第4話香水

メチャクチャ酔った

どこなんだろ?

寝てたのか?

車の中?


ねえ、ねえ、ねえー!

起きて〜!

大丈夫?

飲み過ぎとか珍しく無い?

どうした?


あ、この香水。

お前の匂い。

どうしたって、、

お前のせいで俺は酔ってんだよ。

なんでお前がいるんだよ。




なんで?お前いるの?



は?ー

電話して来て

頼むから迎えに来てくれって

言ったじゃん

どこの女と間違えたんだよ。



まさか、

欲のままかけたのか俺、、、



ねえ、家着いたより降りれる?




お前の香水

目を開けなくても分かる

お前の匂い

俺は思わず抱きついた。

そして深呼吸した

この香りを全て吸い込みたい

このままお前も吸い込みたい



ちょっと大丈夫?



あ、酔ってた悪い

帰るわ

後で穴埋めするわ

じゃ、


ハイ、バイバイ

しっかりしなよ!



お前は知らない


友達とゆう言葉でお前と繋がっている

友達とゆう言葉が俺には苦しい

優しいやわらかい

香水ね匂い

あえて何を使ってるのかは聞かない


だけど、この匂いが好きだ

身体についた

お前の残り香

このまま彼女に会うのはまずい

帰ったらシャワー直行だ、


同棲してる彼女も香水を使うけど

なんか違う


あの柔らかくて

優しくて

可愛らしくて

強がりで


香りじゃない

あいつの事だ、


なんで、

友達なんだよ

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