神の手違いで死んだ俺のチート異世界日記~第四話

着いてからは快適で楽勝だった。食事は願えば何でも出てくるし、モンスターはデコピン、魔王もデコピンで瞬殺だった。だがこんなことしていると周りから命を狙う集団がぞろぞろと迫ってくる。まあ意味不明な誰からも注目されてない人間が魔王を3秒で倒してきたとなれば皆疑うだろう。何回も襲われたが所詮殺し屋。モンスターより弱かった。「買収しただろ」とか「漁夫したんだ!」などなど。だが確認集団が魔王の生死を確認してからは俺は英雄同然だった。

といわけだ。だから俺は今異世界に住んでいる。ハーレムも誕生し、何もかもが完璧だった。だが訓練は怠らなかった。それはいつ天からお裁きが下るかわからないからな。なんとか耐えれるようにしたいからな。

話は変わるが、今この世界には「レベル」というもんがあるんだ。それの最高レベル、すなわちこの世界の俺を除いた最高レベルは260だ。事実上、300レベまで上げることが可能なんだが実際俺は99999999999999999999999レベ。いわゆるカンストのカンストって感じだと思ってもらって構わない。だが今の俺のレベルは100。攻撃力も本来の100分の1にしてある。

他のステータスも同じだ。だからむしろ怪しまれるんだ。「なんでこんな100レベの初心者が260レベの覇者でも歯が立たなかった魔王を倒せるのか」魔王を倒してから皆から言われる定番の一言だ。そろそろ聞き飽きてしまった。そう思っている最中、王宮の王女様から”強制”収集を食らった。正直全然乗り気では無かった。なんでかって?そんなの簡単だ。俺を殺めようと始めたのがその”王女様”なのだから。

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