厄日

2022/02/26は夫の厄日でした。

新しく買い替えた洗濯機をいじっていた夫。

蛇口を閉めずに洗濯機を動かしたらしく、

部屋中が水浸しに……!


ホウキで水をすくいあげては、

外の廊下へ出して、ひとあんしん。

さあ、おやつでもしましょうか。


平和なひとときをぶち壊す、鋭い呼び鈴の音。

下の階の人が現れて、

「どうなさったんですか?

うちの天井から水が漏れてますよ?」


どうやらうちの水が、下の階に落ちたらしい。

上と下の階の間に隙間があるのだろう、

広い範囲にわたって、水が漏れていると言います。


「洗面所から、電球にかけて

ぽたぽた、水が落ちてくるんです!

どうにかなりませんか」


夫はすぐに謝罪しました。

「申し訳ありません。賠償については、

また、お報せします」


ということで、調査が入りました。

工務店の人が部屋に入って、

「ありゃ~。この床、水を吸ってますね。

このあたり、写真に撮っていいですか?」


洗濯機の周辺と

水漏れ付近をばっちり激写。


「下の階にも、調査に参りました。あとで詳細をお報せします」

とのことでした。



実は下の階の人、以前、わたしの車を彼の車にぶつけた人なんですよ。

まあ~運って、わからないですねえ。

管理人もいなかったので

わたしが管理会社に電話して

なんとか、調査はしてもらえたようでした。


賠償……どうなるのかな。

それでなくとも出費が大変なのに。

夫は、車の保険から家の修理代が出ると言います。

そういう保険に入っている、とのこと。

車の保険が家も補填するとは思ってなかった。

同時に、工務店の人は、

「マンション保険から、お金が出るかも知れません」

ということ。

保険会社から、今日中に電話がかかってきます。


水が漏れるだけでよかったよ。

情報が漏れたら、たいへんだった。

個人情報も水と同じで、

管理が大切なのですよ。


みなさんも、洗濯機には充分気をつけてね。

ちなみに今、この洗濯機はAIかつ

IoTということで

義母が使っているのは一部の機能でした。

いま、家族総出で悪戦苦闘中です。


また、お話しします。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る