応援コメント

22話 女子とのおでかけには波乱が多すぎる(4)」への応援コメント


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    鳥羽くんと河原さんの交流が描かれた良いシーンですね。お互いの優しさが滲み出ており、それでいて未だ微妙な距離感が巧く表現されていると思います。こういう『青春の雰囲気』を生み出す作者さんの力量は、かなり高いと感じました。

    ですが個人的に、河原さんのキャラがますます分からなくなってきました。読むの二週目なんですけどね。
    オタクだけが入れるシェアハウスなのに、「アニメとかあんまり見たことない」人が入居できるのでしょうか?今後の展開で何か伏線や重大な秘密が隠されているのかもしれませんが、どういうキャラとして捉えれば良いのか、よく分からないです。
    『その着せ替え人形は恋をする』という作品のヒロイン喜多川海夢ちゃんは、見た目も言動もゴリゴリの陽キャギャルですが、萌え漫画や女児向けアニメや男性向け18禁ゲームにすら没頭するほどの重度なオタクです。
    河原さんもそういう系統のキャラなのかなと想像していたのですが、北浜さんほどラノベ愛を語るわけでもなく、アニメはあまり見ず、漫画を読んでいる描写もないので、「主人公の鳥羽くんよりもオタクじゃないのかな?」と感じます。

    そして『スクールカースト上位の陽キャ』という設定ですが、見た目に関してはお洒落な描写が多くて華やかではありつつ、『陽キャ』と聞いてイメージするようなハイテンションなギャルっぽい言動が少なくて、むしろダウナー系の大人しい子という印象すらあります。心の中に一本筋の通った、芯の強さは感じますけどね。
    クラスの中心人物であったり多くの交友関係を築いているという感じでもないため、ますます『ちょっとモテる普通の女子』との違いが見えにくかったです。

    『属性』をあまり強く出しすぎると、それこそラノベ感や安っぽさが出てしまって作風とはズレると思いますが、しかしそれでも『陽キャだけど実はオタク』というキャラであるならば、その属性や設定はハッキリ描写するべきだったと思います。
    もし「いや、河原はそういうキャラじゃないんだよ」ということであれば、では『この人物はどういうキャラなのか』を、読者へ明確に伝えるくらいの描写が今以上に必要だと思います。

    作者からの返信

    「オタク」「陽キャ」に限らずですが、読者一般がステレオタイプとして持っているイメージと、自身がこの作品で表現しているイメージにギャップが有り得ることへの自覚が足りていなかったと気づくことができました。

    キャラクターを描写する際に、お決まりの表現を使うのであればなおさら、テンプレートへの味付けは正確かつ丁寧に行うことを今後念頭において執筆していこうと思います

    貴重なご意見ご感想をありがとうございます。

  • 鳥羽氏、己の無力さを感じつつも河原とちょっといい雰囲気になっているのが、青春って感じでたまらないです😁
    これは先輩ルートから河原ルートに移行か?w

    作者からの返信

    せんとさん、コメントありがとうございます!
    序盤はサポート役としての出番が多かった河原ですが、今後益々、露出が増えていくと思います。
    この作品は「読むたびに推しが変わる」を目標に綴っていますので、彼がどのルートに進むのかドキドキ(?)しながら応援していただければ幸いです!