夫の心臓手術、結末

夫の入院日(2022/03/31)に、付き添いのわたしと夫が、

ドクターの説明を聞きました。

それによると、動いている心臓のバイパスを手術するのに

カテーテルを使うのですが、その手術をするにあたり、


心臓は電気で動いているので、異常なバイパスからの

電気があると、頻拍になるのです。

だから、異常なバイパスを灼くんですね。


異常なバイパスが正常なバイパスに近かったら

かなりきわどいことをせねばならんらしい。


そんなに危険な手術でもないし、可能性としては低いけれど、

念頭に置いてねと言われてまたも頭が真っ白になった。

ああ、わたしが代わってあげたい。


ともあれ、2022/04/01、手術が行われました。

いっしょについてきた義母とふたりでデイケアルームで

待ち合せ。

「手術室の前で待ってるワケじゃ、ないのねえ」

義母が言うので、わたしもうなずきます。


デイケアルームには、居心地の悪い椅子が10個ぐらいならんだ

細長いテーブルが一つと、四人がけのテーブルが3個あります。

だいたい、20畳ぐらいかしら。

電子レンジ、オーブンレンジ、自販機、TVが置かれていました。

老人がひとり、すわってボーッとTVのニュースを見ていました。

ここで病院食も食べられます。


3時間半後に看護師がやってきて、面会OKです、

手術は成功しましたとのこと。

2時間絶対安静にしなければならないそうです。

術後の説明をするドクターのそばへ

ストレッチャーに載せられた夫が現れ、

元気そうにしていました。


ドクターの説明では、バイパスはきわどかったが成功だ。

3ヶ月後にまた来なさいって。


義母が夫に、「近くのコンビニで、あんたの好きな

あたりめを買ってきたよ」

うるわしきかな親の愛。


その日はそれで帰りまして、翌日退院。

荷物がたくさんだったので、

入退院時はタクシーを使いました。

退院後は3日間、風呂禁止です(シャワーは可)。


夏でなくて良かった。

ともかく、3ヶ月後に再通院です。

またお話ししましょう。

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