第4話 記念祭②
「「はぁはぁはぁ」」
「愛音大丈夫??」
「優華こそ大丈夫?」
た…助けてぇぇぇ!!
「水魔法ウォーター・ショット」
ドォン!!
「優華ちゃんありがとう。」
「お礼は良いからおばさん早く逃げて!!」
「優華!!後ろ!!!」
「初期型火魔法…火弾!!」
ドン!!!
「あ…ありがとう。って!!まだ初期型しか使えないの!?」
「そ…そんな事無いよ??」
「(¬д¬。) ジーーーッ」
「ホントだって!!」
「まぁ、いいわ。私が居るし!!」
「取り敢えずこの先にみんな避難してるからそこを護るよ」
……………………………………………………
「はぁはぁ。なぁ、まだ思い出せないのかい?」
「思い出すも何も貴様の事など何も知らん」
「困ったのぉ。ワシは貴方様とは戦いたくないのだが…」
「貴様が私の何を知ってるか知らんがここで散れ」
「仕方ない。力尽くで止めるか!!」
─闇植物魔法・悪覇王華─
大地が裂け黒い植物の根が村長に絡み着こうとする。
「あまり年寄りを虐めるもんじゃないぞ!」
村長は空に飛び根を躱しながら手のひらを合わせる。
─炎光魔法・聖炎王弾─
空に無数の魔法陣が現れ黒い植物の根を燃やす
「なかなかやるやるわね。でも、いくら根を燃やしても意味が無いわよ?」
そう言うと黒い植物が村長を襲う。
「はぁはぁ。年は取りたくないのぉ…。ぐっ…」
村長は黒い根に捕まりそのまま地面に叩きつけられた。
ドーン!!
「なかなかだったがここでお終いさ」
「幹部様!!例の子供を見つけました!!」
「なら、早く捕らえなさい。今私も向かう。」
「はぁはぁ…ぐはぁ…」
「トドメを刺そうと思ったがこの村の最後をそこで見て絶望に打ちひしがれながら終わりを迎えなさい」
「ま…待ってくれ……くっ…そ…あ
…いと…ゆう…か…」
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