~たから聖が出来上がるまで~
たから聖
第1話 『不味い!』
わたくし…たから聖は……病気のせいには、したくないのですが(笑)😆簡単なアレンジレシピは、幾らでも作れますが…店の味を再現しようと大失敗した事があります😱 塩焼きそばのカップ麺の味を再現出来るので、無駄に自信はありました。 一度、食べ放題のレストランに行った時に… 『うわ!美味しい!おかわりしちゃお!』という大変気に入った料理が、ありました。 それはそれは、甘酸っぱくて、カボチャ🎃のヨーグルト和えのサラダでした。それから、長年の時を経て……長男と次男に作って感動してもらおう!と思い、想い出補正された、カボチャ🎃のサラダ作りにチャレンジしました。q(*・ω・*)pファイト! 『まずはカボチャ🎃を茹でて…レーズンが確か絡めてあったよな?それからヨーグルトで和えて……』試食してみると…『まずっ!』 家では、【食べ物を粗末にしちゃいけない!】 と長男が世帯主かのごとく仕切っていたので…… そのカボチャ🎃サラダを途方もない量を作ってしまいまして…… 『どうすれば、この不味さを消せれるんだろ。』 と試行錯誤してましたら、余計にまずっ! Σ( ̄ロ ̄lll)がび~ん! 長男に報告すると…… 何故か…そのカボチャ🎃のサラダを、牛乳を入れてスープの様で…スープじゃない、何とも言えない料理が出来上がり……さながら魔女のスープみたいな怪しい匂いが、家中に立ち込めてました。 食材を捨てない。というポリシーなので… 長男と次男とわたくしで鍋からじかにスプーンですくい…… 3人で『うわっ!まっず!』 『母さん何やったらこんな不味くなるの!Σ( ̄ロ ̄lll)』 『ほんとにまっず!』 鍋に後少しになった魔女スープが3人の連携プレーで無くなっていき… 『お母さんね、昔食べたカボチャ🎃サラダの再現したくて…オリジナルにやろうと思ったんだ。』 すかさず長男が、 『創作料理ってのは難しいんだよなぁ。ダメだよ母さん、仕上げに甘いヨーグルト使っちゃあ!』 息子達に、しばらく わたくしの料理を食べてもらえなくなったのは……… 言うまでもない。
~たから聖が出来上がるまで~ たから聖 @342224
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます