TBSドラマ『日本沈没』雑感 その1

2022/03/02からネトフリで、TBSドラマ

『日本沈没』シリーズを見ています。

ストーリーは、資源のない日本が

環境にやさしい資源を海底から掘ったら、

それが海底プレートを破壊して

関東沈没の危機に立たされる、ということに。


#01は説明が多く、ハードSFにありがちな

舞台設定ばかり先走っていて、

かなりげんなりしましたが、

途中から、主人公の天海さんの魅力にひかれて

見るようになりました。

天才博士の田所さんは、文字通り天災でした(笑)


まだシリーズは完見してませんが

田所さん役が、『半沢直樹』の嫌味な上司役をやっていた

香川照之さんでしてね。

髪型と服装が違う、しゃべり方、目つきまで違ってる。

役者ってすげーと感心しました。


主役の天海啓示をやっている

小栗旬もノリノリでしたし、

このドラマ、とっても見応えがあって

SF好きのわたしには、もろ、ツボでした!


原作は、言うまでもなく小松左京の

『日本沈没』。

小松さんの、政界への調査力とか

力関係の描写とか、SF以外の部分も

しっかりドラマに反映されていまして

この話はほんとうに良質です。

気に入りました。


ところで、『日本沈没』がベストセラーになったことで

地球物理学が注目を集め

地震予知のための予算が組まれるようになった、

という点で、

この小説は日本において、

フランスの小説『レ・ミゼラブル』に匹敵する影響力を

及ぼしたと言えます。


日本が沈没したらどうなるかというマジな議論まで

政界であったらしいって話も聞いてますから、

小松左京の筆力は、たいしたものです!


しかしまあ、いまはSFの時代じゃないからな。

わたしのツボにはハマってますし

こういうハードなSF、今後も出て欲しいけど。


たとえば、宇宙ステーションでの暮らしはどうなるのか、とか

地球環境を正常化するために、人はどう行動するべきかとか。


大きな話ってわりと好きなのね。

自分が関われないから特に(笑)

わたしのエッセイ日記は等身大なのが身上です。


要するに、つまんない日常ばかり書いてる。

お目汚し、すみません><





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