これは妹の特権
私がブラコンになった理由、それは、私が
そして、ブラコンであれば、何かと許されることが多いとわかってしまった。
とはいっても、これは、
それでも、私は愛情表現を止めるつもりはない。
なぜなら、私には時間がないから。
生きている間に、私が生きた証を残すために。
あの日を境に、
私たちの関係を知った両親は嬉しそうで、安心したみたいだった。
変わったこともあるが、変わらないこともある。母と義理父は海外を飛び回って忙しそうだったし、
私はというと、あれからも変わらずほとんど家で過ごしている。(自宅警備隊隊長である!なんちゃって。)
まぁ、少し変わったと言えば、現役JKでありながら専業主婦みたいなことをするようになったことくらい。
お陰で家事は一通りできるようになった。
ただ家事をしているのに飽きた時は、気分転換にメイドになりきって
私が、
初めは、少しは意識してくれてもいいのにと思ったことはある、だが、今はこのままでいいと思っている。むしろ、この状況こそドキドキできて、ワクワクしかない。
控えめに言って、最高ですよ。
私が
このことは、
私だって、できる事なら先の事を考えないで一緒に過ごしていたい。でも、それができないとわかっているなら、例え嫌われても自分ができることはやっておきたい。
もちろん、嫌われるのは嫌だけど、もう我慢しないでわがままに生きると決めたから、それで嫌われるなら後悔ない。
だから、私は今日も
「お兄ちゃん、大好きだよー!愛してるー///」
叶わない恋だけど、ブラコンとしてなら問題ないよね?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます