幼少期編 補足情報まとめ

今回は二話同時更新しています!

本編は一つ前の話なのでそちらを先にお読みください!


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幼少期編 主要人物


・桜庭龍馬/サクラ・トレイル

 本作の主人公。SDSをプレイしていたが、気が付くとサクラ・トレイルになっていた。

 瞬時的な頭の回転が早く、決断から行動までの判断も速い。

 元々はしっかり者だったけど母のローズに感化されて残念なキャラになった。いざという時はとてもカッコイイがやりすぎることが多々ある。

 桜色の髪に青色の目をしている。髪型は幼い頃にカトレアにもらったシュシュを使ってポニーテールかサイドテールにしているが気分で変えている。たまにツインテールにもする時がある。数少ない日本文化に触れるために服装は和服を好んで使っている。

 龍馬だったときの子供時代の名残で寂しがりやの一面がある。カトレアの尻尾をモフモフするのが好き。


・ローズ・トレイル

 サクラの母親。元はエルフの女王だったが世界を見るために冒険者になった。色々とやらかした冒険者時代のことは黒歴史だと思っている。普段は天然混じりのザ・マイペースだけど怒らせるととても怖い。

 サクラよりも濃い桃色の髪に茶色の目をしている。髪型はサイドテールが多いが、面倒な時は後ろに流すだけ。服装は和服洋服なんでもござれで、気分で毎日変わっている。サクラの母だけあってとても美人だけど胸は慎ましい。


・ウィード

 天翼族で、かなり強面のSランク冒険者でローズの旧友。怖がらないサクラのことも大事に思っている。サクラの刀の師匠もしている実力者。サクラの家にある日本文化は全てウィードが天翼族のいる天空島から持ってきたもの。

 黒髪黒目で髪は後ろで一纏めにしている。袴を好んで着ている。


・カトレア

 狐の獣人族でサクラの幼馴染で母親ポジション。サクラに命を救われたため、サクラのことを尊敬しているけど同時に残念な子だとも思っている。ツンデレキャラだけど割りとデレが多かったりする。可愛くてモフモフ。

 毛先だけ黒みがかった金色の髪に黄色の目をしている。髪の毛はボブとロングの中間くらいのストレート。最初は洋服を着ていたけどサクラに感化されて和服も着るようになった。和服を着るのはサクラとお揃いにしたい時。


・ディアード・グロウズ

 サクラの住む村周辺の領主で公爵家の当主。民の人気がとても高く、穏やかな人物だが貴族らしく敵には容赦しない。良い貴族の見本のような人。サクラに頭脳戦をしかけて意地悪を言ったりもするけどサクラを育てようとしているだけ。サクラと話す度に自分が腹黒になっていくのでは?と心配している。

 茶色の髪の毛に茶色の目をしている。髪型はやや短め。


・スティム・グロウズ

 公爵家令息。ディアードの一人息子でプライドが高い。父のことを尊敬している。最初は適正が無のサクラを見下していたが実力を認めてからは見下すことなく接するようになった。

 茶色の髪の毛に茶色の目をしている。髪型は短め。


・ライアス・アルパイン

 SDS一周目の主人公。サクラを除いた唯一の日本の記憶もちでもある。神霊と同じ耳を持つ獣人(猫耳)で、ある集落の族長の息子。レオンと契約している。

 金色の髪に青緑色の目をしている。髪は長め。


・レオンハルト・R・シャオローナ

 ライアスのパートナーの神霊。金色の毛に金色の目をした猫の姿をとる。人の形態ではライアスそっくりになり、戦闘形態である龍の姿では金色の鱗に覆われた神々しい姿になる。日を司り、攻撃回復補助何でもござれの頼れる神霊達の長男。


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幼少期編 主要ワード


・SDS (セブンズ・ドラゴンズ・シンストーリー)

 魔王を倒しにいく王道RPG。全部で七周分クリアする必要がある。一周ごとに主人公が変わり対となるパートナー(神霊)と共に戦う。それぞれに得意不得意があるが、イベントは完全にランダムで相性のいいキャラでイベントに参加できるとは限らない。七周目のみマゾゲーとなっており、ステータスも低くパートナーもいないといわれていたが…。


・神霊

 SDS主人公のパートナーで創造神の子供。アースフィア中の種族の祖。好きに姿を隠せるため、気に入った存在以外の前では姿を滅多に出さない。通常形態で猫の姿、戦闘形態で龍の姿、特殊な形態として人の姿をとる。神霊様は特別であるため、アースフィアの生態系に猫はいない。


・ステータス

 SDSのステータスは名前から運の良さまでを評価される。


名前:名前が表示される。

種族:種族が表示される。


生命力:生きる力。0になると死んでしまう。一般人だと1000~5000

魔力:魔法を扱うための力。0に近付くと気絶しやすくなる。一般人だと100~500

体力:持久力のこと。高い程長い間活動できる

物理攻撃力:筋力と攻撃技術を加味した値

魔法攻撃力:魔力の質と魔力操作技術を加味した値

物理防御力:打たれ強さ。高いと風邪や病気にかかりにくくなる。

魔法防御力:魔法ヘの抵抗力。高いと呪いや毒に強くなる。

器用さ:道具を作るときや扱うときのセンス。高いと道具の効果が上がる

素早さ:移動の速さ。瞬間速度にも影響する。

運の良さ:幸運のパラメータ。


 生命力と魔力以外はS、A、B、C、D、E、F、Gの8段階評価。

 戦闘経験のない一般的な人族の男性がすべてDとして評価され基準となっている。


・魔法の適正

 魔法の適正は鑑定スキルを使用するか鑑定の石板を使用することで確認できる。ほとんどの人は十歳の洗礼式で鑑定の石板を使うが、貴族や王族は生まれてすぐに鑑定スキルの持ち主に頼み調べることが多い。魔法の適正には以下の十七種類ある。


低位特性

 火:火を操ることができる。攻撃に関わる魔法が多い。

 水:水を操ることができる。治癒に関わる魔法が多い。

 風:風を操ることができる。速度に関わる魔法が多い。

 土:土を操ることができる。防御に関わる魔法が多い。

 木:木を操ることができる。補助に関わる魔法が多い。


高位特性

 炎:火の適正が進化し熱を操ることができるようになった。より攻撃に特化している。

 氷:水の適正が進化し冷気を操ることができるようになった。阻害や攻撃もできるようになる。

 雷:風の適正が進化し電気を操ることができるようになった。武器の切れ味を上げることができる。

 金:土の適正が進化し金属を操ることができるようになった。より防御に特化している。

 植物:木の適正が進化し、植物全般が味方になった。サポートに特化している。


下位特殊適正

 聖:回復に特化した適正。攻撃はできないが部位欠損すらも直すことができるという。

 影:隠密に特化した適正。影を操るだけでなく、影に潜むことができるという。


上位特殊適正

 光:すべてを照らす適正。回復に加え、攻撃や補助ができる万能の適正。味方に希望を振りまく。

 闇:すべてを飲み込む適正。隠密に加え、攻撃や阻害ができる万能の適正。敵に絶望を振りまく。


超級適正

 時:現在では知られていない適正のひとつ。この適正を持つものは他の適正を持つことができない。鑑定で確認することができず適正無と判断されるため不遇扱いされている。莫大な魔力を持つものが魔力の精密な操作を極めることで時間を操ることができると言われている。

 空:現在では知られていない適正のひとつ。この適正を持つものは他の適正を持つことができない。鑑定で確認することができず適正無と判断されるため不遇扱いされている。莫大な魔力を持つものが魔力の精密な操作を極めることで空間を操ることができると言われている。

 天:現在では知られていない適正のひとつ。この適正を持つものは他の適正を持つことができない。鑑定で確認することができず適正無と判断されるため不遇扱いされている。莫大な魔力を持つものが魔力の精密な操作を極めることで万物を操ることができると言われている。


・種族

 人族、エルフ族、ドワーフ族、獣人族、天翼族、魚人族、魔族の七種族が存在する。


人族:すべてのステータスが平均的な種族。目立った欠点がない代わりにやや器用貧乏。可能性を込められた種族であり、好きな能力を鍛えることができる。

エルフ族:魔法に特化した種族。代わりに物理系統の能力値が低め。普段はのんびりした者が多く、美男美女が多い。森に国を作っており、森での戦闘が得意。

ドワーフ族:器用さが高い種族。素早さは低めだがそれ以外のステータスは基本的に高め。大食漢が多くよく飲みよく食べる。小柄で筋肉が多い。洞窟や地下に住んでおり、鍛冶が得意。

獣人族:素早さと物理攻撃力が高い種族。犬人族や狐人族など種類が多い。ベースとなる生き物の特性を持つためステータスもみんな異なる。例外を除き魔法が苦手だが、それぞれの長所に自信を持っているため気にしていない。獣王国に住んでおり、斥候が得意。

天翼族:素早さと器用さが高い種族。物理系統も魔法系統も能力値は高くないが、技術が高い巧みな存在が多い。日本文化が浸透している。根は優しいが逆鱗に触れると手を付けられなくなるという。空島に住んでおり、戦闘が得意。

魚人族:補助に特化した種族。戦闘は苦手だが体力と防御系統の能力値が高め。歌や泳ぎなど、戦闘とは関係ないところではかなりの負けず嫌い。海底王国に住んでおり、支援が得意。

魔族:戦闘に特化した種族。運と器用さ以外のステータスが軒並み高いが、種族ごとに特異な弱点が存在する。もっとも多彩な種族だが戦闘狂が多く、他種族とよく戦争をしている。魔王国に住んでおり、戦闘が得意。七つの種族の中で唯一神霊ではなく魔王を信仰している。

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