹海の生き物達が騒ぎ出し、ベヌゥ達も冷静さを失っていたとも……」
そう、ハリが生きていた時の樹海では、地震がよく起こっていのだ。樹海北端部にやって来たハリは、強めの地震が起こる度に騒ぐ野生ベヌゥ達の騒ぎを、パートナーと共に鎮めに行ったのだった。
「その騒ぎはハリの病状が悪化しても起こり、ついにハリは病を押してハートナーに乗り、野生ベヌゥ達を鎮めようとしたのね。そしてパートナーの背中で命尽きていまい、ハリの身体はベヌウの背からまだ固まっていない樹脂の中に落ちて行った……」
カーネリアは確信をもって、頭に閃いたハリの最後の様子を、仲間達に話し聞かせる。鳥使い達は、カーネリアが話すハリの最後を、納得して聞いている様だ。何時の間にか鳥使い達は意識の中で、銀色の羽根と共にベヌゥの背中から仰向けに巨樹へと落ちて行くハリの光景を共有していた。
「確かに、君の言う通りなんだろう。ハリにとっては不本意な最後だったのだろうけど、ハリが樹脂の中に落ちたお蔭で今でも、今もハリの姿が見られるんだよね」
カーネリアの説明が終ると意識を元に戻したクロッシュが、巨樹の天辺に開いた大きな穴に目をやりながら呟く。気が付けば時刻はもう夜になっていた。
「さぁ、ハリに敬意をはらってから、がらんどうに入って一休みしようよ。奇妙な連中が約束を守ったのも確信したしね」
クロッシュががらんどうに戻るよう、鳥使い達を促すと、他の鳥使い達は頷くとベヌゥ達を残し、光石の光りを頼りに巨樹の天辺に開いた竪穴へと入り、樹脂にと閉じ込められたハリと対面する。ハリと向かい合った鳥使い達はハリをたたえる詠唱を歌い、鳥使いの黎明を記録してくれたハリに感謝を捧げた。この大昔に生きた女性が自分の体験を書き残してくれたおかげで、様々事がわかったのだ。後はハリの子孫でもある今を生きる鳥使い達が、彼女の残した記録を守る番だ。カーネリア達がハリと対峙して詠唱を歌っているのも、その決意をハリに伝える為でもあった。
鳥使い達は詠唱を歌い終ると、竪穴へ降りた時に使った蔦を使って竪穴の壁をよじ登り、竪穴を出ると真上の空にピティスと二つの月が輝く巨樹の天辺にたった。もうこの景色をゆっくり見られるのも、今夜で最後だ。明日にはハリの本を運ぶ手伝いをする為に二人の鳥使いが樹海北端へとやって来て、鳥使い達は彼らと一緒に、樹海北端の森を離れる手筈になっている。カーネリアは仲間とピティスに照らされた沈黙の山脈に目をやった後、ブルージョンを呼んで騎乗し、パートナーに乗った仲間達と共に、巨樹のがらんどうに入って行った。
次の日の昼ごろ手伝いの鳥使い達が約束通りにやって来た。しかも小型飛行物体に傷付けられ、鳥使いの村に遣って来た野生ベヌゥと一緒にだ。野性ベヌゥはもうすっかり元気になったらしく、到着するとすぐに、四人の鳥使いとそのパートナーのベヌゥが見守る巨樹の上空で輪を描いて飛び始める。野生ベヌゥは飛び続けながらひと声鋭い鳴き声を出し、仲間のベヌゥ達に呼び掛け始めた。元気になって帰ってきた事を中に伝えているのだ。野生ベヌゥの声に続いてそれに答える仲間のベヌゥ達の声が遠くから聞こえ、野生ベヌゥは巨樹から離れた場所で飛び回って居る仲間の元へと飛び去って行った。
「元気になって、良かった。これで一区切りついたのね」
元気になった野性ベヌゥの様子をクロッシュやモリオン達と見ながら、カーネリアは安堵の吐息を付きながら、ぽつりと呟く。他の鳥使い達の気持ちも、みんな同じだろう。傷ついて鳥使いの村に来た野生ベヌウが元気になって群れに戻り、見付けだしたハリの本持ち帰るばかりになった事で、今回の仕事に一区切りつけられ他のだ。後は手伝いに来た鳥使い達と共にハリの本をベヌゥの背に乗せ、鳥使いの村に帰るだけだ。野生ベヌゥ達の姿が完全に見えなくなるとカーネリア達は、さっそく帰り支度を始める。まず巨樹の天辺に降りてきた鳥使い達がパートナーから離れるとまず手伝いの鳥使い達をハリの眠る竪穴に連れて行き、ハリに敬意を払わせた。手伝いの鳥使い、若手の女性鳥使いと熟練者の男性鳥使いはハリの姿に驚きながらも詠唱を歌い、樹脂の中のハリに敬意を表す。そして二人がハリに敬意を表し終わると、すぐに竪穴から出でパートナーのベヌゥに乗ると巨樹の幹に開いた大きな穴を抜け、がらんどうの底にパートナーのベヌゥを着地させる。
