夫、心臓の手術までの道のり(その1)

2022/03/20の夕方ごろから、夫が苦しみ出しました。

胸のあたりがドキドキするので、血圧計で測ったら

脈拍が150ぐらいもある。(血圧は上が96、下が78)。

すぐ治るだろうとノンキに構えていたら、どんどん苦しくなる。


しょうがないので救急相談センターに問い合わせたら、

「救急車を呼べ」とのこと。

21日6時頃、うちのマンションに救急車がやってきた。


夫が先にそれに乗り、わたしがその隣に乗ろうとしたら隊員さんに、

「どういう関係ですか」

「妻です」

その間に夫は、コロナになった事情をほかの隊員さんにしています。

隊員さんは、ホテル療養になった話を、詳しく聞きたがっていました。

隊員さんは、全部で3人程度。


夫は昔、心臓の検査を市民病院でしたことがありました。

近所のH病院に断られたので、市民病院へと向かいます。

そうしているうちに、心拍数がマトモになってしまい、

症状が出ないため一旦 帰宅。


その日の午後、また脈拍が異常、夫はめちゃくちゃ苦しい。でも我慢して

再び、市民病院へ車でおじゃまします。それが22日朝7時半。

ところが、うちは予約患者でいっぱいだから、

あなたの近所のH病院(循環器科つき)に行ってくれと。

紹介状がないと、すぐには診てもらえないのが

大病院というヤツなのだ。


H病院へ夫婦で行きました。

けっこう混んでいました。ソファに座っていたら

まえの席の奥さんが、金髪に長いつけまつげ、

ファウンデーションばっちり決めてた。

病院は、ファッションを自慢するとこじゃないぞ。


2時間程度待っていたら、

「頻拍じゃけー、市民病院に救急車で行ってもらいます」

ということで、またしても市民病院へ行くことに。

午前中、たらい回しされたってわけ。

通院できるようになったのはいいけどさー。


入院するんだろうか。心臓が悪いのは知ってたけど、

頻拍ってどういう意味だろう。

不安でこっちの心臓まで苦しくなってきた。


不安を抱えつつ、来月発表予定の『日々の事柄』アイデア練り。

どうせ待ってる間はなにもできないし、気分転換にもなる。


(明日に続く)



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