人の心を動かす(その1)

今年もあと3ヶ月ちょっとになりました。

いままでの日記を読み直し、

気がついたことを書いてみます。


今まで、わたしは、日常のあれこれを

淡々と書いてきたわけですが、

別に売り物にするつもりはなかったので

感動したことも、淡々と書いてきました。


しかし、広告収入が入ったことで、

少し考え方を改めました。

たとえば、日常でも、どうしても伝えたいってこと、

人にはあるだろうと思うのです。

わたしだったら、家族のことが中心になろうかと思われます。


で、過去の日記を読み直してみて、

「これは人に読んでもらう価値のある情報だ」

と言えるモノが、ほとんどないことに気づきました。

淡々と書いたのが悪い方に出ていたらしい。

もうちょい、演出が必要。


かといって、57歳にもなって、

占い師とか手品師みたいな口調で

日常を語るのも、どうかなーと……。

ごく平凡な日常が、当たり前じゃないってことを

ただ書くだけなら、ふつーですが

イカガワシイ、山師みたいな口調

(DS9のクワークみたいな口調)で

日常を語るってタイプでもない。


「あんたは愛嬌とフレンドリーさがウリなんだから」

って夫は言うんですが

そういうのは、相手があってこそ成り立つことです。

エッセイは、ひとりで書くのが基本ですからね。


でも、日常生活をもうちょっと、

面白く書けないだろうか……

と思い始めています。

ラジオを聴いていたら、

アーティストの女性がエッセイ集を出す、ということで

コメントを言っていました。


「いままでは、日常に追われて

そのことばかり頭にあったけど

エッセイにするためには

客観性も必要だとわかりました」


だそうです。

考えてみると、わたしのエッセイも

日常のあれこれをつらつら書くだけで

客観性に欠けてたな……。


しかし、客観性って、どうやってゲットすればいいのだろう?

モノの本によると、

「どんなウソもごまかしも見抜くあの人が読む、

と思って書け」

なんて書いてあったんですが……


うーん。

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