ああ～～、泣けるよ。
そうか、知ってほしいのは、茶道の事だけではなかったんだろうね。

あの叔母さんが言ってたように、母や父たちの真実の一端でもわかって欲しかったんだろう。
だから、姉はずっと、黙っていたのかもね。
いや、言っても、このお茶会のような事がなければ、わからなかったのかもしれない。

深いのは、茶道だけではなかったって事だよ。

私は、中華麺が既に亡くなったことに気がついた。
そして、満足のゲップを吐き出そうとした時、茶道の奥深さを想い出した。
いかん、これは作法的にダメなヤツだよ！
でも、オナラよりはマシかも？
ここで、私は、オナラ対ゲップという戦いを脳内で繰り広げることとなった。

なんてことだ！
茶道の真髄に迫るのは、なんて難しいのだろう！

私は、その道のりの遠さに愕然としたのだった。
ついでに、ゲップが出た。

しかし、この時、もしかして、私は、悟ったのかもしれない！
茶道とか、いろいろと作法はあるのだが、その真髄っていうのは、案外、ゲップなのかもしれないと。
そうだ、その飾らない心にあるのではないかと、思った次第でした！