2022.1.18 村について考えよう

 コロナで保育園休園だってさ! おかげで子供見ながら在宅勤務ですちくせう。

 仕事がはかどらな過ぎてちょっと現実逃避気味です。まあ急な仕事が降ってこない分いいけどさ……


 そんなわけでスローライフ。

 主人公の周囲について色々考えよう、と思ったんだけど。

 まずは親友ポジションになる予定の子供。こっちも主人公と同じ年か、女の子なら一つ二つ上でもいいかな。んで、お姉さん風を吹かせるタイプ。かいがいしく主人公の面倒を見ようとして、でも年相応の子供らしく思慮が足りない部分や力不足もあって。村のアイドル的な男の人に憧れる、ミーハーな部分があってもいいなぁ。

 主人公との出会いはどうだろう。元々幼馴染よりも、見知らぬ他人から友人になる過程をどこかで書きたい気もするし。

 そもそも主人公は部外者だから、なんでこの村にやってきたのか。親の故郷とか?

 いや、いっそ何も関係のない村にたまたまやってきた方がいいな。ってことは、行き倒れとか、道に迷ったとか。で、子供が食堂の子供とか宿屋の子供とかそんな感じで、主人公を助ける、と。

 ってことは、やっぱり男の子より女の子だな。男の子でそんな風に助ける子って偏見だけど女の子っぽいイメージ。薄汚い同じぐらいの子を助けるってあんまりないような気がする。女の子は早熟だから、あこがれの人がいれば余計にいい所を見せたいって、優しい所を見せる気がする。

 じゃあ村の男の子たちはどうだろう。薄汚いよそ者、しかも一人の主人公に対しては、初めから友好的にはならないだろうな。石を投げたりまではさせたくないけど、それぐらいの感覚。自分たちと違うもの、異質な物をまだ受け入れられる下地がないぐらいの年齢。


 って、子供じゃ主人公が一人でいる理由付けができないじゃん。

 えーと、じゃあこの世界では14歳ぐらいから大人として扱われるとして、主人公や女の子達は13歳~15歳ぐらい、かな。

 村の規模はそんなに大きくなくて、子供も全部で10人ぐらい。大人として働き手には数えられるけど、まだ思慮が足りないから話し合いとかそういった決め事は全部親たちが決めて、トップダウンのやり方が絶対。でも子供なりに考えることもあるし、「大人」としてカウントされるのにって子供なりに複雑な心境で。

 うん、大体思春期後半とかそれぐらいの考え方として、ありかな。あくまでおおざっぱだけど。

 じゃあ、村の男の子達は大人に習って排他的。それがどこかおかしいと思っていても、反論するほどの理由もないからそれに従う。けど、女の子は年齢が一つ上なのもあって、ちゃんと自分の中で考えて結論まで出ている。その結果、主人公を受け入れるべき、と考えて、それで男の子達と喧嘩するような感じ。

 よくある話だと男の子のリーダーが女の子を好き、とかもあるよね。で、ぽっと出てきた主人公(この場合は男)に好きな子を取られる! と焦って余計に悪態をつく、的な。

 うん、大体子供たちについては固まってきた。そしたら、次は村全体について。

 とりあえず村長がいて、これが意外と若くてもいい。若いって言っても40代ぐらい。で、その上に長老がいて、村長は昔田舎が嫌で都会に家出した過去がある。だからよそ者の主人公をすんなり受け入れる下地があるんだよね。だけど、その上の長老や一部の村人は主人公に対してあたりが強い感じで。そんな田舎が嫌で逃げ出す若者もいて、村が寂れていくのを憂いている村長、とか。

 じゃあなんで村に戻ってきたのかっていうと、まあ結婚を機に、かな。もしくは奥さんか子供が病気で、都会の空気が合わなかった、とか。

 まあそこは追々考えよう。とりあえず嫌々戻ったわけじゃなくて、そして妻子ありの村長、と。

 ってことは、長老は排他的な人物筆頭。若き日の村長としょっちゅう大喧嘩して、家出をして出戻った村長との仲も険悪。村長の座こそ高齢で譲ったけれど、その権威はまだあるから村の中でもまだまだ大きな顔をしている、かな。引退の理由としては、腰痛とか病気とかとにかく体の不調かな。村長不在にはできないから、万が一を考えて。そう考えると、昔ながらを大切にしながらも村を大切に思う老人、なんだろうなあ。で、男尊女卑。女のくせに、とか普通に言う。ほんと昔っからいるようなタイプ。

 村としてはちょっと寂れかかった田舎の村。自給自足に、数か月に一度ぐらい行商の人が来るような。宿場として栄えるような田舎じゃなくて。のんびりとして牧歌的なんだけど、下手すると人より動物の方が多いぐらいの村。じゃないと嫌気がさして都会に行く人が出てこないから。

 うん、若手の働き盛りは少ない。けど、まったくいない訳じゃなくて。貨幣制度もあれば、土地が安い分都会から移住する人もいるかもなあ。

 あ、そうだ。女の子が憧れてるのは都会から移住してきた人にしようか。自分の店を持つのが夢で、念願かなって自分の城を構えたから次は嫁さんが欲しい、なんて言うような。

 田舎の子からしたら都会に住んでいたってことでちょっと洗練されて見えるし、子供のころから知っているおっちゃんたちともちょっと毛色が違って、まさに憧れ。ちょっとイケメンだといいかな。でも、どっちかというと優男風で、でも実は戦うと強い、とか。

 冒険者制度があれば、元冒険者の雑貨屋とかでもいいなあ。あ、主人公と同業者とか、関係のある業種でもいいかも。魔法薬を売る雑貨屋と、魔法薬を作る薬師で。それか薬草の卸元とか、どっちがどっちでもいい。とにかく関係者で、主人公も頼れる協力者的な。女の子は「仲間」で男の子は「障害物」、村長や移住者は「協力者」で、そういった人間関係を作っていくのが一章、かな。

 主人公についても固めていきたいけど、そろそろ大枠を決めていかないと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る