がらんどうの底にブルージョンを着地させたカーネリアは、さっさとパートナーの背中から降り、ハリの本が置かれた小屋に行こうとしたが、後から来た手伝いの鳥使い達は蹲るベヌゥに乗ったまま、がらんどうの内部を見詰める。初めてこの巨大な樹木に出来たがらんどうを見た手伝いの鳥使い達は、複数のベヌゥが悠々と入れるがらんどうの広さに圧倒されたようだ。暫くがらんどうの内部を見回し、鳥使いのベヌゥと野生ベヌゥが一緒にいるのを見て驚いた後、手伝いの鳥使い達はパートナーの背中から降り、先に来ていた鳥使い達と一緒に、ハリの本がある小屋へと向かう。
小屋の中にはハリの本が数冊ずつ纏めてあり、すぐベヌゥに乗せても良い状態にしてある。本当なら二羽のベヌゥの力があれば本を全て運べられるのだが、貴重な本を少しずつ慎重に運ぶ為に、わざわざ手伝いがよこされたという訳だ。鳥使い達は手分けしてハリの本をベヌゥの騎乗具に取り付けられた物入れに収納すると、パートナーと共にハリの日用品が収められた小屋の前に並び、黙礼した後ベヌゥに騎乗してがらんどうの外へと飛び出した。がらんどうから出ると鳥使い達はパートナーを共に巨樹の上空を飛び回りながら、巨樹の樹脂に閉じ込められたハリに別れを告げる。その後鳥使い達はベヌゥの首を、南にある鳥使い達の村の向けさせると樹海北端の森を後にし、鳥使い村への帰路についた。
鳥使いの村に帰る旅は、比較的順調に進んで行った。途中何度か悪天候に会ったり、樹海の危険動物であるホネナシに出くわしたりはしたものの、これと言った面倒は起らず、数日後には鳥使いの村がある山が見える場所に辿り着け、鳥使い達はそこで最後の休息を取った。そこで休息を十分に取った鳥使い達は、再びベヌゥを飛び立たせると、鳥使いの村へと進んで行く。そして鳥使いの村がある山が間近に迫って来ると、七羽ほどの鳥使いを乗せたベヌゥが、村の上空を飛んでいた。カーネリア達を出迎えに来てくれたのだ。カーネリア達は出迎えてくれた鳥使いとベヌゥ達に手を振って挨拶すると、パートナーを出迎えの一向に合流させ、ベヌウ達の離着陸場に降りたって言った。
「お帰りなさい。よくやってくれましたね」
離着陸場に蹲ったブルージョンの背中を降り、久々に鳥使いの村の土を踏んだカーネリア達を、大長老クリスタを含めた長老達の一団が、十数人の村人共に出迎えてくれていた。しかも村に戻って来たジェイドと一緒に。長老達と一緒に並んでいるジェイドの傍らには、ベヌゥを小さくした様な銀色一色の鳥が立っている。流星の鳥だ。間違いなく、ジェイドは流星の鳥の鳥使いになっていた。今すぐにでも村に帰って来た双子の兄弟の元に走り寄り、抱きしめてやりたいところだが、此処はまず先に、長老達に挨拶しなければならないだろう。カーネリア被っていた帽子を頭の後ろにずらし、はクリスタに近寄ると握手をしてから無事に村へと帰って来た事を伝える。続いて居並ぶ長老達一人一人と握手をし、カーネリアに続いてクロッシュやモリオン達もクリスタと長老達と握手をしていく。そしてカーネリアは長老達と握手をし終わると、ジェイドと抱き合い、再会を確かめ合った。
「やっと帰って来てくれたのね。良かったぁ……」
この言葉を言うのに、どれだけ時間がかかっただろうか。それを思うと今はただ嬉しかった。それはジェイドもおなじだろう。
「ごめんよ、心配かけて」
少しはにかみながらカーネリアに答えるジェイドの声には、鳥使いの村に帰れた喜びがにじみ出でいた。カーネリアは双子の兄弟が村に帰った事を確かめ終わると、ジェイドから離れて傍らの流星の鳥に目をやった。
「これが、流星の鳥?」
「そうだよ、アナンダと言う難だ」
ジェイドは流星の鳥の頭を撫でながら、カーネリアに紹介する。
「よろしく、アナンダ」
カーネリアが流星の鳥に挨拶すると、流星の鳥アナンダは鋭く高い声で一声鳴き、カーネリアの挨拶に答える。するとブルージョンやクロッシュ達、初めて流星の鳥を見たベヌゥ達も一斉に泣き出し、流星の鳥にあいさつした。これで流星の鳥はカーネリアやブルージョン達を覚えてくれただろう。
