「うんっ‥だはぁ〜終わったぁ〜」受験が終わり、彼とのデート中に

一気に力んでいた体がフニャンとなってしまった。

「可愛いね。好きだよ」彼はそんな甘い言葉をいつも掛けてくる。

そして私は聞こえないフリをして、もう1回言ってもらう。

彼は甘い言葉を言う時も恥ずかしがったりしないでクールでいる。

何だろう。少し悔しい。照れて欲しい。そう思ってしまった。

彼は嫉妬もしない。浮気もしない。恋人として最高なんだけど

私は刺激が足らずにいた。嫉妬はして欲しい。

どうすれば嫉妬して貰えるんだろう。ずっと前から考えていた。

「嫉妬して欲しいとか考えてる？」と読まれてしまった。

彼は傷官。鋭い洞察力を持っている。嘘や思考はバレてしまうのだ。

「どうやったら嫉妬してくれるの？」

「他の男と遊んだりキスしたりそれ以上の事したら嫉妬する」

「というか別れるかな」と言った。そっか。嫉妬はするんだ。

でも、浮気はしたくないな。

嫉妬させるのは諦めた。このまま幸せに

生活できたら良いなそう思っていた。

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