日本人の聖書は、絵本だ!
ネ友の日記より。
「おれが、友だちといっしょに温泉に行ったとき、
『日本人の聖書は、ぜったい
絵本【くまのプーさん】
だよな!』 と力説したら、友だちが
温泉の湯をぶっかけてきやがった!」
さらに言います。
「だれがなんと言おうと
日本の大人の10人に8人は、
【くまのプーさん】を読んだことがあるし
いまだに何度も繰り返して
読んでいるに決まってる。
日本人の聖書とは
【くまのプーさん】だ!」
わたしはいまだに、【くまのプーさん】を
読んだことがないし
アニメで見たこともないのです。
アニメ版は、原作を大幅に変えているという話もあるから
原作の絵本も読んでみたい。
しかし、聖書と言うほどのものなのかなぁ。
聖書には、紀元前13世紀からの歴史があると聞いたことがある。
口伝も含めれば、5,000年の歴史があるとも。
(その証拠がギルガメシュ叙事詩だけどね)。
【くまのプーさん】なんて、せいぜい1世紀ぐらいでしょう。
いっしょにして欲しくないなあ。
日本には、ちゃんと歎異抄とか
平家物語とかいった
歴史あるお話もあるんだし。
作家志望の人の中には、外国人のすることなすことに
あこがれるあまり、
「日本人は覚醒しなければならない!」
とマジに言う人がいますが
なんに覚醒するのかわからん。
そもそも覚醒の必要があるのかもわからん。
その人、アニメの見過ぎなのではと
思ったりもする(ガン○ムとか……)
どうも最近の風潮が、古来の日本の古典をバカにしているようで
ちょっと気になります。
べつに崇めたてまつれとは言わんが
もう少し、古えの日本をシッカリ把握しろよな(頭に来てる)
たしかに日本人は、数が減ってきてるし
このままだと、異文化のほうに吸収される危険もある。
同質化するより
お互いに理解しなければと
外国の人は言うけれど
お互いのことがわからないからこそ
間(ま)を取って接するという文化が
日本にはあったはずなんだけどな。
ネ友にはそれが見えないのかも知れない。
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