2022.1.19 主人公について考えよう
いい加減主人公について色々考察しなければいけない時期のようですよ。
主人公はもうふわっと流されるような感じでもいいかな、とも思うのですが、それだとやっぱり破綻していくよねー思いつきばっかりだとつじつま合わなくなるよねーと思ったり。
そうそ。最近読んだ中ですっごい違和感感じたんですよ。
「仕事のできるメイド長、20歳」って。主人公が10歳前後なら百歩譲ってわからなくもない。成人が12~3歳なんだろう、と何とか飲み込めるよ。けどさ。主人公が18歳で、メイド長が20歳。しかも主人公は貴族の学生。違和感ありすぎる。
新米メイドとかならわかるんですよ。もしくは、おっそろしく仕事ができる、ただのメイドなら。でも、まあとりあえずまとめて読んだ結果。
メイド長である必要もなければ20歳という若さである必要も一切なく、むしろお付きの侍女の仕事ばっかりやってるメイド長ってそりゃおかしくない? って評価となりました。
あくまで個人的なね。で、そういった表現に違和感がありながらも読ませるのは上手いと思ったの。だからこそもったいないなあと。
そして私にはそんなに読ませる実力などないので、なるべく違和感のない設定を作りたいと思っているわけですよ。
だから、どんなに細身の優男だろうと身長に合わせて体重は60キロオーバーにするし、長身の女性(しかもグラマラス)なら30キロ台とかありえないだろうと。本物の30キロ台見たことあるのか。鶏ガラみたいだよ。拒食症だよ。骨も浮いて見えるよ。そして筋肉は脂肪の3倍重い。戦う職ならそれなりに体重があって当然なんです。女性であっても。同じ見た目でも箸より重いものが持てない女性と大剣振り回して前線で戦う女性を同じ40キロ台とかにするとかありえない。前者はギリギリ良くても後者は身長もあるだろうから50キロは絶対超える。なぜかって? 脂肪がない分筋肉があるからだよ。
まあそんなこだわりはさておき。つまるところ設定だけはしっかり確実にやっていかないと矛盾点が出まくりますからね。性格については追々ついてくるから割愛するけど。
主人公の性別すら決まってないってどゆこと。
男にも女にも見えるような外見で特に言及しないのは好きだけども、そこははっきりさせておかないといざ書くときに書きづらい。
さて。じゃあ男バージョンと女バージョンで今の所思いついていることを羅列していこうじゃないか。
1.生い立ち
これは男女共通。師匠が祖父母で、両親は不明。薬師としての技能を叩きこまれたけれど、祖父母に育てられたようなものなので常識が少し古い。
2.村へ来た理由
師匠が亡くなり、両親もいない子供だから孤児として扱われそう。だけど孤児院へ入っても1年ぐらいで成人となるから、と入所を拒否。町では生計を立てられないから田舎へ向かって仕事を探す、ってところか。これも男女共通だね。
3.女の子との関係性
ここから男女別ルートだね。男バージョンなら、うじうじ悩む主人公のお尻を叩きながら背中を押す、家族未満の関係にしなきゃいけないかなあ。あ、でも主人公がほのかに恋心を抱いてフラれるのもありか。実ってもいいけど。
女の子の場合は主人公がはっきり言葉にはしないタイプで女の子はなんでもはっきり言う子。タイプが真逆でもなんだかんだ馬が合って親友になる感じかな。
4.男の子との関係性
男主人公の場合は女の子をめぐるライバルで、悪友。どつきあいしながらもなんだかんだ相手を信頼するような、親友とも違う男同士の友情ね。
女主人公だと、逆に男の子がときめいちゃって、でも女の子も好きだし、で男の子からきつく当たられたり逆に守られたり、よくわからない存在になるな。
5.村との関係
ここも男女別かな。老人たちは男尊女卑で、ただでさえよそ者の子供は排除したい。けど貴重な薬師だし村長は歓迎しているしで追い出せないから。
それでも男ならちょっとの諍いで村人には認められそうだけど、女の子だと少しずつ周りに協力者を増やして、って感じかな。
物語としてはどっちもおいしいけど、男の子だとまた旅立ちそうな気配もするな。
主に女の子、男の子との関係性をどうしたいかって話で性別が決まりそうだけど、どうしよう。女の子同士の仲いいほのぼの会話とか見たいけど、男同士のあのよくわかんないけど「嫌いだけど信頼してる」的な関係も書きたい。別に女主人公にしてそうしてもいいんだけど、そうすると絶対どこかで異性として意識するパターンが出てくるんだよね。思春期なんてそんなもんだ。
そうすると、両方を意識しちゃってみたいな男の子が出てくるけどそれはいらないんだ。それでいいなら女の子にするし。
どうしようかなあ。とりあえず仮で女の子にしておこうか。別に男の子がときめかなければ問題ないんだし。
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