「さぁ、挨拶は終わりだ。早くベヌゥ達の背中からハリの本を降ろしてやろう」
カーネリアに続いて長老達との挨拶を終えたビルカの大声が離着陸場に響き渡り、鳥使い達は騎乗具に付けた予備の物入れからハリの本を取りだし、本を図書室に収めようとして離着陸場に来た村人に渡していく。ハリの本が村人達によって離着陸場の後ろにある崖の洞窟に運び込まれると、鳥使い達もパートナーのベヌゥを連れて洞窟に入り、そこでベヌゥから騎乗具を外して羽根を布で拭き、洞窟の外に出すと自由にするように、指示をだす。ベヌゥ達が流星の鳥のアナンダと上空高く飛んで行くのを見送ると、カーネリアとクロッシュ、それにビルカとモリオンはまず旅の汚れを落としに行く。
カーネリア達は洞窟の奥に作られた階段を昇って平らな山の頂上にある村に出で、まず旅から帰った鳥使い達の為の浴場に入り、そこで旅の汚れを洗い落とす。長い間の汚れを落とすと鳥使い一人一人に割り当てられた物入れから用意していた着替えを取り出して着ると、今度は村の真ん中にある階段を下りて食堂に行き、一服すると、長老達が話し合いをする会議の間に向かった。部屋に集まった長老達に、今回の旅の報告をしに行くのだ。カーネリア達が長老達の取りまとめ役であるクリスタの許しを得て会議の間の扉を入ると、長老達全員が会議の間に揃い、カーネリア達の報告を待っていた。
「クリスタ、それにご臨席の長老の皆さん。このたびの旅の報告にまいりました」
会議の間に入ると、まずビルカがよく通る声で挨拶し、カーネリアとクロッシュ、モリオンは頭を下げて長老達に敬意を表した。
「樹海北端への旅、ご苦労様でした。よくハリの本を持ち帰えられましたね。どのようにしてハリの本を見付けたのが、説明してください。イドで大まかな事は解っているのですが、もっと詳しくしりたいのです」
ビルカの挨拶に続いてクリスタがカーネリア達にねぎらいの言葉を掛け、カーネリア達は改めてクリスタに敬意を表した。
「解りました、クリスタ。ハリの本の事は、まずカーネリアがお話しします。カーネリア、長老達にご説明を」
ビルカに促され、カーネリアは樹海北端の旅での体験を、長老達に説明し始める。幾日もかけて樹海北端を目指し、ようやく樹海北端の森に辿りついた事、そこでハリのパートナーの子孫らしい野生ベヌゥ達と出会ったこと、彼らの住み家である巨樹で巨樹の樹脂に閉じ込められたハリを見付けた事、そして小型飛行物体に持ち去られたハリの本の一部を取り戻しに、沈黙の山脈を越えて行った事、沈黙の山脈の向こうの荒野で出会った、自分達は別の世界から来たという人間達の事……。カーネリアが語る話しの一つ一つを、長老達は一言も聞き漏らすまいとするかのように真剣に聞き、疑問があれば即座カーネリアや他の三人に質問した。
「有難う、カーネリア。今回の旅で様々な事が解りましたね。それに飛行物体を操っていた人間達を、上手く退散させましたね。お手柄です。それより探していたベダの花の大量開花への対処法も、見付けられるのですね?」
全ての話しを聞き終ったクリスタが、最後に一言、カーネリアに質問し、カーネリアはすかさず自分の意見を述べる。
「ええ、ハリは森の賢者にベダへの対処法を教えて貰ったと書き残しています。もりの賢者の姿と共に、それによるとハリの言う森の賢者は、間違いなく光りの川に住むバイーシーでした。バイーシーを探し出して聞けば、対処法を教えてくれるでしょう。私は暫く休養したら、バイーシーに会いに行こうと思います」
長老達はカーネリアの意見を、時々頷きながら聞いている。カーネリアの意見をしっかりきいている証拠だ。
「解りました、カーネリア。バイーシー会って、ベダへの対処法を聞き出してきなさいね。ただし、しっかりと休んでからですよ。さぁ、今日はこれまでにしましょう」
「クリスタ、有難うございました」
クリスタの言葉を受けて、旅の報告を聞く集まりはお開きとなり、長老達は席を立って会期の間を出て、自分達の住み家へと戻って行く。カーネリアとクロッシュ、モリオン達も長老達に挨拶すると会議の間を出て階段を昇り、鳥使い達の住み家がある山の上へと向かった。
