義母と実母の違い(パート2)

過去の日記を再読して、ネタをゲットしました。

わたしの実母と義母の違いについて、

紙日記に書いてあるのをアレンジします。



実母は名作などをよく引用していました。

ことわざを教えてくれたのも、実母です。

おかげで話が効率的に運ぶことが多いです。

わたしが高校生のときに、「生き字引」って言われたのも、

ひとつには実母のおかげ。


義母は昔話をよくする。(白市(しらいち)と広島市内での差など)

たとえば、昭和30年代の白市では、

馬車が行き来していたらしい。道路には馬糞が散らばっていた。

しかし、5年後の広島では、舗装されていない道路を

車がビュンビュン通り抜けていく。


たとえば、昭和60年代のお菓子、シュークリーム。

いまのように大きくなくて、ひとまわり小さかった。

値段はだいたい、70円ぐらいかな。

クリームもあまり美味しくなかった記憶がある。


まだ、日本が豊かではない時代にあったおやつとして重宝されていた「はったい粉」。

砂糖を入れ、お湯で練って食べた懐かしいおやつです。関東地方では「麦こがし」と呼ばれていました。

わたしも食べたことがあるけど、うーん、微妙なかんじ……


ニワトリを飼っていた白市時代の義母。

弟が、卵を取りに行って、ニワトリにつつかれ、

追い回されてさあたいへん!

弟がまだ小さかったので、甘く見られたらしい。

義母が卵を取りに行ったら、おとなしかったという。


広島の紙屋町ふきんでは、昭和30年代、

警官が交通整理をしていた。

十字路に立って、手まねきして、

車をあちこちに配っていたらしい。

警官さんも、お疲れさま。


実母は、昔話をいっさいしませんでした。

なのでわたしには母は謎の人でした。

そのかわり母は、昔の歌をよく歌って聞かせてくれました。


「赤い靴」とか、「青葉の笛」、「ふるさとの」

「かなりや」、「ウサギとカメ」……


童謡はもちろんですが、歌謡曲もいっぱい。

おかげでシニア合唱サークルでも

りっぱにやっていけるのです。



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