ある日突然聞かされた、自身の出生の秘密……どこかで聞いたことのあるそれに抵抗したが、結局、転生者の「俺」は、チートな能力とアイテムと共に鬼退治に。 昔話の「桃太郎」に転生という視点を加えて描き出した物語。皮肉屋っぽい桃太郎が、だんだんと変化していく様子にわくわくさせられます。 昨今のラノベの流行についていけない私には、結構刺さるお話でした。なんだかんだで、王道がいいよねって気持ちになります。