階段から外に出るともう夜は更け、空には星と三つの月だけが輝いていた。惑星ピティスが無く、月と星だけの夜……鳥使いの男女が、愛を育むのに良いとされる夜だ。山の上に出て来たカーネリアとクロッシュは、月と星だけの夜の下を、肩を寄せ会って歩いて行く。カーネリアと一緒に階段を昇って来たモリオンは、迎えに来たジェイドと寄り添いながら、自分達の愛の巣へと向かっている。お互いを重いながら離れ離れになっていたモリオンとジェイドは今やっと、愛を育めたのだ。カーネリアは自分達から離れて家に帰る二人を見送りながら、彼らのこれからの幸運を祈った。自分達の合いを育む為に、伴侶と肩を抱き合いながら、自分達の住み家へと歩いて行く。
窓の外に大きく広がる惑星の姿を見ながら、惑星探査隊の隊長、ギャレス・マカフリーは部下のジーンの報告を聞いていた。ギャレスが船長も務めている惑星探査船の新しい着地場所を決めるのには、二、三日はかかる言う報告だ。それまではこの惑星の軌道を回りながら、ずっとこの青と水色と白の縞模様で彩られている惑星の表面を、ずっと見ていなければならないらしい。
「あーあ、もっと早く決めてくれないものかね。次の着陸地点くらい」
ギャレスは船長席で大きく伸びをしながら、本部への不満をぶつくさ言う。
「仕方がないでしょう。この惑星の先住者が、立ち入らない場所を見つけないとだめですからね」
船長席の横でギャレスの繰り言を聞いていた金髪の女性ジーンは、大きな身体を窮屈そうに船長席に収めているギャレスを諌める様に、静かに話し掛けてきた。
「確かに、漂流者の子孫とはいえ地元民だからな。彼らに姿を見られてしまったのに、無断で探査対象の惑星を離れた事を許してもらえただけでも、上等だよ」
ギャレスは座席を回転させてジーンと向き合うと、繰り言の続きを言う。
「でもそれは、侵入して来た地元民の男が持っていた、ドローンの音声記録装置のおかげでしょう。彼がたまたま拾った音声記録装置に今度の一件が全て記録されていたので、本部も緊急離陸を認めざるをえなかったのだろうから。まぁ、あの地元民たちは、自分達の話し声がすっかり記録されているなんて、思ってもいないだろけど」
そう、あれは緊急事態だったのだ。あの時地元民の要求に従ってドローンが拾った本らしきものを地元民に渡し、離陸を約束した事で、部下の一人のチュウが外に残したドローンを運び込めたのだから。地元民が連れて来た巨大な鳥が暴れ回っているのに外に出たら、それこそ命取りだ。それにドローンが拾った本らしき物は既に記録し終わっていて、彼らに渡してもよくなっていた。
「それにしてもあの鳥を連れた地元民には、驚かされましたね。まさか自分達の先祖が、別の世界から来たのだと認識していたとは。この惑星の地元民は自分達が宇宙を渡って人間の子孫である事を、すっかり忘れているはずだったのに」
「確かに多くのの地元民は知らないのだろう。自分達が外からこの惑星にやって来た事を忘れているからこそ、彼らは特別な保護対象になっているのだからな。でもあの鳥を連れた地元民たちは違う。彼らは少なくとも、祖先が空からきたのだと認識している。この惑星の地元民と正式に接触するのは、巨大な鳥を連れた連中になるだろうな。まぁそれまでには、彼らの言葉をもっと勉強しておこうかな。今度もいやいや勉強したのが役に立ったのだから」
「まぁね頑張ってください。私はこれで失礼します」
ギャレスとの会話を終えたジーンが船長室を出て行くと、ギャレス再び窓の外の惑星に目をやる。この惑星の地元民との接触は、今まで何度も検討され、立ち消えになっている。だがもしかしたら、近い内に彼らとの本格的な接触が始まるかも知れない。だがそうなったら、この惑星の地元民達は、どんな運命を辿るのだろうか? 特にあの、巨大な銀色の鳥を連れた地元民達は……。青と水色と白に彩られた惑星の姿を見ながら、ギャレスはこの惑星の将来に思いを馳せた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます