七龍学園編 補足情報まとめ

七龍学園編 主要人物


・サクラ・トレイル

 本作の主人公。七龍学園の一年生で魔法科と魔道具科に在籍している。天の適正にも慣れてきて実力も伸びてきている。冒険者ギルドへの登録と同時にSランク冒険者に認定された初めての存在。オリエンテーションで殿下や神霊の愛し子に勝ったときの姿から桜姫はるひめと呼ばれるようになる。本人は不服だがカトレアは桜姫の渾名が可愛いと思っている。文化祭のミスコン優勝、中間テストで好成績を残すなど幅広く活躍し学園中の人気者になった。


・カトレア

 狐の獣人族でサクラの幼馴染で母親ポジション。七龍学園にサクラと共に入学した。魔法科と商学科に在籍している。本人は気付いていないけど商学科では最初高嶺の花、途中からアイドルのように扱われている。文化祭ではミスコンの決勝に残り、体育祭では魔弾合戦でミーヤやチコと共に唯一準決勝に進出した一年生チームとなった。


・ルアード・テスラ

 ルアード商会の会長。サクラとの賭けに負けて冒険者の推薦者となる。若手だがかなりのやり手で庶民から貴族まで幅広く利用されている商品を扱う。サクラのアドバイスを受けてガチャの仕組み作りや魔力量だけを測る水晶の開発などで有名になっている。


・エニシャ、メル、ソアラ

 犬の獣人のエニシャ。リスの獣人のメル。熊の獣人のソアラ。三人とも幼馴染でパーティーを組んでおり、王都で活動している。ガーデンの斥候ロータスに憧れており全員が斥候をしている色物パーティー。魔法使いを募集しているけど誰も入ってこない。


・リリー・シナリー

 七龍学園の学園長でガーデンのメンバー。のじゃロリ。エルフとドワーフのハーフという珍しい存在でもある。ローズを抑えられる稀有な存在で知識が豊富。歩く辞書ともいわれている。


・ライアス・アルパイン

 SDS一周目の主人公。サクラを除いた唯一の日本の記憶持ちでもある。サクラといる時は突っ込み役になりがち。オリエンテーションでサクラに負けてから裏で努力をし始めた。サクラのことを自分よりも格上と認めつつも少し抜けているサクラのことを放っておけないと思っている。


・シルビア・フォン・コモン・ブルーム

 SDS三周目の主人公でブルーム王国の王太子。ジークと契約しており頭の回転が速い。攻撃特化の特性を持つ一方で防御面が紙。びっくりするほどペラッペラ。

 銀色の髪の毛に青色の目を持つイケメン。しっかりし過ぎていて周りから頼られるため常に忙しくしている。


・アービシア・エルネス

 サクラの父でサクラが生まれてすぐに殺そうとした男で伯爵家。詐欺師顔負けの話術で悪事を多々行ってきた。サクラがディアードと出会ってからグロウズ公爵家に攻撃されるようになる。王都から逃げ出した所でサクラの魔法を受けて大けがをし、とあるエルフの少女によって治療された。傷が癒えた後学園に襲撃した。


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七龍学園編 主要ワード


・七龍学園

 ブルーム王国にある学園。アースフィアの中で最も大きな学園で魔法科、騎士科、政治科、貴族科、魔道具科、錬金科、商学科の七つの科があり、十五歳から十八歳までの三年間在籍する。七人の神霊を象徴として建てられた。貴族科を除き、すべての学科で出自問わず入学することができる。貴族科だけは貴族という出自だけで入学できるが、他の科は試験が難しく入学するだけでかなりのステータスになる。貴族も箔を付けるために他学科を受けることが多く、貴族科にしか所属しないものは貴族の中で落ちこぼれ扱いされる。貴族も試験の難しさを知っているため、横柄な態度をとる者は少ない。不文律として出自問わずの平等が掲げられている。


・冒険者ギルド

 国から独立した機関。雑用から脅威となる魔物の討伐まで冒険者に仕事を斡旋する。魔物や冒険者の力量を測ってランク付けもしており、それぞれの冒険者に合った依頼を進めてくれる。冒険者は誰でもなれるが続けたり高ランクになったりするのは難しいので見下されるわけではない。推薦者があると信用されやすくなる。


・三龍生

 七龍学園の最上級生の中で戦闘能力が一番高い生徒から三番目までの生徒のことを指す総称であり生徒たちの憧れ。戦闘形態の神霊様にあやかって龍の名が入っている。科に制限はなく、今までいたことはないが商学科でも強ければ三龍生に選ばれることができる。現在のメンバーは天翼族の楓、ドワーフのクリストフ、獣人族と天翼族のハーフのルノアの三人。


・文化祭

 生徒会が主導して七龍学園で行われるイベント。参加者は有志でグループを組んで参加する。一般の人々にも開放されており、毎年かなりの数の来客がある。SDSでは特殊なアイテムが買えたりした。ミスコンも開催され毎年注目を集めている。


・体育祭

 生徒会主導の七龍学園のイベント。個人競技と科対抗競技、任意のグループ対抗競技がある。魔法も含めてなんでもありの種目が多い。


・魔王

 存在が魔物の活性化につながるといわれる存在だがその実態は謎に包まれている。御伽噺では出てくるが実際に見たことがある者はいない。噂やリアルな伝承は多いのに確証を持てる証拠は何一つなく、魔王について調べたシルビアが幻影を探しているように感じたというほど。

 SDSでは魔族との戦争時に乱入してきて植物を操り火や光、水から毒まで適正を超えた攻撃をしてくる。近づくと動けなくなるため遠距離攻撃とデバフ解除を駆使して倒す必要がある強敵だった。倒すとその瞬間次の周へと切り替わる。また、稀に中盤に出現することがあるけどその時は力がやや弱め。

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