ロシアの侵攻問題を考える

ロシアのウクライナ侵攻について、

いろいろ書いてみます。(2022/03/03時点)


他国を侵略し、核兵器でブラフをかけることに

卑劣さを感じた広島人の多くは、

ロシアに敵意を燃やしているらしい……という

情報があるんです。


うちの内科の先生は、

「ウクライナに兵士を動かすのはいいけど

無事だったらいいよな。コロナが終息したってことだから」

なんて皮肉たっぷり。


整形外科の先生は、

「今のままで済むとは思えない。

そのうち、核戦争になるんじゃないか」

と心配します。


ウクライナは西欧にもっとも近い土地なようで、

ロシアの侵攻にピリピリする西欧の気持ちは、

よくわかるし、わたしも卑劣だと思って

怒ってます。


ロシアってむかしっから

領土拡大の気風が強い国。

アフガニスタンなんか、

しょっちゅういじめられてますね。


ああいうの見ると、ロシアは悪党の国か、と

思ったりもしますが、

ちょっとわたし、視点を変えて、

ナナメから見てみることにしました。


ロシアは、ほんとうに悪党の国なのか、という視点です。

だれも自分を悪党だと思って、悪さをする人はいないわけで

(そういう人もいるかもしれんが、国単位では多分ないと思う)、

ロシアにはロシアの言い分があるかもしれない。


泥棒にも三分の理っていうからね。


たとえば、ウクライナは昔、ソビエト連邦の食料庫だった。

東欧のなかでは、重要な位置にあったわけだ。

その食料庫が、ある日突然、

敵に寝返ったとなったら

慌てふためいて理性が吹っ飛ぶ、というのは

わかるような気がする。


他所の国に侵攻するのがいいとは言わない。

強引な手段を使うのは、よくないと思う。

でも、

ロシアが孤立を覚悟で侵攻しつづけているのは

飢えを心配しているからって思えば、

今回のこと、根が深い気がする。


ロシアって国を、もっと知りたくなりましたね。

悪いことばかり報道してるけど

コロナ対策で後手に回ってる

日本政府への批判回避、という面も

あるかもしれないんだから。

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